伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

持越川釣行(2009.07.26)

2009-07-30 | 狩野川水系
 朝はカマスジギングを楽しんだ後に沼津へ雄登を送り、戻って来てから渓流です。この日は鵜殿さんのルアーテストがメインなので鵜殿さん先頭で遡行予定で比較的魚影が濃い持越川に向かい先ずは遅い入渓なので先行者の様子を伺うべく最上流までMyキャラバンを走らせて峠近くまで登ってみた処、餌釣り師さんが2人片付けをしていたのでお声掛けして様子を聞くとけっこう渋いことと魚が小さいとのことでした。餌釣り師さんが入っていた様なので上流は諦めていつもの青菜橋の所からと思い下って行くと登る時には空いていたのに戻ってみるとフライマンさんが仕度をしていたのでお声掛けをして遡行予定を聞いてから持越鉱業所の所から入らせて頂く承諾をもらって移動。

 中外鉱業の駐車場にMyキャラバンを停めて支度して県道の橋の下流魚止めに成っている落差工の上からでまず最初ブッツケに成っている淵で20㎝あるかないか位のを足下でピックアップしたがフックアウトでバラシ。鵜殿さんは県道の橋の下でナイスサイズをキャッチでテスト中のルアーと共に写真に納めてテストはまずまずなのですが獲ったポイントは鵜殿さんならではのポイント。魚影が濃く普通の状況なら狙わないでスルーしてしまうような感じのポイントでした。入渓から幾つかポイントを攻めた感じから魚にプレッシャーが掛かっていると感じてのあえて竿抜けを狙っての攻めでキャッチだと思います。
 鵜殿さん、kidの後を追っての遡行なので厳しい状況の上に少しはチャンスが在りそうな狙う竿抜けがほとんど残っていない状況ながら竿抜けの竿抜け、護岸に生えた雑木が低く覆っている小さな落ち込みに上手いことトラウトチューンが入ってヒットしたものの掛かりが浅く直ぐにバレてしまった外は全くだめでした。先行の二人もあまりパットしない感じの様で前日の土曜と今朝に入った釣り人のプレッシャーが影響しているようでした。
 とりあえず鵜殿さんのテストルアーと共に写るナイスサイズのアマゴの写真が撮れたので良しとしてあまり深追いはせずに退渓としました。

サンハトヤ裏カマスジギング釣行(2009.07.26)

2009-07-29 | 伊豆の海
 カマス大好きの鵜殿さんが「カマス釣れてます。」に誘われて仕事の方が忙しく身体はヘロヘロなのに日曜日に伊東に来ました。事前の打ち合わせで夜明けの0430に宇佐美港奥の小堤防で待ち合わせです。私は地元ですから0400過ぎにMyハウスを出てkidをピックアップして宇佐美に向かう為に下界へ降りて来た処でメール入電、「寝坊しました。」でkidをピックアップして宇佐美へ向かう途中に「焦らず安全運転で来て下さい。」と返信した処、「到着!」と返信がで結局私達より先につきましたので遅刻ではありませんでした。

