わたしを呼ぶもの 2020-03-07 | essay この日、春の午後の陽射しを浴びてきらきらと揺れながらわたしを呼び止めたものは、かわいい色した春の花ではなく、カラカラに乾いた枯れススキの穂なのでありました。春の枯れススキをこんなにも美しいと感じたのは初めてのことかも。わたしも、ようやく侘びさびの分かるオトナになった?あまりの美しさにすっかり見惚てしまいました。春のなかの秋の忘れ物みたい。なんでもない瞬間をだいじにココロにしまっておきたいな。 « ミモザのきいろに教えられる | トップ | ふしぎな植物 »