IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

再び、希林さん!

2016-02-21 10:43:57 | この頃思う事

 寒気の中で、「きっ」と咲く・・・というより、春を感じて「ぼけ」っと咲くとでも言いたい気がする「木瓜」の花。
 辺りが、急に、華やんで見えて来るのです。

 



土日と日本列島・太平洋側地方は、雨や風で、荒れ模様だという天気予報だった。
この天気予報で、その日の行動が決まると言う方々も多いのは承知の上で、雨が降ろうが、風が吹こうが、何の変りの無い日常である私が、何故、天気予報に振り回されるのか・・・自分でも、不思議に思う。
いろいろな出来事には、十分、覚悟していると公言しながら、どこかに、自分を押し通せない弱さが見えている。


毎日新聞に「身じまいのうと(滝野隆浩社会部編集委員)」という欄があり、時折、目を通して、世の動き加減などを垣間見ているが、2月20日付「樹木希林さんの生ききり方」が掲載されていて、「オフィーリア」の広告に次いで、再び、考えさせられた。

NHKの「クローズアップ現代・がんを生ききる」という番組に出演した際、病を得て自分も落ち込む事があると答えて、「ほら、手で汲み上げ式の井戸。最初は空気ばっかりで出ないでしょ?でも、こうしてやっていると・・・あれと同じ。私、誰もいなくても、笑うの、笑うの、笑うの」「笑っているうちに、ほら、井戸じゃないけど、水がこみ上げてくる!」

僭越ながら、私も落ち込みそうな時、自分を上から眺めて見る・・・そんなバカげた事で落ち込むなんて情けないね・・・と、自己暗示を掛ける時がある。

私自身は、番組を見ていないので、その状況は定かではないが、笑っているうちにこみ上げてくる「水」は、「勇気」なのか「悲しみ」なのか、はたまた「悟り」なのか・・・私の凡庸な人生では、計り知れない気がしてくる。


ただ今、丁度、正午・・・青い空の下、眩しい位の日の光が降り注ぐ中で・・・・出来たら、珈琲を一杯所望!



 

コメント (8)
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