この日のタイドグラフです。



 鵜殿さんが折角カッ飛んで来てくれたのですが、南からのうねりで堤防先端に波が上がっている上に意地の悪そうな先行者がでとっとと移動してサンハトヤ裏です。マンタの所から入ってテトラ帯を覗くと伊東港の常連さん達が大挙して入っていました。お声掛けをしたお知り合いさん、話をした直後に獲っていました。釣れてる様です。入る所を探すのですが入れたのは下水処理場とサンハトヤの境目位でして釣行先は「サンハトヤ裏」としましたです。
 常連さん達はレンジバイブの様なバイブレーションを使っているようですが、私達はいつもの様にライトなジグでスタート。先ずは鵜殿さんがキャッチ、25㎝位のカマスです。写真を撮ろうとカメラを出している最中にフックから外れてポロッとで、テトラの上ですからそのまま隙間を落ちて海へ逃げたカマスはラッキーでしたが、カマス大好きな鵜殿さんはクーラーボックスに入れる事が出来ずにアンラッキーでした。そうこうしている中に私にもカマスが掛かり鵜殿さんのお土産に貢献です。一方kidは根掛かりやらライントラブルでジグはもとよりラインの方もロストで良い事無しで続行不可状態に成ってしまい悄気ていたので私の予備用に持ってきたリールを貸す事にしてMyキャラバンまで取りに行って再開ですが、しばらくやったものの結局ノーフィッシュ。お隣にお知り合いの常連さんが入ったのでご挨拶のお声掛けで、時々様子を見ると流石常連さんポイントを熟知しているのか私達と違いコンスタントに数を伸ばしている様でした。
 私は雄登を沼津の試験会場に送って行く用事が有ったので0700上がりの予定でいたのでが大挙して入っていた常連さん達が帰った様なので3人でマンタ裏に入り直したものの当たり無しな上に全員根掛かりでジグをロストする何ともな結末でした。やはり常連さんが帰るという事は時合い終了という事ですね。
 カマスジギング朝の部は鵜殿さん2匹、kid0匹、私は何とか2匹お土産貢献でした。前筆のお知り合いの常連さんに覗ったのですが、皆さんが狙っているのは大型の油カマスの様でルアーも大きいのを使っている様で、そろそろ終盤との事です。ポイント的には下水処理場裏で私達が入った辺りまでとの事でした。因みに私達が獲ったのは水カマスと呼ばれている小型の方でした。図鑑によるとヤマトカマスが水カマスと呼ばれ、油カマスはアカカマスで東京市場ではホンカマスとも呼ばれているとか書いて有りました。やはりアカカマスの方が大型で産卵期の初夏から盛夏に沿岸に接岸するが産卵が終わると深場に落ちるみたいです。一方ヤマトカマスは周年沿岸で生息している様ですからこれからも未だチャンスは有りそうです。

 私が上がるのと一緒に2人共このポイントを上がりました。私が沼津から帰ってきたら渓流へ行く事に成っていたので速攻で行ってきたのですが、その間2人は宇佐美へ移動して色々と有った様です。

 渓流を楽しんで帰って来て、この日は珍しく鵜殿さんが夕間詰めも釣りをすると言うのでカマスジギング夕の部突入です。kidは朝の痛手で欠場でしたが、渓流からの帰り道に試験から
帰ってきた雄登をタイミング良くピックアップしたので急遽お土産貢献部隊に編入です。夕の部に選んだポイントはマンタ裏です。朝の部でkidに貸したリールは雄登が使っているやつだったので根掛かりロストでリーダーが付いていなかったのでセットしている間に鵜殿さんは2匹キャッチしていました。遅れて参戦の雄登と私でしたが私が1匹貢献した時点で時合い終了の様でぱったりと当たりが無くなってしまい追加は成らずでした。夕の部でも若者は活躍出来ずでした。

河津川釣行(2009.07.20)

2009-07-28 | 河津川水系
 前日夕間詰め、河口でのシーバスフィッシングを終え仮眠と言うかお泊まり予定の駐車スペースへ移動してきました。豊泉の足湯処に隣接する駐車スペースですが、先客が居る様で足湯処側に2台の駐車車両です。人の姿は確認出来なかったので直ぐ隣りに駐車したのですが何となくやな予感がしたのと朝暗い中からガサゴソと始めるのでかなりスペースを空けて駐車し直し、遅い夕食と睡眠と寝床の仕度をしようと運転席から降りて後ろの座席へ移動しようとした時に足湯処の方へ目をやるとパンツいっちょうのオヤジが2人タオルを持って足湯の方から歩いて来るのが見えた。やな予感的中、離して停めて良かったのとヤレヤレな気持ちとが同時に浮かんだのですが腹へったのと眠いのとが先行でとっとと後部座席に移動してロックをガチャとしたのでした。

