巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

パリの公園、ワンちゃん立ち入り禁止!

2006年05月07日 19時54分40秒 | Weblog
 カフェにも、ブティックにも、それからスーパーマーケットも食料品売り場を除いては、犬連れで入れちゃうパリ。もちろん、そういった場所では、暗黙の了解があって、絶対に店内で粗相をしないってのが条件。日本では、家の中にトイレを作って、そこで排泄をさせる飼い主さんがふえているそうですね。でも、フランスでは病気とか歩行困難になった老犬以外では、まず家の中で用足しをする犬はいません。誰もが子犬時代に排泄は外でするようにしつけますから、屋内で間違ってやっちゃう犬は、ほぼいませんね。
 ウチのラブも家の中でしちゃいけないのはわかってるから、夜中におなかが痛くなると、さぁ大変。しかも寝静まってる夜は吠えるのも禁止してるから、ウロウロ、ソワソワしながら、ヒッシで熟睡してる私の顔をなめて、首を玄関のほうに振ります。そんなときは、真夜中でもアパルトマンの外に連れ出すしかない。訊くと、パリで犬を飼ってる友達は皆そうしてるそうです。
 が、しかし、前にも一回書きましたが、フランス人って一歩外へ出てしまったら、自分の犬のウンチを拾ってくれません。
 で、きっと、だからだと思うんですが、いろんな公共施設に入れる犬が、なぜか公園には入れないんですよ。写真がワンちゃん立ち入り禁止のマークで、
これが、ほとんどの公園にかかげられてます。リュクサンブール公園、チュイルリー公園にも入れません。だから、ウィークディのお散歩は歩道を歩くだけってワンちゃんがパリには意外と多い。
 でもって、犬たちは運動不足を週末にまとめて解消するんです。フランス人たちの多くは休みの日は森へ出掛けます。とにかく彼ら、自然の中をひたすら歩くのが大好き。まっ、日本のように娯楽がないってのが、その理由なんだとは思うのですが……。で、もちろん家族の一員である犬も一緒に出掛けます。ブローニュの森や、ヴァンセンヌの森、それからパリから一時間くらいで行ける、フォンテーヌブローとかシャンティとか……。お天気のいい日はパリジャン、パリジェンヌがワンサと集まってますね。
 広大な森の中では、小型犬も大型犬もノー・リードで自由気ままに駆け回ってますよ。
 ……でも、車で移動できない犬はどうしてるの? その答えは、また明日!