時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

わたしの中のかみさま

2019-03-12 | essay
心配事があると
わたしが祈るのは
亡き伯母「ちゃこのおばちゃん」。

特別な存在だっただいすきな大事なひと、ちゃこのおばちゃんがわたしの前から消えてしまったのは、わたしが8才、小学三年生のとき。伯母はわずか49歳だった。

それ以来、わたしの中でずっと生きている伯母は
最早わたしの神さま的存在だ。

「テストの点が悪くありませんように!」

「お父ちゃんがお母ちゃんを怒りませんように。」

「あのひとがふりむいてくれますように」

「安産でうまれますように」

「子どもたちに怪我がありませんように」

これまでの人生、どんなことでも
気が付けばちゃこのおばちゃんにお願いしてきたわたし。。。

亡くなったひとはもうとっくに生まれかわっているのかもしれないけれど、
わたしが生きている限り、伯母は伯母のままでわたしの中で生きる。

誰かが言ってた。映画のセリフだったかもしれない。

「ひとは二度死ぬ。一度目は肉体の死。本当の死は、その人を知る人間が一人も居なくなった時である。。」

だからわたしは、今日もわたしの中の伯母に祈る。












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