 翌朝、0330アラームで目を覚ましたが外は未だ夜だったのでもう一眠り、0400再びアラームで目が覚めたが未だ夜が明けていなかったがまた寝てしまうと今度は起きられない気がしてうつらうつらしながら0430に成ってやっと仕度が出来る位の明るさで仕度を始めたのですがいつもながらのスローペースでゆっくり仕度。すっかり明るくなった頃に仕度が終わり川に入ろうと足湯処の少し上流側に在るスロープへ向かって歩き始めると足湯処の隣りに在る四阿に濡れ髪を梳かすオバハンの姿が視界の片隅にでまたもやヤレヤレです。
 気を取り直してスロープを下り、いつもの様に川へ向かって一礼でスタート。鮎師が川に入る時間は解らないがおそらく0600~0700頃だろうから本流で釣りが出来るのは1.5~2時間位なので一番お気に入りのポイントからやっていきます。お気に入りの踊り子温泉会館裏のポイントをじっくり探るがノーバイト、やはり鮎師が川に入る様に成るとアマゴ釣りはかなり厳しい感じです。
 バイトがないまま新しい橋脚を過ぎて大きな石を並べて作られた落差工の所、河津川漁協のポイント案内図では「沢田出合」と記されている小さな支流の出合まで遡行してきた。この落差工下は良い感じ、丁寧に探っていくと左岸寄りの所でバイトが有りきっちり巻き合わせを決めるとなかなか良い引きでグッドサイズを感じながらもゴリ巻きで寄せてネットに入れたのですがレインボーでした。



毎年佐ヶ野川下流で近隣の子供達を集めて行っている「鱒の掴み取り」の時に逃げ出したニジマスなのでしょう。未だヒレが回復していないので今年の逃げニジの様です。
 そろそろ鮎師が出てくる頃合いで落差工を越えて上流を見ると川の中に鮎師の姿です。落差工から少し遡行した所で退渓しようとしましたが上がれる所が無いのでダウンで今一度探りながら落差工まで戻った処、今度は落差工の上流で一回り小さいレインボーをまたもやキャッチしてから本流を退渓。
 本流から上がって遊歩道を戻ると例の足湯の所で泊まっていた人達の凄い事、四阿のテーブルの上は散らかし放題で朝食の様です。またまたヤレヤレです。Myキャラバンに戻って時計を見ると0700を少しまわった位だったのでもう少し渓流を楽しむ事にして移動です。

 選んだエリアはお気に入りのコースです。河津川釣行上流編(2009.04.04)の通り春にみんなで入ったのですがあまりよろしくなかったのでどう成っているか様子を見に行ったのです。いつもより増水してまして、いつもの水叩きを横断する時に危うく流されそうに成りましたが無事に堰堤のバックウォーターに降り立つ事が出来ました。いつもはあまりやらないのですが堰堤の溜まりでライズを発見したのでキャストすると一発でヒットするも途中でバレてしまいキャッチには至らず。



こんな感じに成ってしまった堰堤のバックウォーターから遡行開始です。昨年まではバックウォーター付近のポイントで幾つかの魚に逢えたのですが今年はやはり厳しい感じでノーチェイス。進に順い幾つかのチェイスは確認出来るが以前とは比べものにならない数ですが何とか1匹目をキャッチ。



いつもの気に入っているポイントでは魚は出ずで渓相の変化で着き場が変わったようで次の画像の辺りでやっと2匹目をキャッチ。

 

この魚が獲れるまでに2匹ほどバラしていたのでやっと獲れたてな感じです。魚は居ることは居るのですが数が激減です。結局この魚を最後に大滝までノーバイトと言うかチェイスを確認する事も出来ませんでした。

河津川河口シーバス釣行(2009.07.19)

2009-07-27 | 伊豆の海
 巷は3連休で浮かれている。観光地伊豆には人が押し寄せてくるが、基本祭日が休みでない私にとっては関係ないのだと諦めていた。土曜日現場での作業を終え帰社すると20日(海の日)を臨時休業とする事を告げられ降って湧いた連休で釣行計画の幅が広がった。当初は何とか早起きをして河津川本流を鮎師が川に入る前に攻めようかと計画していたのですが、Open6Eさんが相棒さんと一緒に海の日に河津川に来るかもとの事でしたので河津川は海の日に上手く行けばOpen6Eさん達とご一緒する事にして日曜日はどうするか考え、出した結論は土曜の晩に未エントリーのまま溜まっている釣行記を出来るだけ書いて日曜日の朝はのんびり起きてゆっくり出発で夕間詰めから河津川河口でシーバスで、そのまま河津川にお泊まりで翌早朝トラウトです。

