伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

狩野川水系転戦釣行(2007.08.26)

2007-08-29 | 狩野川水系
 最近通い詰めている狩野川水系、釣友の鵜殿氏が来るとの事でAPCを務めている週間「つりニュース」の記事が書ける所、すなわち他のAPCの方々や以前に鵜殿さんが書いた所とダブらない様に朝一の入渓河川を選択するのだが、ここは狩野川エキスパートの釣友山本氏のご意見を伺って旧湯ヶ島町の役場裏を流れる長野川を選択した。

1つ目の支流 長野川 0530
 お勧めは旧役場裏の本流との出合から入るであったが、駐車スペースが解らずで結局県道の橋が架かる中流に入ることに成った。渓相的には護岸は整備されているものの橋下は自然渓流、橋上に落差工が有り、川幅は余り無く小渓流な感じ。
 さて、魚はどうかと言うと各ポイント共1投目では殆ど出てこないが、コース取りをあれこれ変えてしつこく攻めていると不意に魚がチェイスしてくるのだが、魚はフックに触ることも無くな感じ、その上サイズは小さい。川が小さいので先頭交替で上るのだが、先に先頭に立ったエキスパートの鵜殿氏もファーストヒットを獲れずに苦戦していたが、何か掛けた様であるが、魚らしき姿が見えない?しかし、写真を撮っているので魚なのは間違いない。戻ってきたので聞いたらなんと5㎝のハンプバックミノーに7㎝位のアマゴだそうです。二人で大笑い。しかし、笑っていられないのです、こんな事ではいけない。


 今度は私が先行だが一向に魚が現れないので、ポイント毎に先行を交替してやる事にしたが、一つのポイントでかなり粘り魚の方がしびれを切らしてチェイスしてくるがフックには触らずこれで終了。二人ともこんな事が度々で諦めて遡行すると足元を魚が横切ったりとこの川の魚は臆病かつお利口さんばかりで一向に獲れない。橋下の小段落差工と大きな落差工の間の小さなプールで鵜殿さんが左岸側、私が右岸側を並んで攻める。鵜殿さんのハンプバックにもチェイスがあるが掛からない。私のトラウトチューンには無い。何投目かで護岸と河床ブロックの僅かな隙間に見事に入った。着水からトウィッチをかけるか掛けないかで私には本日始めてのバイトだったがあまりにも突然の事で合わせきれずにあえなくフックアウトです。この川では大きい方かも。残念!
 さて落差工の上、農業用水の取水口の所で鵜殿さんが粘っている。どうも何かがいるようだ。そこで私は先にらしき所を攻める事に、比較的勾配が緩くゆったりと広がり流れている中で少し太い流れが石により蛇行している。臆病者のお利口さん相手にはロングキャストのアプローチ、やっとそれが使えるようなシチュエーションなポイント。上流方向から陽が射しギラギラで水中が見えないが、流れ方からしてここが流れの筋であろうコースをロングアプローチで上流側から通してくると、コースの中で一番らしき所、頭が水面から少し出ている石に流れがぶつかり蛇行している所を過ぎた辺りでヒット。思惑通りのヒットでとっても嬉しいと浮かれてはいられない獲らねばとばかりに半ば強引にリーリングで即ネットインでやっとファーストフィッシュ、長野川初アマゴキャッチ。サイズは17㎝と小さいが入渓からの苦労からすれば25Upの良形に匹敵する喜び、鵜殿氏も来てくれて魚の写真撮影でこの魚です。鵜殿氏がしつこく攻めていた魚は20Upの魚だったとのこと。


 この後、落ち込みプールの大場所で鵜殿氏がバラシ、そこのすぐ上流で退渓に都合が良い感じ、この辺でこの川を諦める事にした。なんと500m位の距離を2人で3時間余り掛けて攻めたが厳しい状況。人が入った気配は濃厚で魚はビクビクしていて苦しい戦いであった。

