伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

Fishing club HUSLER 大型エンブレム完成

2008-05-29 | Fishing club HUSLER

 先日、私と雄登が所属しているFishing club HUSLER参謀本部に大型エンブレムが遂に完成したとのエントリーがUpされ、近々注文の案内が届くとの発表であったが、遂に注文案内のメールが担当メンバーの所から私にも届いた。当ブログはFishing club HUSLERの伊豆前線基地を語らせて頂いているので、部隊長としては我がクラブの旗印を背負わない訳にはいきません。早速私と雄登の分を注文しました。

メールに添付されてきた試作品の画像

 横幅30㎝

正規品は一回り小さく横幅25㎝に成るとの事だがそれでもかなり大きい素晴らしい旗印である。

原画はこんな感じ
 くの字(ハスルアー)に誘われるヤマメ


今回サブエンブレムも同じく製作された。

「釣ジジイ」と言うらしい

やせ形の狭い背中
 に大きなエンブレムはどんなだろうか。


 渓流釣を始めた頃から愛用しているリバーガイドのフィッシングベスト正面には既にFishing club HUSLERの小さいエンブレムやアスリート、ファメルのワッペンが付いている。

 サブエンブレムは何処に付けようか?

 エンブレムを付けたら遊漁券は何処に付けよう、ネットはどうする等々新しいエンブレムが届くのが楽しみである。



マルチ・エキスパート・アングラー「鵜殿順一」

2008-05-28 | 自己
 私と一緒に釣りをしてくれる釣友の紹介です。その人の名は「鵜殿順一」さんでブログ上には「鵜殿さん」で登場する。

 彼は週刊「つりニュース」のAPC(アングラーズペンクラブ)であり、釣行の殆どを原稿にして編集部に送っているので、高確率でつりニュースの関東版に掲載される。おかげでつりニュース紙上で私の名前やら同行した方々の名前や写真などが掲載されるのである。ブログに登場するkidや雄登は何回も写真が掲載されたのです。

 また、彼は山豊テグス株式会社のフィールドテスターでもある。ラインの事で解らない事は彼に聞けば詳しく教えてもらえるので心強いです。彼の影響で私のラインは殆どが山豊テグスです。特にトラウトで使っているファメルトラウトは私のスタイルにマッチしている様でご機嫌な使い心地。エギングではファメルSW スパーPEが耐久性に優れていてお気に入りです。

 他にもNPO法人バーブレスフック普及協会に所属してバーブレスフックの普及に努力しているのです。

 この辺まではあまり表立っては世間に出てこないのだが、最近は株式会社ヤマリアヤマシタでヤマシタアドヴァイザリースタッフになりまして、ホームページでこんな感じに紹介されています。



 何故にヤマシタなのかと言うと、私などと一緒の時には渓流トラウト、堤防でのショアジギ、メバリング、メッキング、エギングと疑似餌釣りに付き合ってくれているのですが、実はMyボートを駆って東京湾を走り回り沖釣りからジギング、ボートシーバスなどオフショアが凄いのです。
 彼が出演したDVDが発売されていまして、彼は「アジ名人」なのです。発売当初に私も買いました。証拠としてパッケージの画像をご覧下さい。

 

詳しい内容は株式会社クエスト つり名人シリーズを見て頂ければ詳しく解りますし買う事も出来ます。私は船で鯵釣りをした事が無いので全然解らないのですが、「アジ名人」を見るとタックルから餌付け、誘い、はたまた船での注意する事まで解り、鵜殿さんらしい解説でためになる教本です。
 自分の釣友の出演するDVDですからネット販売市場での評価などが気に成りチョイと調べた処、こんな評価がありました。

投稿日:2007/10/29 評価: ★★★★★ HN:釣りしてみたい さん [神奈川県]
釣りの経験はあまりないのですが、チャレンジしてみたくて買ってみました!!わかりやすい解説でした!こんど船に乗ってみようかな!今回出演してた人の手ほどきつき初心者むけツアーなんてあったら参加してみたいです 。

鵜殿さんとお付き合いのある船宿さんでこんな企画を組んだら私も当然参加です。

 てな感じのマルチ・エキスパート・アングラーの鵜殿さんですが、私の様な庶民の釣友です。彼は釣り業界の御歴々ともお知り合いで色々な面白い話しも聞かせてもらえ、釣りのアドバイスもしてもらえて一緒に釣行すると楽しくて勉強になるのです。

 色々と書きましたが、要は私の釣友には凄い人がいるぞと自慢したいだけです。

伊東港エギング釣行(2008.05.27)

2008-05-28 | 伊東港エギングDATA
 週後半は雨模様である。今日の風の予報は南西微風、子供達のピックアップ予定は2130頃、昼食は自宅で摂った事もありその時にタックルを持ってきたという訳で仕事の終わりからピックアップまでの僅かな時間であるが、伊東港の様子を覗いに行ってきました。

釣行時間 2000~2100

この日のタイドグラフはこんな感じです。



 ケンサキイカに狙いを絞って本日はライトタックルを選択。白堤防に行くと平日なのにおぼしきポイントは満員御礼で相変わらず混み混み状態です。ポイント④付近に差し掛かった所で日曜に一緒だった高校球児エギンガーに声を掛けられました。「あれ、部活は?」「試験週間なんで終わりが早いから。」「良いのかい。」な会話でなかなか良いサイズのケンサキを1パイ持ってました。それと隣のエギンガーが足元で500g位のを獲っていたと教えてもらい、丁度帰る所だったので、「じゃ、試験ガンバってね。」でお別れです。
 ポイント④にもその先端側の日曜にkidが1.4㎏を獲ったポイントにもエギンガーさんがで私はポイント③の泳がせさんとの間が何とか成りそうなので入る事にしてスタート。風は南西で後ろから、潮はクリアー、潮加減はと言うと正面からやや右沖方向へ流れている。なかなかの速さで3寸のエギでは沈まないのではな感じだが、根掛かりしそうに成り海草が引っかかって来たので大丈夫の様である。しばらくシャクってみたがケンサキの当たりすな出ない。泳がせさんの電気浮きの一つには何かがかかったようでしたが私のエギには乗ってくれるイカは居ませんでした。
 もうあまり時間が無いのでちょっと移動。ポイント⑦が空いていたので入りシャクる。ここの潮加減は右から左で3回ほどキャストしたものの当たり出ずで、潮加減からしてポイント⑧へ移動するもここもあまり潮が利いてる感じが無く当たりも無し。あと時間が僅かしか無いが流れが逆に転じた感じなのでポイント⑦に戻ろうと先端方向に歩いて行くとお気に入りのポイント⑤が空いていたのですかさずキープでピックアップ時間に間に合うギリギリまで10分ほどシャクったが当たり出ず、段々良い感じの潮加減に成って来た感じだが、残念ながら時間切れです。

独り言 久々に獲物無しで、いわゆる「ボ」です。軽くシャクりたかったのでライトタックルで挑んだもののケンサキ君にも見放されてしまったのでした。トホホです。それにしてカラマレッティー・プロト GOCPS-792ML-SJ だと軽快にシャクれて良い感じだ。スペックでは3.5寸までは大丈夫に成っているのだが、以前に3.5寸をキャストして折れたので、それ以来3寸以下専用にしているのだが流れの具合によってはもう少しウェイトが欲しい場面も出てくるので3.5寸の使用やカウンターウエイトの事も考えなくてはいけないかもしれない。


タックル・データー
ロッド :カラマレッティー・プロト GOCPS-792ML-SJ
リール :エアリティー2506・ブリーデンWハンドル
ライン :ヤマトヨテグス ファメルSWスーパーPE0.6号
リーダー:グランドマックスFX 1.0号
使用エギ:エギ王Q3寸各色、アオQ3.0寸GT-4



伊東市イカ類採捕禁止
参考資料

伊東港エギング釣行(2008.05.25)

2008-05-26 | 伊東港エギングDATA
 kidとの河津川、持越川から帰って来て片付けだが、今回はウエーダーを使っていないので直ぐに終了。何となく疲れがあるがブログを書く気にもなれずで、風は西、荒れた後、満潮は2125とくれば行きます。伊東港白堤でエギング。

釣行時間 1800~2030

この日のタイドグラフはこう。



 仕度をしている処になんと久しぶりに高校球児エギンガー登場。彼は部活が忙しく本当に久しぶりでの釣りの様である。kidの釣友でなかなかの好青年。彼がkidに連絡をすると、渓流釣行の時にナイスサイズの鯖が回っている事をkidに話をしたので彼はそれに釣られて既にメタルを投げて居るとの事です。
 堤防に行くと日曜の夕方は比較的空いているはずだが、午前中の天候が悪かったせいかかなり混んでいます。手前側の要所は先行者だらけでkidがポイント④に入ってメタルジグをシャカシャカやっていた。私達2人が行くとkidが先端側横にずれてくれて私が④、その横に高校球児エギンガーのA君でスタート。
 シャクり初めてほどなく私がケンサキをキャッチ、続いてA君がチビケンサキでこれはリリース。

