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たいせつなもの。すきなこと。

魅惑のUSED BOOKS

2013-06-07 | 本 のこと



古本の魅力に引き寄せられる~。

大量の古本に出逢える古本市、すきだなあ。
どんな本に出逢えるかな。って思うとワクワクしちゃうね。

とはいっても、わたしはすこぶる遅読タイプ。(だって本はゆっくり噛みしめて読みたいもん)
なので、前回の古本まつりで出逢った本もまだ全部は読み終えていないのだ~。
読みたい本が列を成してわたしを待ってる状態だ~。しあわせ。

それでもやっぱり、古本市があると新たな出逢いを求めていそいそと足を運んでしまう。

今回出逢えた本の一冊は、小林秀雄著「続文芸評論」(昭和23年発行)
小林秀雄の本は、どうしてもわたしは旧仮名遣いの古本で読みたいのだなあ。
古い本の香り。昔の紙質のざらっとした手触り。いいですねえ~。
この本もかなり傷んではいるけれど、昭和23年の初版本。(でも300円)
戦後たった3年の世の中って一体・・・。
昔の本って、手にするだけで、想いは拡がるなあ。

もう一冊面白い本を見つけた!
「縮刷丸の内今と昔」 という昭和27年発行の本。

 この本、すごく丁寧な装丁でできている。
丸の内界隈の歴史や建築物の移り変わりが詳しく書かれている模様。



当時の貴重なパノラマ写真まで折り込まれていて、すごく興味深い。
かなり専門的で、一体どういうひとが書いたのかと思ったら
発行は三菱地所株式会社。非売品と書いてあるので社史のようなものなのかな。
「今と昔」といっても、ここでいう今は約60年前のことかあ!面白い。
昔の建築物にはたいへん興味があるので、これも読むのがたのしみ~。

古本市って、本好きには宝探しのようなもの。
大量の冊数の中、ふと目に止まって手が触れる一冊。。。
千載一遇の奇跡的出逢い!って言ったら大袈裟かな。
探していたわけではないのに、出逢っちゃう面白さ。そういうのって、すきだなあ。





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