平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録12月12日(月)

2022-12-12 08:46:00 | アマチュア無線

本日午前7時快晴2.5℃ 霜の降りる日が続いています。

【AO-91】09:13 U/V ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA2NLT パスの中ほどから割合長い時間ON 相変わらずアップ周波数への地上違法トラッカーの混信が酷い

【GREENCUBE】IO-117 『滞在1時間以上の衛星に親しむ②』 この衛星のDigipeaterが使えるようになったのは、10月31日のことでした。それから1か月と12日経過。世界の多くの局がDigipeaterを使って交信しています。軌道高度が高く滞在時間が70分以上の時があり、Digipeater運用に向いていると言えます。Digipeaterは、同じ周波数でのスプリット運用が必要なことから、その運用に特化したトラッキングソフトが開発されています。それは「SatPC32ISS」です「ISS」が付いているということは、ISSのDATAすなわちDigipeaterに使うことが最初の目的だったと思われます。そのまま「GREENCUBE」にも使えるということです。元のSatPC32は、衛星通信に使えるように作られているあらゆるリグが、リグコントロール出来るようになっています。当Blogが確認している数は少ないのですが、IC-9700 IC910 TS-2000のリグコントロール、スプリット運用が出来るようです。衛星通信では、ポピュラー的になっているFT-847は残念ながらスプリットコントロール出来ませんDigipeaterにすんなり上げている局、なかなか上がらない局の差が見受けられます。原因は様々ですが、衛星がスピンしていて偏波が合わないために、上げた信号を衛星が受けてくれなかったり、一辺に多くの局がPacketsを上げるので輻輳したり、などが主な原因でしょう。それからPC内蔵のサウンドカードを使うのでその性能、Speakerレベルの設定が高すぎてPackets信号のToneが歪んでいるなどの問題があるかも知れません。いずれにしても一つでもDigipeate出来れば成功です。そこからいろいろ工夫して、一つでも多くDigipeateするようにして行けば良いのではないかと思います。GREENCUBEのDigipeaterは、地上Packets通信華やかなりし頃を彷彿とさせるものがあります。

【CAS-5A】TLE確定したようです。ID:54684 KLATrackerへは追加で入れたもの

CAS-5A                  
1 54684U 22167C   22345.97025093  .00007651  00000+0  49036-3 0  9999
2 54684  97.5399 120.9240 0013340 257.7647 102.2084 15.08731808   400

【CAS-5A】13:37 V/U ■交信(CW)JK3HFN -490Hz(CW)+230Hz(SSB)東、低仰角(13.7°)のパス、滞在時間が短いのでLinearTransponderを確認。FMは追わず。CW Beaconは435.56858MHzに±Dopplerで強力に聞こえていました。

↑ JK3HFN 姫路市の川端さんとは、この衛星を使って最初のQSOとなりました。Tnx.

↑ CAS-5Aは、時間的に使いにくい衛星と言えます。深夜から未明にかけて2~3回のパスと午後2回のパスがありますが、お仕事をされている人にとってはQRVが無理な時間帯でしょう。たぶんこの時間帯は、今後もずれて来ることはないと思われます。

一方、この後同じCASシリーズの衛星で、12月15日頃中国の宇宙ステーション「CSS」から放出されるCAS-10は、時間的には追い易い衛星になるでしょう。⇦と思いつつ改めて「CSS」今日の軌道を調べて見ると、日中のパスが多いようです。

【CAS-5A】15:11 V/U ■交信(SSB)JH4MPR ■交信(FM) JA5BLZ JK1AFI JK4DHT

↑ 終わりの方で一瞬JR6AZ局が聞こえたような気がしましたが、未確認後半中国の局が多く出ていて、そのうちの1局に呼ばれましたが、どうしてもCallsign取れず(中国でなくフィリピンのDV4ZAR局だったようです)中国の局は上がりが悪い感じでした。 



コメント
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