 まずまずサイズのケンサキイカ

続いて私がマイクロケンサキを掛けたのだが3.5寸のエギと同サイズでびっくりでこれまたリリース。そうこうしている中にkidも暗くなってきたので鯖を諦めてエギに付け替えてシャクり始めた。潮加減が良い感じに成ってきたなと感じた時に隣のkidが「オーッ、オオッ。」声を上げているので声を掛けると「イカが掛かった。」との答えである。ぐりぐりと巻いているのでさほどではと思っていたが揚がって来たのはグッドサイズでとても抜きあげが出来ないので私がサポートに入り、Myコンパクトギャフ4号機での初アオリのギャフ打ちは奇しくも自分の獲ったアオリでは無く、kidのアオリでした。サクッと良い感じの刺さり具合で人のアオリなので落としたらまずいのでちょと緊張して上手いこと柄が縮まずちょっと焦ったが固着する事も無く見事にキャッチする事が、出来ました。検量結果は1.4㎏と立派なサイズのアオリイカで、普段殆どエギングをやらないkidがいきなりの大物です。おめでとうございます。
 その後は私がまずまずサイズのケンサキを追加したものの、私は陸寄りが気に成り、空いたポイント⑦へ移動したものの当たりは出ず。今一度2人の所に戻りしばらくシャクってから2人が帰ると言うので、送って行かなければ成らないので、良い時合いながら帰る事にしたのです。のりのりのkidはケンサキ2ハイ追加したとの事でニコニコでした。

独り言 人が掛けたアオリであったがMyコンパクトギャフの使い心地が良い感じで刺さり具合、掛かり具合も解り、取り合えず1.4㎏のアオリのランディングでも大丈夫な事が解りまずまず。しかし、最近は「ボ」は免れているものの、アオリがなかなか獲れない。まだまだ数が揚がっていないので私の所には回って来ないがそのうちに揚がる数が増えて何とか成れば良いのですがね。
 
タックル・データー
ロッド :カラマレッティー・プロト GOCPS-862MH
リール :ダイワ TZ-2500SC・ブリーデンWハンドル
ライン :ヤマトヨテグス ファメルSWスーパーPE0.8号
リーダー:グランドマックス 1.2号
エ ギ :エギ王Q3.5寸各色、アオQ3.5寸各色

伊東市イカ類採捕禁止
参考資料

持越川釣行(2008.05.25)

2008-05-26 | 狩野川水系
 河津川で増水で数は少ないだろうが、増水を期に遡上するであろうサツキマスを狙ってやってみたが、残念ながら会えなかった。Myキャラバンの座敷童ことkidは濁りが嫌いと見えて朝から萎え萎え状態で、少ないお小遣いの中から入漁券を買ってまでな感じなので、彼が年券を持っている狩野川水系へMyキャラバンを走らせる。七滝ループ橋を登り、新天城トンネルを抜ければもうそこは狩野川水系本谷川。やはり濁りが入っているがずいぶんと取れている。私は増水でも釣りが出来る持越川の上流と言うか鉱山の少し下辺りを目指していたので、国道414から落合楼の所で左折、先ずは本流を渡り、次に猫越川で川沿いを走り、持越川へ入っていくのだが、渡った本流はそこそこの水色でkidが「オッ!」と声を上げたが残念ながら既にクローズしてしまったエリア。それに比べて猫越川はkidのお眼鏡にかなわぬ位な濁り具合。いずれにしても猫越川のこの辺りは禁漁なので関係ないが、私なら逆に良い感じの濁り具合と感じていたのですがね。さて、持越川の様子はと言うと下流は濁りが入っている。萎え萎えのkidに「この上の災害復旧工事現場を過ぎれば大丈夫。」と話しながら上流へ向かうと工事現場を過ぎた辺りから随分濁りが取れた感じで、目的のエリアに到着である。

 目的のエリアは新しい青菜橋の所にMyキャラバンを駐めてその目の前からである。ここは昨年の台風直後に釣行した持越川釣行(2007.09.09)で増水で他が出来なくても何とか成ったエリアであり、昨年はなかなか良い結果が得られた所なのだが、現場に着いて水色を見てkidは萎えな感じ。私は石の落差を流れ落ちる水を見て、笹濁り程度と判断し、彼に「やろうよ。」と声を掛けてやっとスタートです。
 いざ川に入ってしまえばkidも水を得た何とやらで、橋の所の最初のポイントで1投か2投目でキャッチしているではありませんか。トップの画像がそれです。私はニーブーツでも何とか成りそうな感じだったので、フェルトスパイク底のニーブーツで川に入った。ワレットには本流様にチョイスしたアスリートばかりで、5.5㎝は無しで無謀にもアスリート7SのSSSカラーでスタートしたのだが、なんとkidが獲った同じポイントでヒットしたが残念ながらバラシ。ニーブーツで川をおそるおそるの遡行であるが途中落差工の在る所以外は十分に遡行可能ながら狙えるポイントは限られるので、いつもならさっさと遡行するkidがこの日は何故かスイッチが入らずでゆっくりなのを良い事に私が先行気味で美味しい所をやらせてもらい、kidが私が攻められない所をフォローしながらなのだが、昨年良かった大場所では全く魚が出てこずな感じ、つい最近に抜かれてしまった様です。
 私はとてもニーブーツでは遡行出来ない落差工を飛ばして、100m程上流へ入り直し、この間はkidにお任せし、入り直した目の前の小場所にアスリート7SPホロヤマメを通すとなんと小さいのがヒット。7㎝のアスリートのテールフックに7㎝のアマゴの下あごがガッチリフッキングでブログネタに写真を撮ろうとオバQを構えた処で暴れてフックアウトで残念!
 前回良い魚が出た落差工の大場所を丹念に攻めながらkidを待っていたが、ここも同じく無反応でした。私が飛ばした所の様子をkidに聞くと小さいのがまあまあ居ますとの事で小場所ばかりのエリアなので納得である。
 前回はここまでだったが、この先へ進む事を提案して進むと少し上流に意外と良い場所が在りました。

 こんな感じの場所で

 こんなアマゴが獲れました。

このポイントで私が1キャッチ、1バラシでkidも1キャッチ、1バラシ都合4匹は居て、kidが粘っていたので後から聞くと25㎝より大きいのがチェイスしたので粘ったとの事です。入り易い場所のわりには以外と魚がいて楽しませてもらいました。この先はニーブーツではチョイと厳しそうなので、kidにMyキャラバンを取って来るから先に進む様に告げて私は退渓。川からピックアップしてkidにその後を聞くと魚はそこそこながらバラシとの事でした。暗くなるまではまだまだ時間か在ったが、kidもこれにて終了との事で、下る途中脇道へそれて吉奈川の様子を見ながら国道へ出て帰って来ましたが本流、大見川は水量も多く、濁りも取れていない感じでした。

 今回の釣行ではkidの濁り嫌いを知る事に、彼が言うにはクリアーウォーターでルアーにチェイスしてくる魚を確認しながらヒットに持ち込むのが好きとの事です。だから本流の様に魚の姿が見えないのに突然ゴンと出る様なのは好みでないのではと感じたのです。逆に私は濁りが入った川の方が人の気配を薄めてくれるので好きで、かなり濁りが入った時でもルアーが良い所を通ればヒットするのでよっぽどの濁りでなければ諦めないのですが、河床の様子が判らなく成るほどの濁りの時には危険なのでこの日の様にニーブーツでやれる所だけやるてな感じで楽しんでいるのです。

河津川釣行(2008.05.25)

2008-05-26 | 河津川水系
 日曜日です。狩野川本流がしまってしまったので、ひとまずホームの河津川と決めていました。天気が良ければ家業の甘夏みかんの収穫を手伝わなければ成らないのと、雨で行けるとしても最近お疲れ気味なので遅く出掛ける予定でしたから、Myキャラバンの座敷童ことkidには連絡しないでいた処、土曜の夜にkidから電話が来たので釣行ポイントとピックアップ時間の話しをして、同行決定。その時の「kidの呟き」です。
 寝坊しました。約束のピックアップは0800頃、目が覚めたのは0750で先ずはkidに遅刻を連絡で釣りビジョンを付けると「フライフィッシングギャラリー」なる番組をやっていまして、人を待たせているのについつい見ながらの仕度で時間が掛かってしまい、kidをピックアップしたのは0840に成ってしまいました。
 昨日から降り続く雨で増水している。出がけ「SIPOS-RADAR」で水位を見ると0800で+25、という事は平水より約35㎝位の増水である。河津川に向かう途中で中部建設局に登録してある注意報・警報情報のお知らせサイトからメールが入った。0807に静岡県東部に大雨洪水警報が発令されたのは承知していたが、なんと0933に静岡県伊豆にも同警報発令で河津川河口から川を見て歩き峰大橋の少し下流の状態がトップの画像です。この時点で平水より50㎝増水である。下流側を撮したのがこれ