2つ目の支流 大見川 0900
 Myキャラバンを県道の路肩が広くなっている所に駐車したので、そのまま県道を走り国士超峠を越えて大見川の水系に向かう。鵜殿氏が地蔵堂川のイワナに興味が有るとの事で地蔵堂川を目指すが、県道脇の大見川の感じが良さ気だったので入るにする。
 県道の橋より1つ下の橋の下流、田んぼの中を流れる辺りから入渓。田んぼのあぜ道をを歩き川に入るが、落差工下の掘れている所から突然“鵜”が飛び立つ。やはりここではノーチェイス。このエリアも人が入った気配濃厚で苦戦が予想される。ここでの鵜殿氏は新しいルアーのテストを依頼されたとかで、あれやこれややっている。流石エキスパートは違う、数種類のルアーを全て泳がせてここに相いそうな物をチョイスでスタート。私のトラウトチューンと鵜殿氏のニュールアーの対決。交互に先頭を取り進むのだが、トラウトチューンにはチェイスは僅か、それに引き替え鵜殿氏にはチェイス多数の様子だがここでもお利口さんの魚故になかなかフックに掛からない。進むうちに良さ気な落ち込み、ここで遂に鵜殿氏のルアーにヒットです。しかし、厳しい状況下でも結果を出せた安堵感からかそれともプロトルアーを添えた魚の写真が撮れると焦ったのか、あろう事かエキスパートの鵜殿氏が痛恨のバラシ。右岸左岸で並んで釣っていた私にも伝わる様な落胆ぶりであんなに悔しがった鵜殿氏を見るのは始めてかも。
 その後は渡った県道の橋を過ぎ、小さな落差工で先ほどのバラシの後遺症かまたもや鵜殿氏のバラシ劇。でその上の大きな落差工の上流に期待するが2人で覗いてがっかりで大見川を退渓。退渓ポイントにも草が踏み倒された新しい後がで、ここでも狩野川水系の厳しさを感じたのです。

3つ目の支流 地蔵堂川 1030
 さて、鵜殿氏が気になる地蔵堂川、ここは前回私とkidが入ったとはいえ先ず万城の滝上、林道を上り滝上の遊歩道に入る辺り、マイクロバスが3台行く手を阻み赤い体育帽を被った一団を降ろしている。その一団が遊歩道に入りマイクロバスをかわしたたが、鵜殿氏と顔を見合わせて「これはダメだね。」で一応林道を上り上の様子を見に行くが林道が支流の小さな沢筋の方へ上り本流とは離れてしまった。その上本流筋には山葵田がびっしりで入れそうに無いので諦めて下ってきたのだが、下りながら川を覗いていた鵜殿氏が「あらら、赤い帽子良さ気な淵に入ってるよ。」とつぶやいていたのです。
 では、前回退渓した大きな堰堤の上から滝壺までと昔の記憶を頼りに堰堤上に。しかし、そこは川遊びをする家族連れや犬を愛する一団がBBQをやってるやらでとてもと思われたが一応やってみることに。
 先ずは堰堤上の土砂が堆積した所の右岸側を一通りやって私は川に入っている家族連れを後目に上流に上るが、鵜殿氏は岩盤ブッツケ沢水が流れ込むポイントで粘っていて一向に上って来ない。私も数投チェックしたが反応無しだった所。後から追い付いた氏に話を聞くとイワナが下からチェイスしてきたがルアーがテイルフックのみのタイプだったのでルアーをはじかれてしまい獲れなかったとの事でした。
 ここは当然厳しいのは解りきったポイント、私は竿抜け狙いでチェックするも、一向に良い反応が無い、鵜殿氏はそこそこ魚の反応は有るがヒットまではいかないとの事であっと言う間に滝の所に着いてしまい、観光客わんさかでその中で滝壺を攻める気力も湧かずそそくさと下ってきたのだが、鵜殿氏がさっきチェイスが有ったブッツケを今一度やるとの事で左岸側の駐車した所のすぐ横、小さな子供とお母さんが川に入っているすぐ下流の良さ気な深みをやってから堰堤をぐるっと回り最後にブッツケの段取り。
 その良さ気な深み、下流側にダウンでキャストで引いてくるとそこそこサイズのチェイス。出方からしてアマゴのようだが掛からず。しつこくコースを変えるもダメで岸のエグレギリギリにトラウトチューンを落としそのままラインを出してカウントダウンである程度送り込んだところでトウィッチしながら逆引きで出てきましたなかなかサイズ。しかし、トラウトチューンに触った感触は手元に伝わってきたもののフッキングせずでそれで終了。その間鵜殿氏は少し下流でハヤと遊んでいて爆釣、テスト中のプロトルアーはハヤにも利くみたいです。
 両岸の堰堤へのブッツケは異常なしで左岸に回り込み一通り再チェックで最後に例のブッツケ。鵜殿氏が数度ルアーを通すも今度は反応無し。今度は私の番で2度ほどやるもダメで3投目は流れに乗せて沈めブッツケの底を探るようにトラウトチューンを送り込みトウィッチでバイト。ここでも逃がして成るものかとグリグリ寄せてキャッチ。抜き上げネットを出す間もなくチョロチョロ流れの河原にフックが外れてポトリ。危うく逃げられそうな所を何とか押さえて写真に納める事が出来ました。
次の画像が鵜殿さんに撮影してもらったものでトップの画像が私が撮影したもの同じ魚ですが、尾鰭が半分写っていないがトップ画像には私のが良いかなとの判断。

