カメラと言えば、デジタルカメラが当たり前で、今や多くがズームも有りだ。
そんな時代に 「蛇腹式」、何て言葉も耳新しい?が、現実には市販されているようだ。
それが、在庫限りで販売終了になるとネット経由で知った。
若い頃、最初に買ったカメラは、当然ながら、35mmフィルム装填の Fujica35M、富士写真フイルム製だった。
それ以前のカメラの多くは、この蛇腹式であったが、それが円筒形の鏡胴に置き換えられて、とてもスマートになったのを忘れない。
それは半世紀前、いや、もちょっと前の時代だ。
この蛇腹式のカメラだが、今もプロの間で重宝されていたとは気づかなかった。
それが、富士フイルムが発売している中判フィルムカメラ GF670。
因みに Amazonでも二十万円以上するようだ。
蛇腹式のコンパクトボディが特徴の中判フィルムカメラで、6✕6、または 6✕7のフィルムに対応。手軽に中判フィルムでの撮影ができるということで、プロの方々が集合写真などに使っているようだ。
デジタルカメラが当たり前の時代まで、生き長らえた蛇腹式だが、遂に博物館行き?になるようだ。