時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

「時間」とのつきあい方

2014-08-30 | essay



西武線の赤いラッキー電車を初めてみた。
ひとり お墓参りに向かう電車の中から。



駅に降り立ったら ぐんぐん雲が動いて
久しぶりに青い空がのぞく。

親友だったアノ子が昇って行ったのも
青い青いきれいな空だったなあ。

あれから三度目のあの日。

こころを繋いでた たいせつなひとを喪うと
「時間」との接し方が変わる。

次々に消えてしまう「今」を
必死に追いかけることを止めにした。

これからやってくる「今」を
たいせつに待っていてあげることもできる ということを知った。


時に、
今もあったかもしれない「時間」の幻影に
こころが囚われて動けなくなる。

時間軸を後ろ向きには歩けないと
頭ではちゃんとわかっていても
こころは時間を遡る。

でも。。。そんな時間があってもいいんだよ。
ってことも もうわかった。

なにがあろうと、時間は決して止まらず
親切にも 前へ前へとわたしを運んでいく。

「時間」を味方につけて
すすもう。 前へ前へ。 




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