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OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

アナナ 甘さが自慢の果物

2007年07月22日 | 硫黄島・小笠原村
「甘さ(糖度)が最も高いくだものの一つである。」と聞きました。

昨年の9月に入間基地から自衛隊の輸送機で運んでいただき日帰りで硫黄島に行った時に、厚生館(「戦前の南であった場所」だそうです。ここに売店もあります。)で、主催の東京都が用意して下さったお弁当をいただきました。6月の船での参加の2日目も同じ部屋で、お弁当を出していただきました。(ゴミの分別を、かなり細かくします。島にゴミを置いていけないためです。)

昨年のお弁当の時に、(父島からご参加の方が持ってきて下さったのだとおもいます。)皆に、取り分けて、差し入れて下さったのが、写真のアナナです。
「この硫黄島にもあった、島に住んでいた人には懐かしいくだもの」と説明してくれながら、配っていただきました。ご馳走になりました。ありがとうございました。

「アナナ」はフランス語の「パイナップル」に由来するネーミングだそうです。

黒い種が写真でもご覧いただけると思いますが、柿の種を黒く細長くしたような大きさ色です。その種のまわりの、果汁たっぷりの白いワタのような部分をいただきます。「口にほおりこんで、黒い種を吐き出す。」という食べ方になります。

味は、他の、パパイア、マンゴー、バッション・フルーツ(食べる部位が種のまわりの果汁部分という点では共通)などと違って、酸味も独特な強めの香りも、ほとんど無いのです。

これまで食べた物の中で、一番、近い味のものを挙げろと言われれば、「あけび」。あの砂糖の甘みに近い甘さの味でした。癖がない甘いくだものでした。

祖母や、母は覚えていなくて、「この写真は亀か?」と、トンチンカンなことを
言っていました。

私の家にも、9月の集まりをご案内いただく、往復葉書が届きました。ご送付いただき、ありがとうございます。

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