時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

古本とレコードとバラライカ

2015-09-12 | MUSICのこと

古本市へ出かけると 並んでる中古レコードもぱらぱらとのぞいてみる。

ちょっとおもしろい一枚を見つけた。

「ロシアのしらべ」というアルバム!
フランツ・レフラーというギタリストがギターとバラライカでロシア民謡を奏でる。

二十代の頃、この街へ嫁に来る前の数年間、教室で習っていたバラライカ。
懐かしい曲の数々に・・・

 ひっぱり出してきました。マイ・バラライカ。

記憶を手繰り寄せつつ、今は亡き先生の教えを思い出して練習をしています。ポロリン。ポロリン。

20代の初めごろ、ピアノもギターも弾いたことのないわたしが
突然、ロシアの民族楽器バラライカに魅せられたのは、
古い映画「ドクトル・ジバゴ」でララのテーマを聴いたことから。
映画で見たバラライカをどうしても弾いてみたくて、当時探し回って手に入れたのでありました。

あれからもう四半世紀近く経つのかあ~~。ついこの前のようだ。

憧れのバラライカを手にした時、いつかいろんな曲をひとりで弾けるようになったら
大道芸人になって、銀座のホコ天の片隅で演奏したいものだなあ。。。
と思っていたことを思い出した。
恐れ多いことを考えていたものだ。若さってのは怖いもんナシだなあ。

「Romantic Russian Folk Song」(ロシアのしらべ)のレコードが奏でる懐かしい曲の数々。
黒い瞳・カチューシャ・赤いサラファン・カリンカ・・・。

洋楽もJAZZもボサ・ノヴァもカンツォーネも
気持ちがいいと思うオンガクはなんでもいろいろすきだけれど
なんだってわたしは、
哀愁ただようロシア民謡を聴くと
こんなにも泣きそうなほど懐かしい気持ちがするのだろう?

もしや前世はロシアでバラライカ弾いてた???
なわけないか。だったらとっくに上手くなってる筈だなあ(笑)


すきなもの。すきなこと。。。いつからだって遅くはないから
自分のペースで一歩一歩いこう。大道芸人にはならないと思うけどね。

あちこちに隠れてる、自分だけの「ちょっとしたヒント」を見落とさないように。。。

 


 


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