伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

河津川河口シーバス釣行(2009.07.19)

2009-07-27 | 伊豆の海
 巷は3連休で浮かれている。観光地伊豆には人が押し寄せてくるが、基本祭日が休みでない私にとっては関係ないのだと諦めていた。土曜日現場での作業を終え帰社すると20日(海の日)を臨時休業とする事を告げられ降って湧いた連休で釣行計画の幅が広がった。当初は何とか早起きをして河津川本流を鮎師が川に入る前に攻めようかと計画していたのですが、Open6Eさんが相棒さんと一緒に海の日に河津川に来るかもとの事でしたので河津川は海の日に上手く行けばOpen6Eさん達とご一緒する事にして日曜日はどうするか考え、出した結論は土曜の晩に未エントリーのまま溜まっている釣行記を出来るだけ書いて日曜日の朝はのんびり起きてゆっくり出発で夕間詰めから河津川河口でシーバスで、そのまま河津川にお泊まりで翌早朝トラウトです。

河津のタイドグラフが無いので最寄りの白浜のタイドグラフ



 河津川河口でのシーバス狙いは河津川河口釣行(2008.05.05)以来1年以上ぶりです。このエントリーでも書きましたがトラウトを始める前はソルトルアーマンだったので河津川河口に通い倒していたのですが、出張が多くなったりその後職場が替わったりで次第に河津川河口のシーバス釣りから離れてしまっていたのですが久々のシーバスフィッシングで真剣モードです。
 Myハウスを1500過ぎに出発で少し渋滞に巻き込まれ河津川河口に到着したのは1700近くに成ってしまいました。中ボウらしき3人組がルアーをキャストしていたが釣れている様子は無いようで私が仕度をしている間に移動して行きました。ここの鱸は9割方ヒラスズキで比較的小さいルアーの方が良いのでアスリート7Sをチョイスでタックルはトラウトスティンガー77改にエアリティー2506、ラインはヤマトヨテグスのファメルトラウト6Lbで先端にダブルラインを組みローリングスイベルを結んでフロロカーボン4号のリーダーを矢引位セットしてアスリートを結ぶ。このシステムは私がここに通い倒していた頃に私的に確立したシステムです。ヒラスズキを狙うにはかなりライトなタックルですが河口内に巻かれる様なストラクチャーも殆ど無いので鋭利なエラ蓋や呑まれた時のラインブレイクを防げれば十分に勝負が出来るのです。実際、80㎝オーバーのランカークラスを何匹もキャッチ出来ています。
 久々に組むダブルラインで2度ほど失敗したが何とかシステムを組み未だ明るいのでアスリート7Sホログラムイワシを結んでスタート。セブンイレブン裏から左岸側の護岸が高さの在るコンクリートブロック積に成っている辺りが私の狙いどころ。対岸ぎりぎりややアップクロスにキャストしてスローステディリトリーブで探って行く。先程の中坊3人組が対岸に再び現れ左岸の導流堤に陣取り、外にもシーバスマン2人が対岸の導流堤にで、もしかして最近釣れているのかも等と思いつつキャストを続けるが一向にバイトがありません。そうこうしている中に対岸のブロック積の上に一人のオヤジが現れ、「あそこにでかいのが居るよ。」と指を差して私に指示するので素直にアスリート7Sを通すがノーバイト。ひとしきり指示された辺りを探るが全く反応が無いので自分の思う辺りにと考え、今一度ブロック積の上を見ると前筆のオヤジの姿は消えていました。私が入っている右岸側にもシーバスマンが2名追加で益々釣れている気配濃厚な感じです。

 先ほど私に指示したオヤジが再び左岸ブロック積場に現れ、今度は磯竿と少し水の入ったバケツを持参しています。バケツに手を入れてなにやら餌付けをしているかと思えばいきなり私が狙っている辺りへ上流から流し始めたでは有りませんか。仕掛けを数回流した処でその親父にヒット。足場が高い所で掛けているので取り込みの為か何回もえら洗いをされながら下流に誘導している。えら洗いの感じからするとフッコサイズ様ですが途中でフックアウト。
 その光景を見て私は「これはエビパターン?」と独り言を言いつつMyキャラバンにとって返して以前通っていた時に感じていた「エビパターン」を想定して持ってきたワームボックスから小さいサイズのジグヘッドとそれらにセットするサイズのワームボックスをポーチに詰めて再びポイントへ戻ったのです。ジグヘッドはカルティバのミノー1/8オンスに先ずはエコギアのグラスミノーSクリアーラメ入りをセットして対岸のオヤジが流す仕掛けの動きを見ながらタイミングを図ってキャスト、リトリーブするも反応無し。その間餌釣りオヤジがまた掛けているので以前ここでの定番だったグラスミノーSグローにチェンジしての1投目で見事にバイト。しかし、この釣りから離れて久しいので焦ってしまいスイープな合わせが上手く出来ずでガボッと水面で一度首を振られただけでフックアウトです。その後、私にはバイトがないものの餌釣りオヤジの方は当たりが有る様です。現場から離れていた間は解りませんが私の見ている間は4~5ヒットの中1つか2つキャッチしていました。

 バラシの余韻を引きずりつつキャストしていると懐かしいお方が登場です。私がここに通っていた頃に毎回の様にお会いして親しく成った「ヌシ」の登場です。「久しぶりだね。昔のメンバーで今でもここに通っているのは俺だけだよ。」なんて笑いながら私の隣でラインを出してバックを数回取ってシュートでリトリーブでラインが水面から勢いよく離れる音が聞こえたのでヌシの方を見ると1投目であっさりと掛けてファイトしているでは有りませんか、「小さいよ、アベレージ(40~50㎝)だな。」と言いつつノータッチリリース、流石ヌシです。
 その後は私はもとよりヌシにも当たりが出ないので河原に座って昔話で華を咲かせつつ、最近の状況や前筆の餌釣りオヤジの事など聞かせて頂き、ポイントを休ませながら狙うもノーバイト。ヌシが帰られた後もしばらく粘ってみたが2度目の時合いは訪れずでした。このまま川にお泊まりで明早朝の鮎師が川に入る前に下流域でアマゴを狙う予定でいたので無理をせず2130に未だ摂っていなかった夕食をセブンで調達して宿泊予定の駐車ポイントに移動したのでした。
 
 ヌシから色々と教えて頂いた処によるともう少し楽しめそうですが、時合いに間に合う様にここに通うには連休でもないとなかなか厳しいが何とかして近いうちにリベンジしたいです。