河津のタイドグラフが無いので最寄りの白浜のタイドグラフ



 河津川河口でのシーバス狙いは河津川河口釣行(2008.05.05)以来1年以上ぶりです。このエントリーでも書きましたがトラウトを始める前はソルトルアーマンだったので河津川河口に通い倒していたのですが、出張が多くなったりその後職場が替わったりで次第に河津川河口のシーバス釣りから離れてしまっていたのですが久々のシーバスフィッシングで真剣モードです。
 Myハウスを1500過ぎに出発で少し渋滞に巻き込まれ河津川河口に到着したのは1700近くに成ってしまいました。中ボウらしき3人組がルアーをキャストしていたが釣れている様子は無いようで私が仕度をしている間に移動して行きました。ここの鱸は9割方ヒラスズキで比較的小さいルアーの方が良いのでアスリート7Sをチョイスでタックルはトラウトスティンガー77改にエアリティー2506、ラインはヤマトヨテグスのファメルトラウト6Lbで先端にダブルラインを組みローリングスイベルを結んでフロロカーボン4号のリーダーを矢引位セットしてアスリートを結ぶ。このシステムは私がここに通い倒していた頃に私的に確立したシステムです。ヒラスズキを狙うにはかなりライトなタックルですが河口内に巻かれる様なストラクチャーも殆ど無いので鋭利なエラ蓋や呑まれた時のラインブレイクを防げれば十分に勝負が出来るのです。実際、80㎝オーバーのランカークラスを何匹もキャッチ出来ています。
 久々に組むダブルラインで2度ほど失敗したが何とかシステムを組み未だ明るいのでアスリート7Sホログラムイワシを結んでスタート。セブンイレブン裏から左岸側の護岸が高さの在るコンクリートブロック積に成っている辺りが私の狙いどころ。対岸ぎりぎりややアップクロスにキャストしてスローステディリトリーブで探って行く。先程の中坊3人組が対岸に再び現れ左岸の導流堤に陣取り、外にもシーバスマン2人が対岸の導流堤にで、もしかして最近釣れているのかも等と思いつつキャストを続けるが一向にバイトがありません。そうこうしている中に対岸のブロック積の上に一人のオヤジが現れ、「あそこにでかいのが居るよ。」と指を差して私に指示するので素直にアスリート7Sを通すがノーバイト。ひとしきり指示された辺りを探るが全く反応が無いので自分の思う辺りにと考え、今一度ブロック積の上を見ると前筆のオヤジの姿は消えていました。私が入っている右岸側にもシーバスマンが2名追加で益々釣れている気配濃厚な感じです。

 先ほど私に指示したオヤジが再び左岸ブロック積場に現れ、今度は磯竿と少し水の入ったバケツを持参しています。バケツに手を入れてなにやら餌付けをしているかと思えばいきなり私が狙っている辺りへ上流から流し始めたでは有りませんか。仕掛けを数回流した処でその親父にヒット。足場が高い所で掛けているので取り込みの為か何回もえら洗いをされながら下流に誘導している。えら洗いの感じからするとフッコサイズ様ですが途中でフックアウト。
 その光景を見て私は「これはエビパターン?」と独り言を言いつつMyキャラバンにとって返して以前通っていた時に感じていた「エビパターン」を想定して持ってきたワームボックスから小さいサイズのジグヘッドとそれらにセットするサイズのワームボックスをポーチに詰めて再びポイントへ戻ったのです。ジグヘッドはカルティバのミノー1/8オンスに先ずはエコギアのグラスミノーSクリアーラメ入りをセットして対岸のオヤジが流す仕掛けの動きを見ながらタイミングを図ってキャスト、リトリーブするも反応無し。その間餌釣りオヤジがまた掛けているので以前ここでの定番だったグラスミノーSグローにチェンジしての1投目で見事にバイト。しかし、この釣りから離れて久しいので焦ってしまいスイープな合わせが上手く出来ずでガボッと水面で一度首を振られただけでフックアウトです。その後、私にはバイトがないものの餌釣りオヤジの方は当たりが有る様です。現場から離れていた間は解りませんが私の見ている間は4~5ヒットの中1つか2つキャッチしていました。