いつもなら難なく渡る事が出来る場所ですがこの日は間違いなく流されてしまう状況。一応大鍋川の様子を見に行ったがダメで当然といえば当然です。
 ひとまず河口の駐車エリアまで戻り川の様子を見ながら、流れ出しにいる1羽の鵜が餌を獲っているのを観察しながらkidと二人でまったりしていた。kidは濁り水が嫌いな様で昼寝するというが、私はさほど気にしないと言うか、この時期は特に増水によりサツキマスが遡上してくる可能性があるので逆にやる気であり、実際にこの河口で鱸釣りの外道でしたがもっと濁った時に橋脚の巻き返しで40㎝のサツキマス(写真ではうっすらとパーマークが写っていた)を獲った事が有るのだ。少し雨が小降りに成った所で仕度をして出撃です。その頃kidは携帯から自分のブログに「こんな事」をエントリーしていました。
 橋脚の巻き返しを中心に橋の前後を丁寧にチェックしたが期待したフレッシュランのサツキは居ない感じと言うかそうそう居ない魚なので濁りに萎え萎えのkidに「ほら、増水濁りは良いんだよ。」と自慢したかったが叶わずでした。
 この位の増水ならばピンポイントで狙える場所は幾つか有るが、私が一番好きな踊り子温泉会館の裏に行く事にした。足湯の所にMyキャラバンを駐車して右岸の護岸の上から釣るのだ。その頃kidは「こんな事」してました。私のアスリート7Sにコンと当たりらしきが1度だけ出たがアマゴのチェイスなのか鮎が当たったのかは判らずです。ブルーランナーの前も気に成ったが、萎え萎えkidにこれ以上Myキャラバンの番人をさせるのもてな訳で移動。

 今日の川の様子で出来そうなのは荻ノ入川上流なので見に行ったが、当然ここにも薄濁りが入っているし増水している。どうするするかkidに聞くと「河津は券を買わなくては成らないので・・・」という事で、彼が年券を買ってある狩野川水系に移動する事に決めて、河津七滝ループ橋を登り、天城越えで河津川を終了としたのでした。

Myコンパクトギャフ

2008-05-24 | ハンドメイド
 私が愛用しているイカ用のギャフを紹介してみようと思う。全長2.6m、仕舞込み寸法35㎝の片手でらくらくの軽量コンパクト・ギャフです。

先ずはどんなものか画像で紹介。

 持ち歩き時、カバーが被った状態
 ポイントカバーを外した状態 
 ギャフヘッド部の拡大
 伸ばすとこんな感じ

 一連の画像でお解りと思うが、一応仕様と言うか作りを紹介しておく事にします。
先ずは柄の部分はグラス製渓流竿ダイワ小継「瀬」硬調3.1mの穂先と2番を外したもの。中古釣り具ショップで300円で購入。
 次にヘッド部分は天秤などの製作用にショップで売られているステンレスバネ線φ1.8㎜を成形してステンレス用の半田付けで固定し半田のさびを防止する為にエポキシ樹脂でコーティング。軽量化の為に市販のギャフに比べてかなり細いが伸びる事もなく強度は十分である。柄との接続はトップと同じ位の長さのステンレスバネ線を製作したヘッドに固定し、バネ線に細いステンレス針金をらせん状に巻き半田付けしたものにエポキシ接着剤を塗布し、トップに差し込みエポキシ接着剤が充填する様に接着する。
 ギャフのポイントカバーは浮きゴムの内径2.0㎜を使用し、使い古しのPEラインで巻き柄に固定するのだが、ゴムの劣化による交換を考えて柄には接着せずに巻き付けたPEラインのばらけ止めと、浮きゴムのずれ止めの為にPEラインに接着剤を染み込ませ固定する。浮きゴムがある程度つぶれる位まで締めれば柄からずれる様な事は有りません。
 ざっとこんな感じですが、後は釣行時に身につける為にカラビナなどを取り付けるリングなどを付けるのですが、私の場合エギバッグに付いているタオルを通すゴムリングに通して持ち歩くので一応ずれ止め用に浮きゴムをリング状に取り付けています。
 総材料費は接着剤や半田、ステンレス針金などの雑材料費を除いて1000円以下です。

 初号機は昔使っていた5.5mの仕舞い込み寸法30㎝のグラス製の渓流竿に頂いた市販のギャフベッドを取り付けたもので長さも4.5m位で、今のほど軽くは有りませんが、コンパクトで良い感じながらギャフを使うほどの大物が獲れる前に一度も使わぬうちに宇佐美の堤防で海に落としてしまい海の藻屑と成ってしまった。
 初号機をなくしてしまってから仕方なく市販のオートギャフを買って使っていたのですが重たくて持ち歩くのに煩わしく感じていた。ある時、伊東港でキロクラスのアオリを掛けてテトラを登ろうとした時に足を滑らせてあわや落下という時にイカと共にギャフもろごと手から離れてテトラの隙間に落下してそのまま沈んでしまい無くしてしまったのだが、一応コンパクトタイプだったが長い重いで私の通うフィールドでは5mものながさをあまり必要としなかったのでこれを期に、2号機を製作。
 2号機は仕舞込み寸法45㎝、4.5mのグラス渓流竿で製作。その時に市販のギャフヘッドを買おうとしたが意外に高かったので、当時、小物用にマイクロハンドギャフを製作していた事も有り、ヘッドから自作。強度の面も考えて柄の先径を太くした事も有り3m位で堤防の足場が高い所では使えませんでしたが、かなり活躍してくれました。2号機は釣友が伊東港で2キロ近くのアオリを掛けたがギャフやネットを持っていなかった為、テトラを下りてハンドランディングをしようとした時にテトラから落ちて膝をケガした事を聞き、3号機製作中な事も有り、彼に進呈。
 3号機は2号機と同じく仕舞込み寸法45㎝、4.5mのグラス渓流竿で製作。もう少し長さをが欲しくて柄の先径を細くし、ギャフヘッドの重量を考え、ヘッド径を小さくして、見た目には掛けた後に直ぐに外れてしまうのではと心配だったが、2.6キロを筆頭に何バイものイカのランディングをしてくれました。ランディングに失敗したのは波に洗われて外れてしまった1パイだけす。3号機はついこの前まで使っていましたが、この前ご一緒した釣友に「ギャフは持ち歩かないのですか?」と聞かれたので「これ。」とエギバッグにぶら下げた3号機を見せた処、随分褒めて頂いたので気をよくしてさし上げちゃいました。
 その時はもっとコンパクトなのを作ろうと、既に今回の4号機の材料は調達してあったが使える物が有るうちは、なかなか作らずにいたのだが無くなれば作るだろうとの考えだったが、やはり必要に迫られると直ぐに作りますね。接着剤などの硬化時間まで含めて夜ちょこちょこと製作して1週間掛かりませんでした。
 こんな経緯で今回の4号機が出来上がった訳ですが、徐々に改良がされ良い感じに仕上がったと思います。

 1号機から全て柄にするロッドにはグラスを選んでいる理由は、中古市場で極安であること、カーボンの場合傷が付くとそこからあっけなくぽっきりと行くが、グラスの場合比較的粘りが有るからです。
 ポイントカバーは自作マイクロギャフにも採用している方法ですが、格好が悪い事と付け外しが多少手間な事に目をつむれば、自作をする場合材料価格、調達の楽さなどはもとより軽量な事、それに材質がゴムですから柔らかいので安全な事などのメリットが有ります。

 今回の4号機のデビューは伊東港エギング釣行(2008.05.23) でアオリではなかったものの初仕事をしました。初めて軽量なケンサキイカにギャフ打ちしたのですが、一度失敗した事により軽量イカを掛ける時の感じも判りまずまずのデビューだったと思います。
 私のエギングスタイルは他のエギンガーさんからすれば考えられない位の細いリーダーを使い、比較的ライトなタックルで特に秋イカシーズンには
ロッド :カラマレッティー・プロト GOCPS-792ML-SJ
リール :エアリティー2506・ブリーデンWハンドル
ライン :ヤマトヨテグス ファメルSWスーパーPE0.6号
リーダー:グランドマックスFX 1.0号
と超ライトな仕様の為、軽量なコンパクトギャフは必須アイテムに成っています。私が通うポイントでは2.6mで殆どカバー出来るので、コンパクト軽量ギャフを手にしてしまうと市販の重たいギャフはもう持てません。一抹の不安は今回柄のベースに成った渓流竿は発売している時代にはけっこうグレードの高い渓流竿だったと見えて作りが密な感じなので水につかる事による固着が心配である。現に聞く話によると2号機は固着で縮まらなく成り使えなく成ったようです。

もしも、このギャフに興味を持って作ってみようという方がおられる様でしたら、ここに書ききれなかった細かいノウハウはいつでもお教えしますのでご質問下さい。また、良いアイディアなど浮かびましたらそっと教えて下さい。

伊東港エギング釣行(2008.05.23)

2008-05-24 | 伊東港エギングDATA
 金曜日恒例、釣友のT.Okamotoさんが「釣れない神様」を同伴して伊東港にエギングに来る。私は「釣れない神様」の面倒を見る為にご一緒するのです。