 最後に逃げ虹さんに癒してもらおうかと堰堤より下の養鱒場排水下をやろうと万城の滝に行く橋の下から入る。しかし、癒されるどころかここでも大苦戦。私が20有るか無いかを1バラシ。鵜殿氏はここでも痛恨のバラシで氏曰く「これが獲れないなんて。」と非常に悔しそうでした。前回私が入った護岸の階段から退渓でこの日の狩野川水系支流転戦釣行終了 1330

 それにしてもこの処通い詰めている狩野川水系、行く先々で厳しい状況に出くわしている。さるAPCの記事を読むと数、サイズ共に良い感じの釣果。また知り合いのルアーマンは40クラスを3匹も獲っていると聞いたが、これらのエキスパートの様な腕は無いにしてもあまりにも厳し過ぎる。狩野川水系のパラダイスは何処に有るのだろうか。
 いつも私達の後追いでバンバン獲る鵜殿氏が何故か今回は不調、あんなに悔しがっている鵜殿氏を殆ど見た事が無いので「超エキスパートも人の子なのね」とちょっと思っちゃいました。

 
 

 
 

 

大見川・地蔵堂川釣行(2007.08.19)

2007-08-22 | 狩野川水系
 夏休み、kidと彼の釣友のかっちゃんを15日に狩野川水系に連れて行く約束をしていたがMyキャラバンがブレーキトラブルの為に約束を果たせなかった。盆休みが終わりMyキャラバンを修理工場に入れて代車が来たので約束を果たすべくkidを誘っての釣行。かっちゃんは雄登、kidの幼なじみで釣友で有るが途中転校して現在は栃木県に住んでいる。夏休みや冬休みの長期の休みには伊東に住むおばさんの所に長期滞在して伊東での釣りを楽しんでいるのだが、今回は残念ながら地元に帰る日であった為に同行はかなわなかった。

 彼らが希望していたのは冷川もしくは地蔵堂川だった。16日に私が退渓した大見川の少し上流が地蔵堂川との分岐点である。そこで前回と同じ所に駐車して右岸の階段から入ることにする。kidはさっさと仕度を済ませていたので先に行ってもらう。前回全く反応が無かったいかにもな所をやり落差工下もチェックするも今回も反応が無い。落差工上、kidは私が前回2キャッチの右岸側の流れをチェックしていたが、そのまま上らず左岸側の小さな流れをチョイスして遡行。私は右岸側を上るが私はノーフィッシュ。kidは中程で1キャッチの様子で前回私がリリースした魚がそちらへ上ったのでその魚なのかは解らないが、竿抜けなポイントである事は間違いない。
 次の落差工である。ここは今までのより少し高さもあり、下のプールも広い、大場所である。kidは左岸側から私は右岸側からプールにアプローチ。先ずはkidのハスルアーにヒットで大物の感じです。続いて今度は私、立ち位置の正面を一通りチェックしたのでkidがキャッチした魚を計測しているスキに彼の正面に在る白泡へキャスト、クロスで探ると出ました。トラウトチューンが白泡を出てから数トウィッチでヒット。22㎝のアマゴ、ヒレは申し分ないのだが少し痩せている感じの魚でした。今回もデジカメはキャラバンと共に修理工場に置き去りで携帯の画像で上手く撮れてない。後に大物らしき魚のサイズをkidに聞いたら27チョイ㎝あったとの事、素晴らしい。