 バラシの余韻を引きずりつつキャストしていると懐かしいお方が登場です。私がここに通っていた頃に毎回の様にお会いして親しく成った「ヌシ」の登場です。「久しぶりだね。昔のメンバーで今でもここに通っているのは俺だけだよ。」なんて笑いながら私の隣でラインを出してバックを数回取ってシュートでリトリーブでラインが水面から勢いよく離れる音が聞こえたのでヌシの方を見ると1投目であっさりと掛けてファイトしているでは有りませんか、「小さいよ、アベレージ(40~50㎝)だな。」と言いつつノータッチリリース、流石ヌシです。
 その後は私はもとよりヌシにも当たりが出ないので河原に座って昔話で華を咲かせつつ、最近の状況や前筆の餌釣りオヤジの事など聞かせて頂き、ポイントを休ませながら狙うもノーバイト。ヌシが帰られた後もしばらく粘ってみたが2度目の時合いは訪れずでした。このまま川にお泊まりで明早朝の鮎師が川に入る前に下流域でアマゴを狙う予定でいたので無理をせず2130に未だ摂っていなかった夕食をセブンで調達して宿泊予定の駐車ポイントに移動したのでした。
 
 ヌシから色々と教えて頂いた処によるともう少し楽しめそうですが、時合いに間に合う様にここに通うには連休でもないとなかなか厳しいが何とかして近いうちにリベンジしたいです。

宇佐美港奥小堤防ショアジギ&エギング釣行(2009.07.12)

2009-07-23 | 伊豆の海
 土肥山川からの帰り道「宇佐美ケーソンヤードのカマスはどうかね。」などと話をしていたのですが鵜殿さんは帰りが辛くなるので当然欠場、kidはリールが壊れたしPEラインが・・・などで欠場でしたが私一人春アオリの終盤に良い思いをした事が有るのでエギングがてらカマスの様子を覗いに行ってきました。

この日のタイドグラフは    です。

 この時期のこのポイントは明るい中はカマス、青物で日が落ちて暗くなってカマスの当たりが無くなってから筒の細長いイカやアオリイカが釣れ始めるので先ずはジギングからです。
 先行者は2人、一人はジグを投げていてもう一人は遠投かご釣りをしながらスピンテールジグを投げていました。最近のカマスジギングではスピンテールは流行っていて定番に成りつつあるのでカマス狙いは明らかです。お声掛け、ご挨拶をして堤防先端の右端に入らせて頂き、様子を聞くと「ぽつぽつ当たりは在るけど掛からないよ。朝は大きなアブラカマスが幾つか出ているけどね。」「ボートもミズカマスみたいだよ。」と堤防の右斜め沖に浮かぶプレジャーボート2艘を指さして語ってくれました。
 私はエギポーチに入れてある数少ないジグとスピンテールの中からブランカ18gのピンクをチョイスでフックはフロントに長目のちらしアシストでテール位置にくるフックにオーロラ糸を付けたちょいと工夫を施した物を使用。いつもの如くフルキャストで着底からスロージャークで誘いながら私がキャストできる範囲を順に探っていくと数投で当たりが出ました。着底からシャクり上げながら中層当たりでゴゴッっと来ました。さい先良く先ずは20㎝位のカマスキャッチ、サイズはそれほどでは無いがキープの用意をして行かなかったのでお隣さんにさし上げて次を狙うと群れが来たのかまたもやヒット。少しして先端の真ん中に入り参戦された方と4人でカマスジギングでしたが何故か私だけヒットでスピンテールの先行者さんに1つヒッとしたものの他の方はノーバイトの様でしたのでちょっと優越感を感じつつ違いを観察していると先ずは飛距離の違いで私の方がかなり遠投してました。次にルアーの泳層が違う様で着水からさほどカウントダウンせずにリーリングしている様でした。で、この日のパターンは着底からスロージャークでしゃくり上げ中層辺りでステディーリトリーブに切り替えた直後にバイトしてくる感じでした。バラシ多数ながら7~8匹キャッチして暗くなり当たりが遠のきカマスジギング終了。

 辺りが暗くなりカマスの当たりが無くなったのでエギングにシフトです。その頃には先行者さん達も皆お帰りに成って堤防には私一人です。先ずはアオQ3.5寸GT-4で探るが音沙汰無し。エギをエギ王3.5寸ピンク金テープにチェンジしての2投目で明確な当たりが出たのでシャクり合わせを入れたが軽い、揚がってきたのは胴長20㎝位の剣先イカでした。その後は当たりが出ないので小さいエギをとりにMyキャラバンに一旦戻った処、入れ替わりに夜釣りの遠投かご釣り師がお二人堤防に向かったのでエギング続行は不可能と判断してそのまま帰宅としました。

