[写真と文:NTさん提供]
≪岸和田だんじり祭り≫
数年前から、「岸和田のだんじり祭り」に、行ってみたいと思っていた。
丁度、バスツアーの参加募集があったから、すぐに申し込んだ。
集合時間が早朝の五時だから、少々、気がかりだったが、間に合うように起きることができて良かった。
集合場所には、すでに、バスが待機。
五時では、まだ真っ暗だ。
お互いの顔など、さっぱり分らない。
バスは予定通りに、新東名を目指して出発する。
そして、新東名~伊勢湾岸自動車道~東名阪自動車道~国道25号線を順調に走り、途中で渋滞などなく、快適に、13時頃、岸和田に着いた。
さて、これから3時間30分程、自由行動が出来る。
集合時間に、また、バスに戻れば良いのだ。
ガイドさんから、とても分かりやすい絵地図を渡されたから、迷うことはない。
昼食に、「お好み焼きと生ビールのセット」を注文したのだが、このお好み焼きが、伊豆で食べるのと変わりはない。
残念だ、せっかく大阪まで来たのに・・・
1 可愛い仲良し兄弟についカメラを向けた 2 山車に乗っている人は倒れたときにいったいどうなるのか 3 走りながら山車を引く、とても体力のいる祭りだ
昼食後、「だんじり」見物場所を探しに歩いた。
誰もが見たい場所は、曲がり角だが、そうはいかない。
事故防止のため、曲がり角には幕を張って、見物出来ないようにしてある。
桟敷席もあるが、移動ができないから、よし悪しか・・・。
やはり、歩きながら街の見学をしつつ、適当な場所で「だんじり」見物するのが楽しい。
「だんじり」は、直線道路では、普通に歩く速さで「ソーリャ、ソーリャ」と掛け声をかけて進行するが、曲がり角に近づくと、手前20~25m位で、一旦停止する。
ロープは、L字状になって、ピンと張られる。
ここから、一気に、それっと全速で走り出すのだ。
運悪く、山車が横倒しになった事故も、過去にはあったようだ。
屋根で踊っていた大工方は、どうなったのだろうか・・・。
しかし、この危険極まりない祭りで、毎年、全国から大勢の見物客を集めるのが「岸和田のだんじり祭り」である。
4 あべのハルカス60階からの展望 箱庭、ミニカー、鉄道模型のようだ 5 入って見たくなる雰囲気のある飲み屋さん 6 戎橋には観光客があふれていた。
祭り見学後は、難波のホテルに向かった。
近くには、日本橋や黒門市場、道頓堀、宗右衛門町、法善寺など、歌にでてくる繁華街だ。
宗右衛門町も日本橋電気街も黒門市場商店街、戎橋周辺もすべて歩き回った。
ふらふらと散歩するには、とても楽しい所だ。
翌日は、日本一高いビル・あべのハルカス、新世界、通天閣に寄って、大阪観光を楽しんだ。
帰り道の途中で、事故渋滞に出会ったけれど、気の利くガイドさんが、綾小路きみまろのDVDを見せてくれたから、退屈することなく、笑いながらの帰宅となった。
二日間、とても楽しいバスツアーだった。
「岸和田のだんじり祭り」の、危険性を含んだところに好奇心が刺激され、また、行っても良いと思った。
※ 何故か、祭りは日本人の心を揺さぶるようです・・・楽しい時間を過ごされましたね。
以前、関西に住む友人とミナミ界隈を、3、4回、散策(?)したことがありますが、連れられて行ったので、全く、方向感覚はありません。
でも、とても魅力的な雰囲気だったのは覚えています。私も、行きたいですね、繁華街の話ですが・・・伊豆の花