釣行時間 1830~2400

この日の伊東港のタイドグラフです。



 書かなくては成らない図面が山ほど有るが、ポイと投げ出して会社を出たのが1830、タックルは昼休みに自宅へ取りに行ってきて既にMyキャラバンに搭載してあるのでそのまま伊東港へ直行。仕度をして白堤へ1800頃に到着で既にシャクっているT.Okamotoさんを探しに白堤へ行く、相変わらずイカ釣り盛況でなかなかイカ釣り師が多い。T.Okamotoさんはポイント③と④との中間位のテトラに陣取りシャクっているのを発見。先ずはご挨拶して様子を聞くと「さっぱり」の答えで釣れない神様に支配されている感じである。
 本日の時合いは1900頃と考えていたので私も早速始める事にして入れそうな所を探すのだが堤防を見渡すと何となくお気に入りポイントの⑤が空いている感じなので行ってみるとラッキーな事にぽっかり空いている。おまけに⑦まで空いているので移動してきたT.Okamotoさんに⑦を勧めてお話ししながらのシャクりに入る。天気は曇り、風は南西極微風、波は無しの凪で、水温測定の結果は表層温度18.8゜Cと良い感じである。潮加減は右から左になかなかの流れでこの流れが変化する時がチャンスと考え集中する。しばらくシャクっているうちに潮加減の変化が見え、神経を集中してかなり手前までじっくりシャクって来ると、丁度手前の海草際辺りで違和感。バシッと合わせを入れると、バシッと食腕がちぎれてしまいました。カンナに付いてきた食腕からするとさほど大きくないケンサキイカの様である。それから少し経つと潮が左沖へ向流れだし益々良い感じの潮加減で期待が高まる。いつもの感じでエギを送り込み、HPSJとシャクり、フォールの3セット目のフォールに入った直後に当が出て合わせを入れると非力の私、少しロッドが戻され気味ながらバレずに何とかイカが掛かっているが、ドラグを出す様なトルクフルな引きは無く引きかげんからしてケンサキイカな感じだがちょっと引きが良いのでサイズを期待したが、食腕1本掛かりで良い感じに抵抗していただけで、揚がってきたのは普通な感じの胴長25㎝位のでした。一応ネタとして画像を添付します。

 ベローンと伸びた細い食腕

画像の通り、ちぎれそうな細い食腕が伸びているので抜き上げすると切れていまいそうな気がしたので、本日からデビューのMyコンパクトギャフの使い心地を試して見る事にしてギャフ打ちをしたのだが、1度目はアオリイカに打つ様にガシッと打ったので勢い余って一度刺さったのに反動でまた抜けてしまったのだ。幸いバレなかったので今度はさくっと打って見事ランディングです。

 その後はチビのケンサキイカを1パイ追したもののアオリイカの姿を見る事は出来ず。何となくその後の潮加減はあまりしっくり来る感じではなかった様な気がするが、T.Okamotoさんの目撃によるとまずまずサイズのをお持ち帰りしたエギンガーさんも居られた様なので、いつになく日付が変わる頃まで頑張ったが、私のエギを抱いてくれるアオリには会えなかったという事ですな。

 T.Okamotoさんは先端平場のポイント②と③の泳がせさんの電気浮きの空隙を狙ってまずまずサイズのスルメを2ハイキャッチしておりましたが、先週の山梨のイカ釣り師さん西伊豆へのエギング釣行の時に猛威を振るった「釣れない神様」のパワーは伊東港でも衰えず。なんて書くと誰かが疫病神を背負って歩いてる様に思われるといけないので、「潮加減が思うほどよろしくなかった。」と言う事です。

独り言 前回キロオーバーをキャッチした潮回りと同じ感じだが、色々変わる海の状況で来る時も有れば全くな時もありで自然相手の遊びですからこれも仕方がない事ですな。


タックル・データー
ロッド :カラマレッティー・プロト GOCPS-862MH
リール :ダイワ TZ-2500SC・ブリーデンWハンドル
ライン :ヤマトヨテグス ファメルSWスーパーPE0.8号
リーダー:グランドマックス 1.2号
エ ギ :エギ王Q3.5寸各色、アオQ3.5寸各色

伊東市イカ類採捕禁止
参考資料

狩野川釣行(2008.05.18)

2008-05-21 | 狩野川水系
 狩野川本流の今シーズンラストの釣行である。5月19日までなのでサンデイアングラーとしてはこの日が最後の釣行に成るのだ。同行して頂くのはいつもの鵜殿さん。事前のメールのやり取りで「狩野川本流ラストなので本流の下の方をやりたい。」「上手くするとサツキに会えるかも。」「下手すると坊主ですな。」な感じで本流の狩野川橋より下にお付き合いしてもらった。
 前日に伊東港で待ち合わせをしてエギングをしていたので寝不足です。仮眠から目が覚めたのは予定0430だったはずなのに0530です。鵜殿さんが何回も電話を入れてくれた様だが全く起きれませんでした。出遅れた感が強いが、どうせこの時間だと中途半端なので狩野川大橋より下流の様子をMyキャラバンで一通り見て回る事にして先ずは神島橋を渡ると要所要所には大きなネットを背負ったルアーマンが入っています。明らかにサツキ鱒狙いです。そのまま左岸沿いの道路を上り狩野川公園の駐車場に駐車で仕度をしていると「釣りするのにここに駐車は困る。」と管理人に言われたが、「すいません直ぐに移動します。」と告げると「今日は良いよ。」と何とも曖昧な感じです。どこぞの釣りクラブの方々がバスで乗り付けていましたからね。私達だけ退けとは言えなかった様です。

 遅く起きた朝は完全に出遅れです。各所には釣人、流石にクローズ直前の日曜日はいままでとは違い混んでいます。狩野川大橋の前後にはバスの団体さんが入っていまして、練り餌などを使っているのでハヤ狙いの様ですが、当然入れる訳が有りません。狩野川大橋左岸の所から川に入り左岸側の分流を歩き山田川出会いの所まで下る。途中の山田川は芦がびっしりで誰も狙わないだろうから魚が居るはずと思い、鵜殿さんがほんの少し上った処、そこそこの魚のチェイスが有ったが獲れなかった様です。ちょろちょろ流れを下りやっと本流にでました。城山の麓からほんの少し上流で分流が左岸にブッツケで良い感じながら激流、一通りチェックしたが反応無し。激流で川を渡る事が出来ずで戻るしか有りませんが、途中で小川の様な流れが中州の中を走り芦の隙間が有るのを発見して突き進み、右岸側の太い流れに出る頃にはだいぶボサに成っていましたが上手い事本流に出る事が出来そのまま狩野川大橋まで釣り上がるが、ここも全くのノーチェイスです。途中で城山をバックに鵜殿さんの雄志を撮影したのがトップの画像です。狩野川大橋の所で右岸に渡る事も考えたがかなり危険そうなのでそのまま川から上がり移動する事にしたのでした。

 次に向かった先は神島橋です。橋の上から撮影の画像

 神島橋の上流側

 神島橋の下流側

Myキャラバンで見て回った時には橋の下流にも上流にもルアーマンが入っていましたが、下流に入っていた人は一つ下の渕に居ます。小さい画像で見えるかどうか判りませんが立ち込んで居ます。私達は右岸側橋の下から下流の渕を釣り下る事にして川に入るのですが、狩野川漁協さんの方々が鮎の解禁に備えて草刈りをしてあったので入るのに楽ちん。
 私は画像に写る白泡が在る辺りの所へ、鵜殿さんは少し下流側に入り、二人で間隔を空けながら少しずつ釣り下る事にする。鵜殿さんはほんの少しアップクロスにキャストで流れ際をドリフトで流しUの字ターンで食わせる感じの攻め方の様である。私はと言うとトラウティストドリームの西村氏の如くダウンクロスで護岸ブロックの際に落とし、アスリートをダートさせて流れを横切らせる感じに攻めていた。私の気分はいつ来るか判らないサツキマス狙いそのものである。
 対岸のブロックの2/3位下った所でふと鵜殿さんの様子を覗うとロッドが弧を描きファイトしているではありませんか。何度も走られている様子で間違いなく大物とのファイト。私はすぐさまサポートに行き、後ろで固唾を呑んで様子を覗いながら、このネットだと小さいなどうやって取り込もうかなどを考え、鵜殿さんの動きに合わせていた。鵜殿さんの絶妙なファイトのも係わらずなかなか姿を見せない魚、対岸に向かって走りドラグを出す。少しずつ寄せてもう少しで姿が見えそうな所まで来ると今度は太い流れをぐんぐん上りまたドラグを出す。そうかと思えば下流に向かって突っ走り、下流の瀬に行かれると厄介なので何とかこらえてとかなりの時間ファイトをしているがなかなか魚が弱ってくれない。ドラグを出されては寄せ、また走られては寄せを繰り返し、やっとランディングが近く成って来た感じで今度は私が緊張してきた。ランディングをしくじる訳にはいかない、なんとしてもキャッチしなくては成らないので緊張しつつ鵜殿さんの動きに合わせラインの方向を見ているとやっと魚の姿が見えた。
「でかい!」「あっ、色がちょっと違う?」
ファイとしている鵜殿さんにも魚の姿が見えた様で「なんだよー。」と叫びながらも、まだまだ弱っていない魚とファイトして何とか浅瀬に魚を誘導し、私の小さなランディングネットを頭に被せ更に浅瀬に上げてやっとキャッチである。

62㎝ 「ニゴイ」 キャーッチ!!

