伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

狩野川水系2支流釣行(2009.07.05)

2009-07-15 | 狩野川水系
 久々に釣りに行ける日曜日が来ましたが、従事する現場では労働の日々で身体がけっこう厳しい感じで早起きして河津川で鮎師が入る前に一発勝負を賭けたかったのですが既に前日から怪しい気配が漂っていたのですがやっぱりでアラームで目は覚めたものの身体が起きれずで結局釣りに出かけたのは1100を廻ってからで結局鮎師が入らない手近な所へで狩野川水系の支流に行く事にしたのでした。

菅引川
 ちょいと伊東松川漁協の事務所に顔を出して中伊豆バイパスを走りながら近場で楽しもうと先ず浮かんだのは冷川ですがここは前回も入ったのでとりあえず菅引川へでいつも簡単に入れるエリアばかりだったのでこの日はこれまで入っていない所を選んで入渓点は地蔵堂川出合からです。入るエリアを決めたので駐車ポイントを探して川沿いの農道?市道?を走り出合の少し上流に駐車する事が出来て仕度を始めると雨が降り始めてしまいウエーディングジャケットを着るか迷ったが気合いを入れて濡れる覚悟でレインの仕度をせずに出合の少し下から入り合流点のプールでは地蔵堂の流れ込みから菅引川の流れ込みと丹念に攻めたがチェイスが無いので諦めかけた処で足元まで引いてきたトラウトチューンに突然バイト、不意を突かれてまともな合わせも出来ずあっさりとバラシ、何処から出て来たのか全く判らず不意打ちでした。それにしても相変わらず地蔵堂川は臭います。
 ここ数年空梅雨気味ですが今年も空梅雨の様相ながらここ数日は程良く雨が降って増水している菅引川をバラシた出合から進むがなかなか魚が出てこない。「ここで出なければ駄目だな。」なんてポイントでしっかりバイトが取れたのですが獲れずです。肝心な処でバラシ、しかもなかなかのサイズでした。
 バラシたポイントから少し遡行する渓相が変わり河床にコンクリートの帯工が連続して入っている。所々掘れている所が在るので一応チェックしながら進むとバイトが有ったがここでもバラシ。落差工が現れて越えるのにちょいと面倒な感じだったのと落差工の上は芦がはびこっていたので退渓する事にしたです。結局3バラシ、ノーキャッチでした。

冷川
 少し渋目の菅引川で少ないチャンスをものに出来ずでしたので冷川に移動してきました。冷川も今シーズンは入り易い所ばかりに入っているので下流の大見川との合流点と上流の徳永川出合との丁度中間辺りに畑のあぜ道を通らせて頂き入渓。川に入ってビックリ、河床の石という石が緑色、ふさふさです。比較的水深が有りゆったりと流れてこれまでの経験からして良い魚が付いているポイントなのですが魚の姿は在りません。石をなめる様にトラウトチューンを引くと緑のふさふさがリップやフックに絡み付いてきてかなりのストレスです。上流ではさほど気にならない程度だったのですが、程良い水深、流れの良い感じのポイントでは緑のふさふさに悩まされる上に魚が出て来ない。石にふさふさの無い瀬に期待をかける。水温は16.5度で瀬に入っていても良い感じ。で、こんな感じのポイントでやっと獲ることが出来ました。

 

残念な事にデジカメを忘れてしまい携帯での撮影でピンボケな画像ですが、タックルを置いてある石の右斜め上流の流れが変化している辺りで着水からワンアクションでバイト、きっちり巻き合わせを入れてゴリ巻きでキャッチ。サイズは21㎝とさほどではないのですが渋い状況での一匹、思わず「よっしゃー。」と声が出てしまいました。
 その後は相変わらずの緑の毛が生えた石に悩まされ続け、いつもの入渓点位まで遡行の予定だったが途中で断念して冷川浄化センターの所で退渓としました。