熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

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ドイツ統一記念式典の30年 - その時いたのはだれ

2020-10-07 19:45:24 | 雑記
大阪・神戸総領事主催のドイツ統一記念レセプションが今年は開かれず、したがって、本協会からの参加もなかったことは前回記した。
〈通常〉であったことがそうでなくなって、あらためて、いつからこの記念祝賀会が催され、熊本日独協会からも会長が参加していたのかが気になって調べた。
手がかりになったのは『熊本日独協会創立30周年記念誌’62~’93』。265頁以下の「熊本日独協会30年の沿革」の1990年(平成2)に記載があった。
10月3日 ドイツ総領事館主催のドイツ統一祝賀会(神戸)に鹿子木会長出席
短い1行ではあるが、統一がなった1990年の10月3日に早くも祝賀会が用意され、会長がこれに臨まれたことの熱気が伝わり感慨深いものがあった。
それからの30年を概観すれば、鹿子木会長の後、現在の八戸会長まで6名の会長が引き続き総領事ご夫妻のお招きにあずかってきたことになる。

大きく目を転じて、ドイツ本国での第1回記念式典時からの3人の首相を順に挙げると:(任期)
ヘルムート・コール    (1982-1998)
ゲルハルト・シュレーダー (1998-2005)
アンゲラ・メルケル    (2005-  )  

お祝いのメッセージを届けたであろう日本の首相(※)は、1990年10月3日当時は海部俊樹。今年の30回目は、直前に交代した菅義偉。
この間に再登板した安倍晋三を含め14人が首相となった。ただし、羽田内閣は94年の4月から6月までと短命だったので、記念式典の期日とは重なっていない。

さて、31回目となる2021年の統一記念式典時のドイツ首相は誰であろうか。メルケル首相は来年秋の任期満了をもって政界から退くと表明しているが、その時期は11月なので恐らく首相としての16回目のドイツ統一記念日を祝うことになろう。
ひるがえって、日本の首相の座には誰が就いているだろうか。

(※)日本の首相からのお祝いメッセージの発出はネットの検索では見当たらなかった。

(M.S.)
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