オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

今度は南の端・・・八島、その1

2013-10-02 21:43:00 | 山口県の離島

このあいだ、山口県の東の端、『情島』に行ってきたので、今回は山口県の南の端、上関町の『八島』に行ってみることにしました。

上関町の室津港を、10時に出る定期船に乗ります。
これまた、漁船のような小さな船ですな。

上関大橋の下をくぐって外洋に出ると、ここから『八島』まで、約30分の船旅。

結構揺れるな・・・と思ったら、並行して走っていた漁船の、航跡で出来た波にあおられていたみたい。
漁船の向こうに見えるのは、『平群島』のようです。

島の西側にある、八島港に到着しました。
さすがに水が綺麗だな。

ここで、『八島』についてご紹介。

上関港から南に12kmの沖、瀬戸内海に浮かぶ、山口県最南端の離島。
人口は37人(平成25年4月現在)。

人が住む集落や港がある南側の島と、それよりやや小さめの北側の島、屏風状に岩が並ぶ『与崎』の3つのパーツからなり、それぞれが砂州でつながって、南北に長く伸びる形状になっています。
つながった一つの島だけれども、角度によって、いくつもの島が重なっているように見えることから、『八島』という名前がついたのだとか。

最南端を目指してきたわけですが、島の南側は高い崖になっていて、陸から近付くのは無理。

地図上では、集落の裏手にある高い山の、山頂近くを通る林道があって、島の南側まで行けるようなのですが・・・。
調べてみると、長い事使われておらず、道とはわからないぐらい荒れているらしい。
そんなところに入り込んで、山の中で迷ったりした日にゃ、確実に遭難です。

なので、そっちの道はパス。

集落の中を抜け、海岸沿いに、行けるところまで南に進み、最南端ということにしましょう。

船着き場のすぐ近くには、小さな神社。

島で唯一の商店?

右側の新しいのは、診療所と公民館を兼ねた建物。
左側の小さい建物には、郵便局があります。

診療所のお医者さんや、郵便局の職員さんは、本土から船で通って来るらしい。
と、いうか、ワタシが乗ってきたのと同じ船に、乗ってらっしゃいましたね。(^^;

近くにあった半鐘。
もの凄く年期が入ったモノでしたが、柱はえらく新しかった。

小学校跡です。

それとわかる遺物は、創立100周年の記念碑だけ。

敷地内にある、真新しい物体は、放射能を測定する「モニタリングポスト」でした。
ここは、愛媛県の伊方原発の、半径30km圏内に入っているのです。
国の指示で、県が今年になって設置したらしい。

小学校跡の先には大きな墓地があり、その中を抜けて海岸沿いへ。
細い道が南のほうへ続いていますが・・・

歩いて行けるのも、ここが限界。
山側から雑草が浸食してきていて、これ以上は進めません。

よって、この場所を、(歩いて行ける)山口県の南端とさせていただきます。

さて、せっかくやって来たのですから、これで帰っては勿体ない。
今度は島の北側を目指します。

・・・・長くなるので、続きは次回に。  m(_ _"m)ペコリ