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たいせつなもの。すきなこと。

「親の心得」

2011-02-18 | essay


子どもは、いつまでも「かわいい坊や」ではいてくれない。

どんどん人間らしくなって、親のそばから離れていくもの。

それでも、「親」はつい口を出してしまうし、心配してしまうものと昔から決まっているのだ。

以前訪れた、秩父の「秩父神社」で
こういう立て札を見つけた。
そのときも、ふうむ。と思ってケータイで撮ったのだった。

わたしよりも子離れのできない我が夫。
息子に邪険にされて、かわいかった頃を想い、意気消沈する。。。かわいそうに。

そこで、「これをお読み。」と印籠のように差し出した。

       

「ははあ~」と、ひれ伏しはしなかったけれど、こころに沁みたであろう。

親の心得 「赤子には肌を離すな 幼児には手を離すな
        子供には目を離すな 若者には心を離すな」 

ごもっとも。
難しいお年頃の若者には、確かに、親の手も目もましてや肌など “ウゼエ” だけのもの。

「若者には心を離すな」  覚えておこう。

 


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