 満面の笑顔の中にちょっととまどいが・・・

 使用ルアーはマリアのフェイクベイツF70アユ/ホロ

 ニゴイとのファイトでポイントが荒れてしまったであろうが、対岸の護岸ブロックの終わりまでやってと思い続行するが、先週ロスしたアスリート7Sゴーストアユの調達をお願いし、鵜殿さんに地元のタックルベリーを何店も廻って何とか見つけてきてもらったゴーストアユに極めて近いカラーのアスリートを対岸の芦にミスキャストで引っかけてしまった時点でこのポイントを終了。
 川から上がりながら「強い流れが程良く緩むあの辺りが良い感じだと思っていたよ。」「魚が違ったけど。」「俺だってその辺は考えながらやってるよ。」「魚は違ったけどね。」てな感じの会話です。鵜殿さんも魚の色を見るまでは「これはやっちゃったかな。」「もしかして俺って凄い。」と考えながらファイトしていたとの事でした。鵜殿さんには少し待っていてもらって左岸のブロックを歩きアスリート7Sゴーストオリーブバックを救出してから移動。

 午後から支流を予定していたので、最後の本流ポイントに選んだのは私が一番好きで実績がある大仁橋から修善寺橋の間である。右岸にMyキャラバンを駐め、私は目の前の前回大物のチェイスがあった所に真っ先に入ると「いきなり核心からかい(笑)」と私に声を掛けて、鵜殿さんは少し上流の護床ブロックの所に入った。
 核心に何度もコースを変えてアスリートを通すが反応無し。ふと鵜殿さんの方を見るとまたもやロッドを満月に曲げている。しかし、今度は笑っているではないですか、サポートに近寄って激流の中から姿を見せた魚を見ると銀色ではなく金色で鵜殿さんも魚が何かが解っているので半ば強引に寄せてキャッチ。これも60を余裕に超える「ニゴイ」でした。
 その後は川を見ながら要所要所をチェックしながら釣り下り、狩野川本流初釣行の時にテンガロンハットを被ったルアーマンに失礼な事をされた大仁橋の所の消波ブロックを少しやってなんの追いも当りも無く本流釣行を終了。午後からは何処かの支流をやる予定でいたが、鵜殿さんの「何か俺もういいや。」の一言で、ウエーダーを脱ぎ片付けをして狩野川本流を終了としました。

 私には何も魚信はありませんでしたが、本流らしい本流の釣り方を味わい十分に楽しんだ釣行でした。鵜殿さんは「やっぱ3Lbであの流れの中であのサイズとのやり取りはきついわ。」と言っていたが随分疲れた様です。後から聞いて驚いたのですが、60オーバーの2匹共に太い流れの中でマリアのフェイクベイツF70アユ/ホロで掛けてヤマトヨテグスのファメルトラウト3Lbでのやり取りで見事にキャッチ、このラインの事を知り尽くしたエキスパートならではの妙技をつぶさに見せて頂きました。一つ残念なのは魚の色が違った事です。

 家に帰ると雄登が「ありがとうございます。」、私「・・・?」で、すっかり忘れてました。部活で使う注文しておいたツナギを大仁のワークマンから取ってくるのを頼まれていたのです。昼食を摂ってから大仁に戻りツナギを受け取り、今一度神島橋に行くと誰も入っていませんが、陽が高いのと昨晩からの疲れもありで夕間詰めのワンチャンスに賭けて最後の悪あがきをしようと決めて昼寝。
 1700から狩野川本流今シーズン最後の最後の釣行、場所は神島橋下流、夕間詰め狙いの最後の悪あがき。ウエーダーは履かずに左岸の護岸ブロックから流れとブロック際を狙うが、ドラマのかけらもなく何事も起こらずに終了。

 これにて2008狩野川本流が終わりました。今年からやっとルアーマンに開かれた狩野川本流、色々と思う事があるがまた時間がある時に書く事にして、何はともかくこれからという時期にやれないのは悔しいがこれも仕方がない事で2008狩野川本流釣行記を終わりにします。

伊東港エギング釣行(2008.05.17)

2008-05-20 | 伊東港エギングDATA
 鵜殿さんとは久々のエギングである。彼は海、川、陸っぱ、船を問わず色々な釣りに精通し、全てをそつなくこなすマルチエキスパートアングラーなのだが、唯一イカ釣りだけは苦手な様で私にお付き合いでイカ釣りをする時にはいつも「解らん。」の呟き連発である。しかし、この前メールで「最近はイカ釣れてる。?」との問い合わせ、遂に苦手克服するのかという訳で日曜の狩野川本流釣行前に伊東港で一緒にシャクる事に成ったのです。

釣行時間 2000~2430

この日のタイドグラフはこんな感じです。



 伊東港からそのまま狩野川本流へ行き、へとへとに成って帰ってきた上に、月曜からは山ほどの図面書きが待っていてなかなか釣行記がアップ出来ずで新鮮さに欠けるのでさらっと報告する事にする。

 春イカ情報が流れているのでご多分に漏れず白堤防は混み混みの状態です。テトラの低いエリアには入れる空きは在りません。幸いポイント⑦に空きが在ったので先ずは鵜殿さんをそこへ促してスタート。私は陸側の中間辺りに陣取ってスタートするも足元が安定せずで少しだけやって移動。鵜殿さんも根掛かりでエギロスの様で二人共に先端方向に移動の時に、ポイント⑤に入っておられた先行のエギンガーさんがそこそこサイズを1パイキャッチしていました。干潮潮止まり直前の時合いです。
 鵜殿さんはポイント③と④との間のテトラに入り、私はその横にと思ったが泳がせさんの電気浮きが近かったのでやめにしたが、時合なのでポイント⑦が気に成り戻ったのですが、アオリの当たりは無くケンサキイカキャッチで先端に戻る。そのケンサキは次の画像です。

 大きくは無いが鵜殿さんのお土産にキープ

 先端平場に空きが出来たので移動。ポイント②にエギンガーさん、ポイント③に泳がせさんで私達2人はその間に入らせて頂く。干潮潮止まりでしばし止まっていた潮が動き出してきた。キャストからサミングしながら流れに乗せてエギを送り込んでいる最中にラインが走りベールを返して合わせを入れて乗りました。これもケンサキイカです。

 ほんの少しサイズUpお土産2ハイ目

 私がケンサキキャッチ直後にポイント②のエギンガーさんに大物がヒット。干潮で足場が高くギャフ打ちに苦労されている様子なのでお声掛けしてサポートに入り見事キャッチは1.6㎏の♀アオリでした。このサイズの♀が居るという事は1回り、2回り大きな♂がいると気合いが入るが当たりらしきを1度感じたのみでその後は音沙汰無しでした。
 時合いなのに、運良くポイント⑤が空いた様子なので入るが、根掛かりでエギをロスしてあえなく終了。しばし離れていた先端へ戻ると、鵜殿さんは相変わらず「解らん。」連発でキャッチは出来ていない様子。先端角のポイント①のエギンガーさんがケンサキを連発していたけど何故にオレには掛からんとぼやいておりました。

 明け方の満潮0252を狙おうと、ほんの少し仮眠を取って0230に起きて白堤防へ行ったが北東風ビューで釣り出来ずで、すごすごと退散してきました。


独り言 潮の変わり目にチャンスありは間違いない様である。干潮2113でポイント⑤でエギンガーさんがキャッチされたのが2030頃、先端のポイント②で捕獲されたのが2200頃でどんピシャでした。鵜殿さんのエギや私のエギを抱いてくれなかったのは残念。



タックル・データー
ロッド :カラマレッティー・プロト GOCPS-862MH
リール :ダイワ TZ-2500SC・ブリーデンWハンドル
ライン :ヤマトヨテグス ファメルSWスーパーPE0.8号
リーダー:グランドマックス 1.2号
エ ギ :エギ王Q3.5寸各色、アオQ3.5寸各色

伊東市イカ類採捕禁止
参考資料

伊東港エギング釣行(2008.05.15)

2008-05-17 | 伊東港エギングDATA
 前回ご一緒させて頂いたおくってぃさんからメールです。前回釣行ではケンサキは良い思いをしたがアオリが獲れなかったのでアオリリベンジに伊東港に来るという事です。仕事が終わってと言うか投げ出して伊東港に馳せ参じました。

釣行時間 1800~2100

この日のタイドグラフはこんな感じです。



 伊東港に着いて白堤防に向かう、おくってぃさんは既にシャクっているので、探すと白堤防の屈曲点あたりのテトラに乗ってシャクっておられた。ご挨拶をして、様子を聞くと大量のホンダワラがちぎれた流れ藻に悩まされながら、でかイカが直ぐ足元まで追ってきたが抱かせる事が出来ずでケンサキイカ1パイの他は未だ獲れていないとの事。他のエギンガーさんがでかイカをキャッチしていたそうです。春アオリスタートの情報が広まっているので、平日ながら人が多いです。先端は満員御礼状態。おくってぃさんには彼の隣を進められたが、幸いポイント⑦が空いているのを確認していたので私はそこに入りスタート。ポイント⑤には女性エギンガーさん、その右隣のおくってぃさんとの間にその女性のお連れさんの様です。
 事前のおくってぃさんとのメールのやり取りでチャンスタイムは18、19時頃の干潮潮止まり位との考えを伝えておいたのだが、私がポイント⑦へ入り少し経った辺り。で、先ずはおくってぃさんの右隣のエギンガーさんにアオリが来ました。投目なでサイズははっきりしませんがおくってぃさんの話によると600位、少し時間をおいて今度はポイント⑤に入っていた女性エギンガーさんにヒット。お連れさんのサポートを要求しタモ入れをしてもらってキャッチしていました。しきりに「でかい。」と言っていましたが見る限りはキロ有るかどうかな感じでした。
 次は私の所にかと思いつつ期待が高まる。潮加減は正面よりやや左沖へ流れる良い感じの流れでエギに程よい抵抗を感じる丁度良いナイスな潮加減です。キャストポイントを少しずつ移動し、探りながら数投した位で、女性エギンガーさんのもう一人のお連れさんが、「ここに入らせてもらって。」と呟きながら、女性エギンガーさんと私の間、つまりポイント⑤と⑦との間に入ってキャスト。その方のエギは私の正面沖へ着水。この時点で私はこのポイントの続行を断念。ポイント⑧を見に行ったが流れ藻がびっしりでキャストする場所無しで断念。

