子どもの頃から
おふろだいすき。
湯船に浸かっておもちゃであそんだり
長いこと空想に耽ったりしているコドモだった。
とてもすきだったフシギな遊びがあるんだなあ。
それは・・・
手を変身させる魔法。
しらうおのような細い指のおねえさんになってみたり
ぽっちゃり短い指の赤ちゃんになってみたり。
これが不思議で不思議で!
大きくなってから、水の屈折の錯覚なんだと知ってしまったけれど
小さい頃は本当の魔法だと思っていたんだよねえ。
水面ぎりぎりに両手を沈めて垂直に立てれば短く、
平行に横にすれば、細長く変化する。
きっと誰かがちいさいわたしに教えてくれたのね。
幼い頃、一緒に暮らしていた だいすきだった伯母かもしれないな。
チャコのおばちゃんは、こどものココロを持つとっても愉快なひと。
小さい頃、伯母の家のひのきの湯船に一緒に入るのが一番すきだったんだ。。。
自分の子どもたちが幼い頃にも
この魔法を教えてあげたのはついこの前のようだけれど・・・。
子も成長し、いつの間にか
またひとりのお風呂の時間。
ふと気づくと、我知らず
いろんな角度に手を沈めて、ひとりで魔法で遊んでいます。
どこまで細くできるかいろんな角度で実験してみたら
ガイコツくらいにもなっちゃう!オモロ~。
湯船の魔法。
知らなかった方は、今夜お試しください (^ ^)/