 ここは入れるポイントが僅かしか無いので仕方がないです。特に早朝は地元の常連さん達、特に毎日の様に地元のお爺さん達がカマス釣りを楽しんでおられるのでなかなか入れないのですが、この時期のカマスジギングは楽しいので今度は朝のアブラカマスを狙って行ってみようと思います。

土肥山川釣行(2009.07.12)

2009-07-23 | 伊豆の川
 仕事をさぼっての土肥山川釣行の報告を鵜殿さんにメールすると、日曜日に来る事に成っていた鵜殿さんから返信メールが来ました。「土肥山川に行きましょう。」てな訳で再び土肥山川釣行です。予定が有って釣りに行けないと言っていたkidからメールで「用事がキャンセルに成ってしまいました。何処かの渓流へ行きますか。」ちょとかまったもののピックアップを約束で同行。

 Myハウスを0500出発、kidをピックアップで夏の甲子園県予選の応援に行く雄登を修善寺で降ろし一路土肥を目指す。駐車ポイント、入渓点は私の釣行と同じです。3日前に釣行しているので2人が先行、私が後追いでスタート。で、トップ画像の様に鵜殿さんの雄姿などを撮りつつのんびり附いて行ったのですが、どうも鵜殿さんは苦戦している様子です。kidが言うには「バラした魚も48時間過ぎれば例え口切れしていても大丈夫。」とかですが、やはり3日前に私が与えたプレシャーが未だ残っているのかもです。
 先行の2人が小さな落差工脇の溜まりでナイスサイズのアマゴが何回もチェイスして来るので夢中に成っている空きにちょいと先行でキッャチしたおチビちゃん。



 珍しく鵜殿さん苦戦。kidはバラシ多数ながら何とかグッドサイズをキャッチ

 kidのグッドアマゴ

したものの、彼のリールにアクシデント発生、ベールのネジが緩んでラインローラー行方不明で私の予備リールを取りに2人でちょいと先へ行って、kidがキープする為に獲ったアマゴの処理を待つ間に私はちょいと抜け駆けで鵜殿さんの頭をハネさせて頂きキッャチ。

 21㎝ながら体高有りの良い魚

 私のタックルボックスからTD-ito2506を貸し出してkidが戦線復帰で、前回私がグッドサイズをバラした取水堰堤でこの日はkidがやってくれました。グッドサイズバラシです。ここから上流は前回手を付けていないエリアでしたが河床がブロックで覆われてしまう生コン工場の少し下流まで遡行しましたが魚の数が極端に少なくなりあまりパッとしない感じで、それぞれ幾つかのチェイスは確認出来たものの取水堰堤から上流ではノーフィッシュな結果でした。

土肥山川釣行(2009.07.09)

2009-07-19 | 伊豆の川
 この処担当している現場では他の現場が終わって空いてきた上司が来ていて計画していた段取りなど関係なく段取るは、えばり散らすは、仕事はろくすっぽしないはかなりストレスが溜まっていたので前日におもわず「明日休み下さい。」と社長に言っていました。理由は雄登の3者面談ですが、時期的には良い感じなのですが雄登は期末テストの真っ只中で3者面談なんてある訳ありません。

 てな訳で平日ながら釣りに行く事にしました。一応三者面談と言う事に成っているので雄登を学校まで送って行き、帰りはテスト終了の時間に合わせてピックアップする事にしてMyハウスをいつも仕事に出かけるのと変わらない時間に出発。修善寺で雄登を降ろしてから釣り場に向かいます。休みを宣言してから何処へ入るか考えていたのですが、釣行時間は3時間位で修善寺工業高校からさほど遠くなくて尚かつ朝遅い入渓でものんびり釣りが出来るエリアと言う事で狩野川水系の何処かの支流が妥当な所ですが土肥山川がどう成っているのか気になったので向かった先は土肥山川です。
 
 災害で川が大きな打撃を受けてから数年、漁協が解散してから3年目で昨年のシーズン終了間際に釣行した土肥山川釣行(2008.10.19) の時には魚はそこそこ居るのを確認できていたが、順調に育っているのか春の渓流シーズンを終えて抜かれてしまっているのか期待と不安を持っていつも駐車する右岸側のスペースにMyキャラバンを駐車。明け方だいぶ雨が降った様で通ってきた狩野川水系の各所も濁りが入り増水していたが、土肥山川も同様ながら水位は遡行困難な程では無く濁りも取れ始めていたのでゆっくり仕度をして入渓です。遡行途中の水神橋の所から上流を撮影した風景で、少し濁りが入り少し増水しています。


