平成徒然草

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衛星通信記録4月19日(日)

2015-04-19 09:44:10 | アマチュア無線

本日午前7時薄曇り12.5℃

【QPSK Decoder】Meteor-M N2 08:27 4cercleが現れるように受信するのが基本のようです。

【Meteor-M N2】09:27JA0CAWさんからご案内いただいていろいろと試験していますQPSK Decoderで録音成功すると、画像処理の2プロセスが省略出来るようです。すなわち①「Audacity」によるフォーマットし直し②「LrptRx」による.rawファイルの生成、この二つの作業が省略出来ます。しかし、画像処理可能な部分は、受信中に4cercleが現れた部分のみです。画像では4cercleが現れなかった部分は空白です2番目の画像は従来どおりの方法で再生した画像。通常の方法で.wavファイルとして録音したものを画像処理。同時録音可能です。

 QPSK.zip  ←Via JA0CAW

【進化するSDR】SDR Sharpは数多くあるSDRソフトの一つですが、進化しています。SDR#のPluginsは「後付け追加機能」と言えるものです。拡張子が「.dll」であることからしてもその意味合いを持っています。ダイナミックリンケージライブラリーは、パッケージ型の小さなソフトウェアと言えるものです。特定機能を持たせた小型ソフトウェアであり、基本ソフトに組み込んで機能を拡張させます。SDRシャープはこのような形式をもつSDRと言えましょう。

【QPSK Decoder】SDR#のプラグインとして「QPSK Decoder」と「IF Decoder」が登場しました。QPSK Decoderは、QSPK信号に同調していることを確認しながらデコードし、直接「.raw」ファイルを生成するデコーダーです。コーダーでなくコーダーであることがみそですが、録音する作業そのものは「レコード」と呼ぶべきでしょう。前述のとおり、Meteor-M N2の画像生成で2つのプロセスが省略出来ます。

【QPSK Decoderの注意点】上記「QPSK.zip」を解凍して、SDR#にプラグインとして組み込みます。構文とQPSK.dllが入っています。バージョンアップ版で、窓がカラーになっています。受信時「WFM」で受信して下さいとのことで、他のモード(WFM以外)では誤動作(リセットが掛かってしまう)するようです。SDR#のバージョンによっては、さらに思い掛けない誤動作が発生するかも知れません(開発途上?)

【QPSK Decoderの注意点】QPSK信号に同調しているかどうかは、XY座標に4つのCercleが表れる「Constallation Diagram」で確認するようになっています。QPSKデコーダーにもこの窓(XY座標)が付いています。ここに4cercleが表れるように周波数を合わせるのですが、何回か受信して見ての感想は、かなり微妙な調整が必要で、旨く4cercleが表れません。そして、この4cercleが表れた部分だけが画像になるので、注意が必要です。

【QPSK Decoderの注意点】注意点というより、利点と言えますが、録音は同時に出来るということです「IF Decoder」は まだ試していませんが、従来のBaseband録音、QPSK録音、IF録音の3つが同時に出来るのだと思います。さらにAF録音も同時に出来ると思うのですが、折を見て試したいと思います。この場合どこのフォルダーにどういう名前で保存されるのか、よく確かめる必要が出て来ます。つづく

 

 

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