平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録7月3日(金)

2020-07-03 07:00:58 | アマチュア無線

本日午前7時曇り23.8℃

【AO-27戻った】statusに「heard」のレポートがありますから、戻ったようです。いずれにしてもパス中短時間のON日当たりは良好なようです。8月1日からはしばらく全日照になります。

↑四六時中衛星に日が当たっていればいいかというとそうでもなく、衛星の温度が上がり過ぎてしまうので、本当は適当に日陰になった方が良いのだと思われます。

【気になるダウン信号】Fox-1シリーズ衛星は、4機のうちAO-91とAO-92が稼働していますが、ダウン信号に気になる音が聞こえます「ペラペラな紙でなく、ボール紙のような厚手の紙が扇風機の羽根に当たっているような連続音」これは冷戦時代、HFのOTH(オーバーザホリゾン)レーダー音、いわゆる「ウッドペッカーノイズ」のように聞こえます。あるいはモーターボーティング(昔は「モーターボーチング」と呼んでいた)いわゆる「超低域発振」音のようでもあります。仮に「ウッドペッカーノイズ」と呼ぶことにします。これはA0-91で主に聞こえます「カラーンコローン」これは鐘(鉦)の擬音でCALSAT32の衛星飛来音のように聞こえます【考察】これらは故意に誰かが上げているものなのか、それとも衛星内部の異常で降りているもなのか決定的な証拠が掴めません。ただの「カラーンコローン」はAO-92のL/Vモードの時にも聞こえて来ました。これはかなり高い判断材料になります。その時3局がQRVしていたのですが、3局の内のだれかが上げていたとは思えません。となると他の誰かがLバンド(1200MHz)で故意に上げていたことが考えられますが、そこまでするでしょうか。となると衛星内部から発せられている音ということになりますが、そのような設計になっていることなど聞き及んでいませんので疑問が残ります。戻ってのウッドペッカーノイズにあっても衛星内部で超低域発振が起きていて、それがダウン信号に重畳されて聞こえて来るということも考えられます。Audio「AF」の超低域と言えばFox-1シリーズ衛星の場合「200Hz」でDUVを降ろしていて、Audio超低域音を使っている訳ですが内部で「超低域発振が起きている」ということは考えられないでしょうか。疑問は残ります。

【Vega Flight VV16】プレスリリース打ち上げはお盆過ぎ当初6月18日に予定されていたVegaロケットによる53機の衛星ですが、繰り返し延期されて今のところ次の打ち上げ予定は8月17日となりました。すでに積み込んであった衛星を一旦下し、バッテリーなどのチェックをするのだと思います。そしてもう一度積んでセットし直し、打ち上げ。

【ブラウザ】ブラウザによって見え方が違ったり、見えないサイトがあったりして、最近そのようなことが顕著になって来ました。益々煩雑なネット環境

【Meteor-M N2】07:05 異常 最初の画像切替の後、色がおかしくなっています。この後のパスではどうか。

【Meteor-M N2】08:45 他のことをしていて半分過ぎてから受信。異常は戻っているようです。

【AO-92】10:35 ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA6EGM ■受信 JH7JHX JE0KBP JA2NLT Payloads:52 OFFでAOSして来たので、67.0HzのToneを重畳した信号を送ってONにしました。そしたらいきなり東南アジアの違法局がS8くらいで飛び込んできました。順調に推移後10:43′00″に一旦OFFになりましたので、Toneを重畳した信号を長押し送信しましたが、再度ON確認出来ずでした。しかし、LOS近くになってONになっている様子が確認出来ました。

【AO-91】11:08 ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JP3IVD JA2NLT ■受信 JH7JHX JE0KBP UA0STM Payloads:88

↑11:08′40″に綺麗なVoiceBeaconが聞こえました。

↑バイカル湖のほとりのUA0STM局はロケーション柄、LOS近くになって聞こえて来ます。日露友好のため、必ず呼ぶことにしていますが、このパス繋がりませんでした。

↑東南アジアの局と思われますが、女性の声のようなHigh Toneで「ハローハローハロー、アーロアーロアーロ」を出していて、最初の頃Callsignを言ったので、再度言うのを耳を澄まして待っていましたが、JA局のCQに消されて分かりませんでした。CQを出すのもいいですが、時に「弱い信号の局を見つけようとしている場合がある」ことを忘れないで欲しいと思います。

↑「ウッドペッカーノイズ」一部分で有り「カラーンコローン」無し。

↑DUVが「88」もデコード出来たということはダウン信号の質は良好でした。

【SO-50】11:40 ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JH7JHX

【SO-50】13:20 ■交信(FM:Tone 67.0Hz)JA2NLT JA2IDR ■受信 JA5FAG

【AO-27】16:50 生きてました■交信(FM:Non Tone)JA4GVA JA2NLT 地上違法局の信号がもろに上がってしまうのでとても交信しずらいです。パス中限定時間のON QRVしていた他の3局を誰かがCallましたが、その直後16:59′00″にプツンと中継器が切れました。Callsign確認出来ず。

【AO-92】21:09 ■受信 「アー アー アッ … 」JI5UJK JE0KBP JH7JHX JR6UEK JA6AJS JR2NPC JA1TJV Payloads:56 ウッドペッカーノイズと「カラーンコローン」は聞こえませんでした。東南アジア違法局の混信あり21:11′16″に綺麗なVoiceBeaconが聞こえました。21:11′38″にONにしました。誰も上げないので21:12′40″にOFFになったのでONにしましたアップ周波数に67.0HzのToneを重畳していない局が何局か見受けられます。 

コメント
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