 
 入渓ポイントは土肥高校の少し上流からで土肥高校の裏は浚渫工事が入った様で随分渓相が変わっていました。支流の出合からスタートで小さいのが幾つかチェイスしてくるものの獲れずでしたがこのサイズが居る事で先ずは一安心です。ここではカジカの類がフロントフックに背掛かりしてきました。出合から一つ目の落差工の落ち込みプールで本日のファーストアマゴをキャッチ。

 この川らしいパーマークと朱点のアマゴ

サイズは20㎝そこそこながら災害で川が大打撃を受ける前に釣れたアマゴと同じ様なパーマークと小さい赤色の朱点が側線から上側に数は多くないが満遍なくちりばめられているこの川らしい魚で良い感じです。
 落差工の上側、これまで何匹か獲っている良いポイントで出ました。クッドサイズでなかなかパワーがありドラグを出しながらバシャバシャとローリングも激しいでフックアウト。残念ながらバラシでこのポイントでは立て続けに3バイト3バラシ。水神橋の下でも、その直ぐ上流の落差工上でもことごとくナイスサイズをバラシ。災害前に29㎝を獲った思い出の落差工は左岸側の護岸下が掘れて居たのですが石を詰めたネットが積み重ねられて魚の着き場は無くなっていたが稚魚サイズなブルーバックをキャッチ。その落差工の直ぐ上でもまたまたナイスサイズをバラしてちょいと意気消沈気味でしたが次の落差工の下で引いてくるトラウトチューンに右から左からとルアーの軌道を縫う様に猛然とアタックしてきてバイトしたのをやっとキャッチする事が出来た魚がこれです。

 24㎝体高ありのアマゴ

 その後こんなのも



で、最後に農業用水の取水用の堰堤の直ぐ上流でまたしてもナイスサイズを2連続バラシで締めくくりと成ったのですが仕事をさぼっての釣行なので何か無い様に気に成って気を付けていたのですが幸い何もなくでした。しかし、神様はやはり黙ってはいませんです。ナイスサイズのバイトが多く土肥山川復活を喜んだのですがことごとくバラシな結果でした。それでも日々のストレスを哀れに思い1つだけグッドフィッシュをプレゼントしてもらいました。

伊東港エギング釣行(2009.07.05)

2009-07-19 | 伊東港エギングDATA
 渓流には遅く出かけ今一つな釣果だったのと夕間詰めまで粘らず早めに帰ってきたので夕方にと言うか暗く成ってから「最近イカ釣り行ってないなー。」で急遽伊東港です。

釣行時間 1930~2030

この日のタイドグラフ



 イカ釣りに出かけたのも遅い時間で日曜日の夕間詰めとなると遠方から来られた方は帰る時間です。いつもの通りポイント⑧の所から堤防と言うか波返しの上に上がり空いているポイントを見ながら先端方向へ歩いていくと釣りを終えて帰るのか先端から歩いて来られたエギンガーさんとすれ違ったのでご挨拶すると、「これからですか?」「ええ。」ジモティーはやりたく成ったらいつでも来れますからね。
 堤防にはまだまだ人が多くてなかなか入れる場所が見つかりません。ポイント③と④の中間辺りに入れてスタートしたのですが風は西北西で丁度横から吹いて来る感じで爆風とまではいかないもののけっこう強くて釣り辛い。お気に入りポイントが空くのを待ちながらシャクっていたが風も悪い潮加減も今一で釣れる気がしないので早々に諦めて帰ろうと戻り始めるとお気に入りのポイント⑤が空いていたのでちょいと寄ってから帰る事にして再びシャクり始めたのだが、風も南西に変わり良い感じ、潮加減も私の好きな感じに成って来たのもう少し粘ろうかと思った矢先、ラインを巻き取っているとリーダー結束部分より手前でガイドから異音がしたので確認するとライントラブルでコブが出来ているのを発見でリーダーを現場で付け替えるのも面倒なのでそのまま撤収としました。



