うちの次男坊、レコードにハマる。
しかも、日本の歌謡曲。
「相棒」でファンになった水谷豊のCDを聴いてみたら
近年再録音したものだったらしく、
「当時のレコードで聴いてみたい」と
懐かしい「カルフォルニア・コネクション」のシングル盤をネットで見つけた。
「やっぱり当時のレコードはちがう!」と、少年感激。
15歳。彼の趣味は渋すぎ。
「西部警察」のDVDにハマってからというもの、
なんと石原裕次郎を聴いては、「シブイねーいいねー」。。。
う~~ん、わたしを通り越しておばあちゃんの時代のアイドルだよ?
懐かしの歌謡曲みたいなTV番組で寺尾聡の「ルビーの指輪」にもはまり、(これは懐かしい)
彼はすっかり昭和の少年化しておる。
先日、古本まつりのレコードコーナーで、
「ルビーの指輪」のシングルを250円でみつけたので、彼におみやげ!
ついでに、お!ラッキー!と見つけたのは
S&Gの「明日に架ける橋」のシングルレコード。
この不朽の名曲は、深い深~い人間愛を感じる応援歌だ。
ワイワイぐいぐいと応援するのではなく、
「大丈夫。そばにいるから。」って静かに安心させてくれる唄。
なので、「これはキミへ捧げる応援歌だ!聴きたまえ。」と、無理矢理プレゼント。
「え~、少女に向かって歌ってるんじゃん~。」 と歌詞カードを読んで不満気に言う彼に
「そこは、boy と置き換えて聴きたまえ」と、いい加減なわたしは言い放っておく。
うん、まあまあ いい曲だね。 と息子。
ま、今のところは、それでよし!
いつかキミのこころの底へと沁み込んでいくことを願おう。
そして、いつの日か出逢う「girl」を
この唄のように、安心させてあげられる懐の深い男子になれるといいね~。
このドーナス盤の三角穴のタイプ、懐かしい!