 いつもゆっくりお話し出来ずになおくってぃさんとしばしお話をしてから2人で堤防先端へ様子を見に行き、丁度空いたポイント①でシャクるもイカさんの返事無し。引き返し、ポイント⑤が空いた様なので入って見るも流れ藻が戻って来た様で投げる度に藻に掛かり釣りにならずで、終了としました。

 ご一緒させて頂いたおくってぃさんがご自身のブログでこの日の釣行記をかいておられるので「でかイカはどこに・・・」もお楽しみ下さい。


タックル・データー
ロッド :カラマレッティー・プロト GOCPS-862MH
リール :ダイワ TZ-2500SC・ブリーデンWハンドル
ライン :ヤマトヨテグス ファメルSWスーパーPE0.8号
リーダー:グランドマックス 1.2号
エ ギ :エギ王Q3.5寸各色

伊東市イカ類採捕禁止
参考資料

狩野川釣行(2008.05.11)

2008-05-12 | 狩野川水系
 狩野川本流からルアーマン、フライマンが閉め出される日が迫って来た。サンデイアングラーとしては今日と来週の日曜だけである。「何が何でも本流」と言いながらも雨に負けて早起きが出来なかった。と言うか日曜なのに雄登は部活が有るとの事なので学校まで送って行き、部活が終わるまでを午前の部として修善寺橋からダウンで釣り下る事にしたのだ。
 冷川峠を越えて冷川から大見川を見ながら修善寺まで行くのだが共に濁りが入っている。雄登を学校に降ろしてから修善寺橋を渡る時に狩野川を覗くとやはり結構な濁り具合である。狩野川大橋から修善寺橋の間をやろうと決めていたいたがちょっと心が揺らぎ、上流の様子を見に走った。田植え時の田んぼは濁りを出す。大見川水系に比べて本流の方が田んぼが少ないので幾分濁りが少ない。本流を見ながら上り、猫越川、持越川まで見に行ったが上に行くほど透明度が増す。大見川出合より上は薄濁り、猫越川は笹濁り、持越川は河川内の浚渫工事現場より上流ではクリアーてな感じである。やはり川をいじっている所はたとえ工事をしていなくても濁りがでてしまうのです。引き返す途中、色々考えたが何処もピント来なくて結局生コン工場の前まで戻って来てしまった。
 結局最初の予定通り修善寺橋から下に入ることに決めて、公園の駐車場にMyキャラバンを停めて対岸を見ると土手の上に車が停まっているのが見えた。右カーブのこのエリアは右岸側から攻めるのが良い。この水量では川に入るのはもともと無理なので当然右岸に移動である。雄登を学校に降ろしてから既に1時間以上費やしてしまっていたその上ピックアップは1200なのでもう時間が少ししか無くなってしまったのだ。
 午前の部の釣り開始である。右カーブの流れ、川に入れる訳でもないのでウエーダーは履かずにソールがフェルトスパイクのニーブーツで護岸際からのアプローチでポイントを探りながらダウンで下っていく。先ずはMyキャラバンを停めた所からほんの少し上流の護床ブロックが顔を出している上に乗り流れの変化やブロック際を丁寧に攻める。濁りが入っている上に、急に気温が下がり水温の急変で魚の活性が落ちているのは目に見えているので、一つのらしきポイントを少しずつアスリートの通すコースを変えて探っていく。今日チョイスしたアスリートは7S(7㎝シンキング)ゴーストアユである。このエリアは何人もの釣り人が入っているとみえて芦が踏み倒されて道が出来ている。護床ブロックの所から少しずつ釣り下り、増水時の水勢を押さえる為のふとん籠の山2つ目辺り、濁りでアスリートの姿は見えないがラインの方向でアスリートの在りかを知るのだが、ラインの先でギラリと大きな魚が翻ったのだ。思わず「でかい!」と言葉がでてしまうほどの大物、ゆうに尺を越えている魚体のチェイスであった。その後コースを変えて細かく探るもその後は姿を見せてはくれなかった。
 その後、ふとん籠を幾つか越える所まで下った処で雄登から「部活終わった。」と電話が入ったが、どうしても先ほどのチェイスが気に成ったので、Myキャラバンの所まで歩いて来るように言って、今一度上流へ戻ったが反応は無し。雄登にはちゃんと説明したのになんと対岸から電話を掛けてきたのだ、こちら側に歩いて来させるのも酷なのでこれにて午前の部終了。

 途中、雄登の買い物など済まして一端自宅に戻り、昼食を摂り、再び自宅を出たのが1430。午後の部へスタートである。午前の部でチェイスが有った所を今一度チェックしてからやり残した下流をやろうと考えていたので、亀石峠越えで狩野川へ向かう事にする。亀石峠を越えて下っている途中に修善寺へ下りる道の事を思い出し、脇道へ。そこでまたもやふと手前の脇道が確か修善寺への道に通じているだろうと思い、手前の脇道へ入る。これが間違いでした。道を間違えて林道に迷い込んでしまったのです。車高をローダウンしたMyキャラバンにはちょと酷かもと思いながらも川沿いを下る林道なので確実に大見川に出られるだろうと思い、厳しい様なら何処かUターン出来る所をで引き返せばなんて軽い気持ちで進むと、砂防堰堤の看板でこの川が年川であることが判明。地形図を見ると川沿いに林道が走り大見川沿いの県道に出られる事が解ったので、そのまま下る事に決めたのが間違いでした。途中林道が荒れている所が何ヶ所も在り、地形図で川を横断している所が在るがそれは橋では無く川通しだったりで林道アドベンチャーに成ってしまった。年川の上流部は良い感じの流れで魚が居そうだ。この近くに住んでいる釣友に聞いて見ることにしようと思うが、あまりMyキャラバンでは来たく無い感じだ。ローダウンには辛い轍が何ヶ所も在り、その中の一つで轍でオイルパンを傷めないように路肩ギリギリに寄せての走行で右前輪付近にショックを感じたが、タイヤが石を乗り越えたのだろうとその時は気にしなかったが、後でMyキャラバンを見てがっかり、バンパーが曲がってました(泣)

 若干の被害は有ったものの何とか林道を下りきり、年川が大見川に合流する辺りで県道に出る事が出来たが、年川が代掻きの影響でどぶ濁りだったので急遽本流の上流へ行くことにしたのです。
 紆余曲折を経て午後の部のポイントは宮田橋である。林道アドベンチャーで思いの外時間を費やしてしまい、今更ウエーダーを履くのも面倒なのでニーブーツで攻める事が出来るポイントと言う事での選定である。河原に下りてMyキャラバンを駐車。以前、雄登との釣行で気になった橋上の水深の有る流れをチェクして下って最後に橋下の渕をじっくりとと思い、先ずは橋上をチェクするもノーチェイス。ダウンで下りながら橋が見える所まで来て橋下を見ると、なんと一番美味しそうな所に一人のルアーマンがキャストしているではありませんか。そのルアーマン私の姿を見たからか、端から下るつもりだったのか少しずつ下って行くので、私も一応美味しそうな所へアスリートを通したもののノーチェイス。これで宮田橋を諦めて移動です。

 もうあまり時間が無いので、あれこれ迷わず午前の部のエリア、そう大仁橋から修善寺橋の間です。ポイントに到着して他の駐車車両が無いのでしめしめと思いきや朝一入った護床ブロックの所にエサ釣り師が入っていて残念。
 下流へ歩き午前の続きをやることにして見え隠れする沈み石や、流れの変化にアスリートを通す様に探りながら下り、午後の部の終わりを大仁橋上のテトラで終了と決めて下って行く。途中で大石をなめる様にアスリート7Sゴーストアユを通すと手元にゴンと来た。すかさず合わせるが魚信が在りません。残念ながら根掛かりです。激流の中の石、石に付いているゴミか何かに掛かった様であれこれやれど外れずで、仕方なくラインを引っぱってブチ。残念ながら戦死です。
 濁り、夕間詰めを考えもう少しアピールする様にアスリート7旧SPホログラムアユを結んで再スタート。で、ふとテトラを見るとルアーマンが入って行くのが見えたので、今シーズンの初釣行の時に27.5を獲ったポイントを最後にと決めて更に下りながら探っていく。
 さて、この日最後と決めたポイントが近く成って来た。前のヒットポイントの直ぐ上流側もなかなか良い感じなのでじっくりと丁寧に攻めるが、ここまでノーチェイスである。最後のポイントへアスリートを通しての2投目、ダウンクロスでキャストし、ダートして護岸際の石の前をアスリートが通過したところでコツッと当たりである。すかさず巻き合わせをくれてロッドを立てると確かに魚である。ローリングで抵抗するのでアマゴなのは間違いない。足場が良くなく動きが取れないのでロッドを立ててゴリ巻きで水面を滑らす様に自分より上流まで持て行き、ネットインでキャッチ。SSS-72Si、4Lbラインで余裕なサイズの25㎝でしたが、体高バリバリで本流らしいアマゴで嬉しい。最後の最後に獲れて満足して川を上がることにしました。
 魚が着く所は魚が好む何かしらが在るので、付いていた魚を釣り上げてもまた別の魚が入ると思っていたが、こう上手く行くとはビックリです。獲れた魚は次の画像ですがカメラの角度で銀毛に見えますが、パーマークが綺麗なアマゴでした。足場の悪い所で写真を撮ったので、暴れ回って鱗が剥げてしまった。元気良く川に戻って行ったが、病気に成らない事を祈りたい。