タックル・データー
ロッド :カラマレッティー・プロト GOCPS-862MH
リール :ダイワ TZ-2500SC・ブリーデンWハンドル
ライン :ヤマトヨテグス ファメルSWスーパーPE0.8号
リーダー:アバニエギングリーダー 1.5号
エ ギ :エギ王Q3.5寸ピンク金テープ、アオQ3.5寸GT-4他


伊東市イカ類採捕禁止

伊東港ポイント参考資料

狩野川水系2支流釣行(2009.07.05)

2009-07-15 | 狩野川水系
 久々に釣りに行ける日曜日が来ましたが、従事する現場では労働の日々で身体がけっこう厳しい感じで早起きして河津川で鮎師が入る前に一発勝負を賭けたかったのですが既に前日から怪しい気配が漂っていたのですがやっぱりでアラームで目は覚めたものの身体が起きれずで結局釣りに出かけたのは1100を廻ってからで結局鮎師が入らない手近な所へで狩野川水系の支流に行く事にしたのでした。

菅引川
 ちょいと伊東松川漁協の事務所に顔を出して中伊豆バイパスを走りながら近場で楽しもうと先ず浮かんだのは冷川ですがここは前回も入ったのでとりあえず菅引川へでいつも簡単に入れるエリアばかりだったのでこの日はこれまで入っていない所を選んで入渓点は地蔵堂川出合からです。入るエリアを決めたので駐車ポイントを探して川沿いの農道?市道?を走り出合の少し上流に駐車する事が出来て仕度を始めると雨が降り始めてしまいウエーディングジャケットを着るか迷ったが気合いを入れて濡れる覚悟でレインの仕度をせずに出合の少し下から入り合流点のプールでは地蔵堂の流れ込みから菅引川の流れ込みと丹念に攻めたがチェイスが無いので諦めかけた処で足元まで引いてきたトラウトチューンに突然バイト、不意を突かれてまともな合わせも出来ずあっさりとバラシ、何処から出て来たのか全く判らず不意打ちでした。それにしても相変わらず地蔵堂川は臭います。
 ここ数年空梅雨気味ですが今年も空梅雨の様相ながらここ数日は程良く雨が降って増水している菅引川をバラシた出合から進むがなかなか魚が出てこない。「ここで出なければ駄目だな。」なんてポイントでしっかりバイトが取れたのですが獲れずです。肝心な処でバラシ、しかもなかなかのサイズでした。
 バラシたポイントから少し遡行する渓相が変わり河床にコンクリートの帯工が連続して入っている。所々掘れている所が在るので一応チェックしながら進むとバイトが有ったがここでもバラシ。落差工が現れて越えるのにちょいと面倒な感じだったのと落差工の上は芦がはびこっていたので退渓する事にしたです。結局3バラシ、ノーキャッチでした。

冷川
 少し渋目の菅引川で少ないチャンスをものに出来ずでしたので冷川に移動してきました。冷川も今シーズンは入り易い所ばかりに入っているので下流の大見川との合流点と上流の徳永川出合との丁度中間辺りに畑のあぜ道を通らせて頂き入渓。川に入ってビックリ、河床の石という石が緑色、ふさふさです。比較的水深が有りゆったりと流れてこれまでの経験からして良い魚が付いているポイントなのですが魚の姿は在りません。石をなめる様にトラウトチューンを引くと緑のふさふさがリップやフックに絡み付いてきてかなりのストレスです。上流ではさほど気にならない程度だったのですが、程良い水深、流れの良い感じのポイントでは緑のふさふさに悩まされる上に魚が出て来ない。石にふさふさの無い瀬に期待をかける。水温は16.5度で瀬に入っていても良い感じ。で、こんな感じのポイントでやっと獲ることが出来ました。

 

残念な事にデジカメを忘れてしまい携帯での撮影でピンボケな画像ですが、タックルを置いてある石の右斜め上流の流れが変化している辺りで着水からワンアクションでバイト、きっちり巻き合わせを入れてゴリ巻きでキャッチ。サイズは21㎝とさほどではないのですが渋い状況での一匹、思わず「よっしゃー。」と声が出てしまいました。
 その後は相変わらずの緑の毛が生えた石に悩まされ続け、いつもの入渓点位まで遡行の予定だったが途中で断念して冷川浄化センターの所で退渓としました。