時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

とおくてちかい電話。

2014-06-21 | essay



次男が、「ちーばあちゃんの命日って、いつ?」
なんて、珍しいことを訊く。

「え?明日だよ」 というと

めちゃ驚く次男坊15歳。

「さっき、ちーばあちゃんと電話で話す夢みた・・・・」

母が亡くなったのは彼が小学一年生に上がったばかりの頃。
夢をみたのは初めてだという。

電話でなんて言ってた? と訊くと

「おれは、ちーばあちゃんだとわかるんだけど、向こうはおれだとわかってないみたいでさ。
人探しをしているんです。 って言うんだよ。あとは覚えてない」

ひとさがし・・・?
それはナゾだけれどね。

きっとアンタのこと心配して夢に出てきてくれたんだよ。

その続きはこっちにね・・・って願って夕べは眠ったのだけれどな。

わたしにはかかってこなかったなあ、おかあさんからの電話。ざんねん。

  母の命日をだいすきだったあじさいが毎年彩ってくれます。

 


 


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