●本日午前7時曇り12.7℃ 梅雨空 夜雨が降る予報
◆今日から6月、衣替えするには寒い朝です。気象記念日、電波の日となっています。
08:08のSO-50 ■交信JA1EJD JA0CAW Tone67.0Hz
08:33のVO-52 ■交信(SSB)JR6BLW ★910Hz
◆失礼な話でなく、守山さんと交信すると良い実験になります◆VO-52の中心周波数でまず考えます。435.250+145.900=581.150です。435.250MHzで衛星に信号を送ると145.900で降りて来ます。これはドップラーなしの場合です。送信周波数を固定にして衛星に電波を送っている場合、衛星から降りてくる中心周波数145.900MHz±dopplerは低い方から高い方へ動きます。ドップラーの常識は近づいてる時は高く聞こえ、遠ざかる時は低く聞こえですが、逆です。なぜでしょう。前に解説していますが、長くなるので改めて…。守山さんは送信固定とのことですから、こちらも送信固定にしないとそもそも追いかけられません。交信後、守山さんのCQを送信固定にして聞いていましたが、こちらのドップラーシフト量が少ない感じでした。つまり受信周波数を少しずつ高い方へ動かさないと音声が聞きずらくなって来る状態でした。
【衛星にとってのDX】◆昨夕17:46のFO-29は最大仰角7.3°∠の西パスで、ロシアの首都モスクワあたりまで交信出来る可能性のあるパスでした。UA4NMという局がCWでCQを出していたのを最初から捉えていました。しかし「いつもの極東局だろう」と思って気にも留めませんでした。その後、ある局とのやり取りで「衛星で言えばDX」ということが分かりました。そのパスでは、普段はやらないCWで信号強度や周波数関係の実験をする予定で臨んでいたので、呼べば呼べたのに後の祭り、残念。
◆いったい何処の局なのか①QRZ.COMで検索しました。CallSignを入れるとその局の情報が出ます。RUSSIAの都市名Kirov(キーロフ)です。Kirovとはどの辺だろう。Webサイトで検索するも、はっきり地図が出ません②そこで紙地図登場。これがまた古い。昭文社1980年版の「現代世界詳密地図」です。都市名で索引すると見つかりました。モスクワの北東です。でも780kmくらい離れているでしょうか。冬だとそうとう寒そうな所です。この地図モスクワ「MOSCOV」と表記されています。31年前、ソビエト時代の地図。都市は消えてしまうわけではないので、古くても使えます。
◆備忘録◆米シャトル「エンエバー」最後の飛行から無事帰還 フロリダ州ケネディ宇宙センター 日本時間1日午後3時35分「垂直尾翼のところから上がっていた炎は何だったのだろう?」ニュースはどんどん次に送られ、このニュースもあっと言う間に新しいニュースに代わってしまった。