 最後にドラマをもたらしてくれた25㎝アマゴ
 

伊東港エギング釣行(2008.05.09)

2008-05-10 | 伊東港エギングDATA
 昨日の伊東港釣行のエントリーに釣友の一人がバイトしてきた。ブログ「おくってぃ@SALT WORKER」を書いておられるおくってぃさんである。そこで私も少しシャクろうと、夕方タックルを取りに行ってきたのです。

釣行時間 1830~1930

今日のタイドグラフはこんなです。



 いつもすれ違いでゆっくり話が出来ずでしたが、今日は私が仕度をしている処に丁度現れて一緒に堤防に行くまでの間お話しが出来たが、いざ釣り場に立つと釣りに夢中に成ってしまい、またもやゆっくりとお話出来ずじまい。釣人の性です。

 堤防に着くと伊東港でアオリが釣れ始めた情報が流れているからかイカ釣りの師が多い、特にエギンガーさんの数が目立つ。人ごとの様に書いたが「情報を流しているのはお前だろう。」と突っ込みを頂いてしまいそうであるが、釣人それぞれが大人の振る舞い、譲り合いでトラブルが無い事を願う。
 てな事でお気に入りのポイント⑤は空いているわけ無く、おくってぃさんと私は先端方向に向い、ポイント④~⑤の間に3人ほどエギンガーさんが入って居られて堤防の上に胴長25㎝位のケンサキと500g位のアオリイカを置いて在るのを目撃して2人共一気にやる気が出る。幸いポイント④が空きでおくってぃさんがそこに入り、左隣に私の知り合いのエギンガーさんが居られ、私はしばしお話で、そのお方が帰られると言うので私は入れ替わりに入らせて頂いた。私が入ったポイント③と④との間はと言うと、風は南東で横からの風でさほど強くは無いが釣りずらい、潮は右から左に結構な速さで流れている。先ずは正面にキャストでラインを少しずつ出しながらフォールしてシャクり始めようとラインを張ると予想よりもはるかに左に流されている。ポイント③から泳がせさんが仕掛けを入れているので迷惑を掛けるといけないと思い、シャクらずに回収。今度はキャストからなるべく糸ふけが出ない様にサミングしてエギを着水させてからフォールもラインが張る様にサミングでラインの出を抑え気味にして、先行のお知り合いさんがケンサキをキャッチしていたのと、私としては先端側は細長い筒イカなポイントとの考えも有りで無理に着底を考えずに中層位でHPSJ3~5回、ショートフォール、HPSJ3~5回な感じの中層を探る組立でやってみる。ショートフォールからの2回目のHPSJで重みが乗り、ヒットです。小型のアオリイカを思わせる重さで途中の抵抗もなかなか強いのでどちらか判らぬ感じで寄せるとグッドサイズのケンサキイカで次の画像が獲物です。

 カラマ・プロトGOCPS-862MHで抜き上げに苦労する重さのケンサキ

 私が獲物の写真撮影をしている時に前日登場の幼なじみなエギンガーさん登場で、私は少し先端側に動き、おくってぃさんと私の間に入る。次をとばかりに同じメソッドで探るも直ぐには当たり出ず。

 何となくお気に入りのポイント⑤付近が空いてきた感じなので、移動です。未だお目当てのポイントは未だ空いていなかったが、左隣に空きが在ったのでひとまずそこで再開です。相変わらず風が少し邪魔だが、潮加減は良い感じ。2投目のフォールで違和感。シメシメこれはやったかと思いつつきっちり合わせをくれて乗りましたが、今度のは明らかにアオリの引きでは無いがかなり重たいのでまたもやグッドサイズの細長い筒イカでキャッチした獲物の画像がこれです。

 またもやナイスなケンサキイカ

おくっていさんやお仲間さん達、そう食欲おう盛な若者の胃袋の糧に少しは協力出来ればと進呈しに彼の所に行くと彼もケンサキをキャッチとの事でした。

 雄登からピックアップの要請が入り、後わずかしか時間が無いが追加出来ればと思い戻ると、お気に入りのポイント⑤のエギンガーさんが⑦方向へ移動され、空いたのですかさずポイント⑤を確保。風も何となく少し弱くなり良い感じ、潮加減は右から左に速いが悪くはない。しかし、私は時間切れである。私が思う時合いまであと少しなのでこのままではもったいないと、おくってぃさんを電話で呼び寄せて狙う方向、潮加減の変化がなどを教えてポイント⑤を彼に託して私は伊東港を後にしたのでした。私が良いと思う2100前後には雨が降り始めた様だがどうだったのであろうか。

独り言 昨日はポイント④に乗った時に足元にもみ消した吸い殻が2つ、何気なく拾ってポケットに入れ、釣りを始めたらナイスアオリ2ハイ。今日はスパイクシューズに履き替える時に、足元に落ちていた吸い殻2つを拾ったらナイスケンサキ2ハイ。
 自分もそうであるが少しでも清掃活動などに参加したりして、落ちているゴミを拾う気持ちが少しでも宿ると、それまでは何気なくポイ捨てしていた吸い殻も捨てるのをためらう様になる。おくってぃさんや彼のお仲間達の様に積極的に海岸や釣り場の清掃活動をするほどまで、私は人間が達していないがせめてポイ捨てをためらう気持ちを持ち続けて行かなければ成らないと思うのです。

タックル・データー
ロッド :カラマレッティー・プロト GOCPS-862MH
リール :ダイワ TZ-2500SC・ブリーデンWハンドル
ライン :ヤマトヨテグス ファメルSWスーパーPE0.8号
リーダー:グランドマックス 1.2号
エ ギ :エギ王Q3.5寸ピンク金テープ、ロディオクラフト3.5寸GT-4,GT-2

伊東市イカ類採捕禁止
参考資料

伊東港エギング釣行(2008.05.08)

2008-05-09 | 伊東港エギングDATA
 伊東港のアオリイカがそろそろ始まるのではないかと何となく感じて、明日は雨の予報も有るので、今晩あたり行っとこうかと考えていた処にメールです。「・・・ちなみに今日の夜は久々に天気良さそうですね(笑)」T.Okamotoさんからである。彼も私と考えは同じでした。くれぐれも「釣れない神様」を連れて来ないようにお願いして、伊東港で落ち合う事にしたのです。

釣行時間 1830~2130

この日のタイドグラフはこんなです。



 一足先に伊東港でシャクリ始めたT.Okamotoさんは3投目にしてケンサキイカをキャッチとのことだ、私が伊東港に着くまでに数ハイをキャッチしていました。入ったポイントは③と④の間です。

 私が仕度をしている時に伊東港常連のエキスパートエギンガーさん達が続々帰って来たので黄金週間中に釣れた情報もあり、これは本格的に始まったようだ。幼馴染みのエギンガーも現れ、益々な感じ。

 先行のT.Okamotさんからメールでエギンガー多いと知らされていたので、入れるポイントが在るか心配しながら堤防に行くとあんがい入る余地が有る。その上、お気に入りのポイント⑤が空いている。先ずはT.Okamotさんの所に挨拶に行き、挨拶もそこそこ直ぐに引き返してポイント⑤に入る。風は南西微風、水色はクリアー、水温は表層で18.8度、海は静かでシャクり易い。潮加減はと言うと正面やや左沖へ緩く流れていて良い感じである。しかし、小一時間シャクったが当たりらしきが1回有ったのみで今ひとつ。途中左隣のエギンガーさんのラインがエギのシンカーに引っかかるアクシデントがあり、ほんの少し左方向にキャスト時の事なので大変申し訳無い事をしました。その後気を付けながらしばしシャクるも異常なしなのでケンサキイカが釣れているT.Okamotoさんの居る先端側にしようと思い移動して行くと、前筆の幼馴染みさんが彼の直ぐ右隣に居て私はそのまた直ぐ右隣のポイント④に入れて頂き、キャスト。ここも正面沖へ流れる良い感じの潮加減である。着底から連続HPSJでシャクり上げる私が思う細長いイカ狙いのパターンに切り替えて2投程したが、隣との距離が近い事や何となくポイント⑤の予感がしてまた戻ることにしたのでした。
 幸いポイント⑤はまだ空いていて、私が戻る少し前にご迷惑を掛けてしまったお隣のエギンガーさんも先端平場に移動されたので、左への流れが速く成ってもシャクり易く成りラッキーである。ポイント⑤再チャレ1投目、流れはさっきより少し左沖方向に変化し、流れも少しだけ速く成った感じだ。サミングしながらラインを出してエギを送り込み、着底からHPSJを3回入れて再びラインを出し、もう少しエギを送り込んでから本格的にシャクりにはいる。HPSJ3回入れて一呼吸、エギの向きが整った所でシャクりを入れ、フォールでスーと持って行く当たりが出た。ほんの一呼吸ためて合わせをくれると掛かりました。ジィ~ッと一気にドラグを出す走りを見せ久々の大物の感触、ファーストランをかわしセカンド、サードとかわして落ちついた処でポンピングで寄せにかかるが途中何回もジェット噴射で抵抗を見せたが何とか足下まで寄せた処でギャフ打ちだが、一回目は失敗で思いっきり墨をはかれ何回も潜ろうと抵抗するのを何とか抑えて再度のギャフ打ちで何とかキャッチ。久々の大物で一応イシグロ・アオリイカ・ダービーにエントリーできる様にメジャーをあてて写真撮影。撮影に手間取りイカの色が変わってしまったが、獲れたイカの画像です。

