月に幾度か行くイタリアン レストラン チェーン店だが、四月一日から、メニューのトップページから一番人気の「小エビのカクテル サラダ」が消えた。
これまでは、まず最初にオーダーする逸品?だった。見た目にも綺麗な盛りつけで、契約農家からの仕入れだという「こだわりレタス」は、食感も良く、トッピングの淡いピンクの小エビも食べやすい。しかも、ボリューム満点で、前菜として二人で食べると持て余すほどの量があって459円だった。
それが、四月からの増税で、多くのメニューが少しずつ書き直され、「小エビのカクテル サラダ」も「小エビのサラダ」に置き換えられた。しかも「お一人分サイズ」とワザワザ添え書き付きで 299円になった。
どう見ても、分量が減るは、価格は上がるはで、良いとこ無しだ。
オーダーの時に、「お一人分で以前より量が少ないですが・・・」と念を押される。トラブルを避ける為だろう。
みみっちい話しだが、盛りつけてくるディッシュは、これまでのモノの七掛けくらいの直径だ。深さもそれなりに浅い。それ故、容積は、これまでの約三分の一ほどだ。盛りつける具材も、それに応じて少なくしつつ、メニュー単価を上げている。それでいて増税分はシッカリ控除していて、その巧妙さと強かさには関心するばかりだ。
「小エビのサラダ」をヒトツの事例としたが、今後もオーダーするメニューに変わり無い。しかし、巷では、増税で、売り上げ面では厳しくなると言いつつ、蔭ではアノ手コノ手で、シッカリと利益確保をしている現実があることを言いたいが為のことで他意は無し。