時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

東京芸術劇場

2011-02-20 | 展覧会・アート のこと

  

「全日本学生美術展」へ。

絵の教室に通っている次男の作品は残念ながら展示には至らなかったのだけれど、
子どもの描く絵を観るのはすきなので、小3の娘を連れていってきた。

小学生の絵はのびのびと楽しい色使いで、こちらまで気持ちが伸びやかになる。

中学生の油絵は、これまたぐんと上手!
高校生の作品ともなると、もはやゲイジュツに年齢は関係ない、という感じね。

一区切りづつ、娘とお気に入りを選びながら鑑賞する。
ふたりで審査員になった気分で、わたしならコレ!アタシはこれ!と小声でしゃべりながら進む。

すばらしい絵がたくさん~~。なかでもわたしが一番気に入ったのは、
女子高校生の描いた、細かな石畳の路地と空き地に低い陽の差す油絵。

油絵が描きたくなっちゃったなあ。
習ったこともないくせにね!

ミュージカルを見た後に、自分も身軽に踊れるような錯覚がするのと同じね。

     

東京芸術劇場を出て、前から行ってみたかった本のお店「ポポタム」へ。

案の定、道に迷った末に辿り着いた~。
ちいさなすてきなお店。

ちょうど、素敵な紙のコラージュの個展の最終日。ちょっとのぞかせていただく。


じっくりと本を選ぶ娘。買うことに決めたのは、谷川俊太郎の「これは のみの ぴこ」。
以前、図書館でも読んだ絵本。わたしもすきな絵本だ。

図書館で借りて読むだけでいい本と、自分のものにして何度も開きたい本の
自分なりの尺度が分かり始めてきた様子。
少し前は、なんでも「欲しい欲しい」ばっかりだったのだけれど。

いいコトだねえ。まずは、自分の尺度でモノゴトを考えることは大事だよ。
こころの声をたいせつに。

  ブックギャラリー 「ポポタム」
                                 ☆東京都豊島区西池袋2-15-17☆ 



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