 胴長33㎝ 3.4Lb ♂

〆た後の検量で重量は3.4Lb(3.4×0.454=1.54㎏)で、ヒットエギはアオQ3.5寸GT-4黒アワビ菱形貼でした。

 落ちついた処でT.Okamotさんに電話を入れると、移動してきて彼のお土産に貢献でソフトクーラーに収めてもらった。
 丁度潮が変化する時、時合いである。次の一パイとばかりにテトラに戻り、背中を囓られて布がハゲかけていたが先ずはイカのヌルヌルを取ってから交換しようと思いそのままキャスト。正面やや右にキャストで着底してちょいとシャクりラインが張るのを待つと違和感、シャクりで合わせをくれたが反動でロッドが戻っていまい上手く乗らずでバラシ。「ア~」と声を上げてしまったが、そのままで少し待つと今一度当たりで今度はしっかり会わせて乗りました。見事に二度抱きをしてくれたアオリは先ほどのよりは小さい様だがそこそこの手応えである。足下に寄ったイカはやはり小さいが、それでもキロ位のまずまずサイズで今度は一発でギャフ打ちも決まりキャッチ。獲れたイカの画像はこれです。

 2.0Lb(2.0×0.454=0.91㎏) ♂

 左隣でシャクっていたT.Okamotさんにも当たりが出たようだが残念ながら抜けてしまった様です。この辺りを境に右から左への潮が速く成り、当たりも遠のいた感じながらシャクり続けるも当たりは出ずでした。ライントラブルで瘤が出来ていた様でシャクり切れでエギをロストした処で私は終了。

独り言 黄金週間に突入した辺りから釣果が聞こえてきた伊東港のアオリイカだが、地元常連エキスパートエギンガーさんも姿を見せる様になり、自分も形を見ることが出来たので伊東港春アオリスタート宣言です。


タックル・データー
ロッド :カラマレッティー・プロト GOCPS-862MH
リール :ダイワ TZ-2500SC・ブリーデンWハンドル
ライン :ヤマトヨテグス ファメルSWスーパーPE0.8号
リーダー:グランドマックス 1.2号
エ ギ :エギ王Q3.5寸各色、アオQ3.5寸GT-4、2菱アワビ貼等


伊東市イカ類採捕禁止
参考資料

吉奈川釣行(2008.05.06)

2008-05-07 | 狩野川水系
 黄金週間最終日、伊豆に滞在中のOpen6Eさんを案内して狩野川水系の吉奈川に釣行を予定していた。しかし、3日の河津川釣行の時に転倒して痛めた腰が急な悪化で同行出来なく成ってしまった。Open6Eさんには申し訳無いがkidと2人で行ってきました。

 前の週に鵜殿さんとkidが出合から入り良い思いをしたので魚が居る事は判っている。前回2人が退渓した辺りの少し下から入り、車で通った時にkidが気に成ると言っていた東府屋旅館の裏手の渕などをやりつつ、一つ目の砂防堰堤位までをやってみようという事で、国道から東府屋旅館の中間辺りに駐車スペースを見つけて駐車。入渓出来そうな所を探しながら歩くがなかなか入りれる場所が見つからずに結局国道の橋まで行き、そこから入渓。前回はこの橋を境に魚が多く成ったとの事なので期待するが、kidの感覚からすると追い方が渋いとの事。確かに魚は多い感じだが、ゆっくり付いてきて見切って戻ってしまう。そんな感じでkidも私もなかなか獲れない。そんなのがしばらく続きやっとkidが獲ったが稚魚サイズの極小アマゴです。彼はリアルミノーサイズと言っていたが確かにそんな感じのサイズでした。
 私のファーストフィッシュは落差工上の溜まり。落差工から頭を出さない様にブラインド状態で掛けたので詳しい様子は解らないが、サイズは少し育ちの良い稚魚サイズ。ブログネタに写真を撮ろう、どうせならみずみずしい画像をなんて欲をかいて水ひたひたで撮影しようとした瞬間に逃げられました。
 なかなか獲れずで遡行を続けて行き、前回2人が退渓した地点までにkidは数キャッチ、数バラシで私は1キャッチ、1バラシてな感じ。

 そこを過ぎて少し上った辺りで、kidとは普段遡行スピードが全く合わずで彼のポイントの攻め方をあまり見た事は無かったが、丁度見る機会に恵まれたので観察。そこはさほど水深が無く、石により流れが変化して石の後ろに砂の帯が出来いる様なシチュエーションで彼はサイドクロスにキャストで流れを横切る様にリトリーブ、上から順に3コース位を通した最後のキャストでルアーが砂の帯に差し掛かろうかという処で下流の石の陰からアマゴが飛び出して来てバイト。ここの魚がこの様な感じで出てくる事が判っていての攻め方なのか、これが彼の特徴なのかは解らないが、先行する彼を見ていると結構サイドクロスへのキャストをしているのを見た様な気がします。
 私の目の前でヒットのシーンを見たので、彼が魚の写真を撮っている間に今度は私が直ぐ上の同じ様な感じの所でアップクロスにキャストで流芯を少し向こう側に外れる辺りをリトリーブで下流側の石の少し上流、丁度砂の帯が切れる位の所でU字ターンで砂の帯に差し掛かろうかという処、正しくkidが獲ったのと同じ感じで下流側の石の陰から飛び出して来て、私のトラウトチューン黒金にバイト。稚魚サイズでは無い少しはまともな魚です。ローリングで抵抗しながら石の向こうに流れていくのをかわそうと変なロッドワークで対処しようとした処でパッチーンの音と共にラインブレイクです。自分でも良く解らないのですが石をかわすのにロッドを立てずに寝かせてしまいその時に私の前に在った石の角にラインが触れてのブレイク。何故にあんなロッドワークをしたのか自分でも良く解らずなままトラウトチューンを持ち去られしまいました。おそらく後ろで見ていたであろうkidにその時は聞かなかったが、今度じっくり聞いてみようと思います。しかし、トラウト釣行で初めてのラインブレイクです。3Lbラインでもゴリ巻きで十分寄せる事が出来るサイズなのにショックです。
 この2匹のエリアは別の魚かの様な好反応でここからかと思えば、すぐに沈黙でした。それでもkidにはリアルミノーサイズのチェイスが幾つも見える様ですが、私にはわずかにしか見えないが魚の数は随分居るようです。秋が楽しみです。

 さて、kidが気にしていた旅館街のゆるーく流れる渕だが、残念ながらノーバイトでしたが、そこのすぐ上流の護岸下がえぐれている渕でkidがナイスサイズをバラシとの事、私もライズを見つけて少し上流側にキャストでスローなアクションでリトリーブしてくるとトラウトチューンの後を付いてきて何回もチェイスするが食いそこねばかりでなかなか掛からない。ほんのちょっとストップでやっとバイトしたもののローリング数回ですぐにバレました。やはり食いが浅いとバレも早い。

 その後、堰堤までは人が多く入るエリアなのかまったりな感じでしたが、途中、旅館のプールを釣り堀にした様な感じの所で大きな虹鱒のひからびた死骸を見つけそのエリアでは釣り堀脇ではおきまりの逃げ虹をkidが粘って1キャッチ、サイズはさほどでは無いとの事でした。堰堤を高巻きして堰堤上で退渓予定ポイントまでに数チェイスを確認し、私もkidも1バラシな感じ。ここは元々入り易いエリアなのでこんな感じではと思い、私は素直に退渓でkidは退渓ポイントから見える渕をちょっとと言って入って行ったが、数チェイスを確認のみとの事。

 ここ吉奈川は確かに魚の数は多い感じだが、黄金週間中に攻め倒されているとみえてなかなか臆病な魚に成っている感じで、バイトもコースを少しでも外れると出てこない様なセレクティブな感じがする。鵜殿さんの様な魚のお気に召す所をあれこれ探してルアーを通すテクニシャンなエキスパートならばもっと数が伸びるのだが、私の様なごく普通のトラウトルアーマンは魚へのプレッシャが和らいだ頃合いを狙って休日アングラーが入るであろう土曜の一番に入れば良い思いが出来そうである。

 最後にkidが良いと言っていた旅館街の緩い流れ、帰りに橋の上から見るとナイスサイズが悠然と泳いでいまして、橋からルアーを投げ込むとゆっくり反応してきました。その魚の他にも姿を見たのでフライで見えトラウトを攻略するのも面白いかもです。