時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

古い時間の積もる部屋

2015-12-17 | essay







何度訪れても変わらない古い時間の積もった場所。奥野ビル306号室。(旧スダ美容室)



ひょんなことで出逢ったMちゃんとの再会ランチで
いろんな話をするうち、共通の場所に数多く足を運んでいるとわかった。

彼女は都内の庭園巡りにはまっているそうで、
わたしは近代建築物巡りがすき。お邸と庭園は切っても切れないセットだもの。

やはりすきなものは、知らぬうちにひととひとを結びつけるのねえ。
おもしろいものだ。

奥野ビルの話をしたら、興味を持ったMちゃん。
ちょうど銀座に用事があるということで
ふたりで表参道から銀座へ移動。

銀座に残る手動エレベーターに驚く彼女。
閉まってるかなあ・・・と訪れてみた306号室。
イベントの開催前だったようなのに、スタッフの方が中へ入れてくださって
久しぶりにあの空間の空気に触れる。

積もった時間をたいせつにそのままに保存するプロジェクト。
すばらしいなあ。

いつまでもそのままで・・・と願います。


 


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