 釣果を得た落差工を超え上流へ、ここからが試練の旅に成ったのです。落差工と落差工の間がボサ川状態だが魚が潜んで居そうなポイントは随所に在るのに魚が出てこない。kidも同じようである。私はアスリート・トラウトチューン、彼はハスルアー(Fishing club HUSLERのカトールアー)で丹念に探るが出ない。お互い顔を見合わせ「出ないね。魚少ないね。」と溜め息が出る。
 落差工上の瀞場、さもない感じなんで油断してリトリーブしているとまれに小ぶりなのがヒットしたりして、あえなくバラシてな感じでなんとも釈然としないまま、何故か本流筋の大見川よりも支流の方が川幅が広い、地蔵堂川に入り、菅引川出合まで釣り上がった処で諦めて退渓する事にしたのだが、二人ともに最初の大場所以降はノーフィッシュ。その間5~600m位で魚の姿を確認出来たのは二人合わせても10匹に満たないとは、厳しい状況なのか、それとも私達が下手なのか。


 さて、まだ時間があるので次は何処に入ろうかと意気消沈の2人だがまだまだ釣りするのです。次に選んだポイントはイワナが釣れると言われている地蔵堂川の万城の滝より上流である。一度林道を車で上り様子を見たところ、両岸に山葵田が有り川に入るのに厳しそうである。途中から引き返し川沿いの遊歩道から入る事にするが、入りやすい所なので魚に対するプレッシャーが多く苦戦が容易に予想出来、案の定激シブでその上先行者の痕跡がはっきりと見て取れる。それでも小さな魚ですがチェイスはそこそこに有る。そのチェイスの殆どが魚体が細長くうねうねとルアーを追ってくる、これはイワナ?とkidと話しながらしばらく釣り上がると突然kidが「やっぱりイワナですよ。」と叫んだ。私のトラウトチューンにチェイスしてきた魚の姿がはっきり見えたようだ。そこにいる魚がイワナであることはすぐに確定した。同じポイントを通したkidのハスルアーに掛かった魚が画像に写る魚である。

 12㎝位のニッコウイワナ、サイズからして2年目位の魚、ヒレピンでイワナを放流している話は聞かないのでおそらくこの川で生まれたのであろう。
 その後はチェイスは有るものの掛からないが続き。落ち込みの大きなプールではヒレの大きい見るからに大物のチェイスが有った。その魚は色や魚体からしてアマゴのようだが一度だけゆっくりトラウトチューンを追ってきたがそれだけでその後は姿を見せることはなかった。とってもお利口さんである。
 小滝の所で遊歩道は終了、それより上は両岸に山葵田が連なり怪しい動きをすると山葵泥棒と間違われそうである。ポツポツではあるがチェイスが有るものの獲れないまま遡行が続く。チェイスの殆どがイワナ特有のものでアマゴらしきはほんの僅かである。それでも途中の沢が流れ込むポイントでkidがアマゴをキャッチしたが、朱点が崩れボケているやせ細った15㎝程度の魚でなんとも奇妙なアマゴであった。
 そろそろ見切りを付けて退渓しようと考えるが、林道に出れそうな所がなかなか無い、やっと沢の流れ込みから100m位上った所で退渓ポイント発見で退渓と成りました。そこまでもポツポツイワナのチェイスは有るものの獲れずで結果は私は「ボ」、kidがイワナ1、アマゴ1。


 さてさて、もう少しやろうと万城の滝への道を下り、地蔵堂川に架かる橋より少し上流の養鱒場からの排水が流れ込む辺りから入るが、釣友の山本氏が水が悪いと言っていた通り、養鱒場の排水がとっても臭うのでそそくさと上流へ上ったが、kidは排水の落ち口に溜まっている逃げ虹と遊んで30㎝位のレインボウを2つ程獲ったとの事でした。
 排水から上は水が極端に少ない。それでも明らかにアマゴと判るチェイス、残念ながらヒットには持ち込めなかったが、下はアマゴなのねと思うのもつかの間、落差工の溜まりで稚魚のスクール発見でその稚魚トラウトチューンにゆらゆらとチェイスしてくる魚をよく見るとなんとイワナです。サイズは明らかに秋に生まれた1年魚、それも沢山いるではないですか、その上の溜まりにもそのまた上にもイワナの稚魚です。大きな堰堤の所まで上る間にそこそこサイズのイワナのチェイスもあったりイワナだらけ。釣果の方は堰堤まで結局ノーフィッシュだった。

 今回の釣行、帰り道にkidと狩野川水系は既にメジャーな難しい川に成ってしまっていること、地蔵堂川上流はそのうちにイワナの川に成ってしまうと言うよりも既にイワナの川に成ってしまっているようななどと話したのだが、あの数の稚魚たちが育つ数年先が楽しみだねなんて話しもしながら帰宅で終了と成ったのです。


 それにしても地蔵堂川のイワナ、噂には聞いていたがあれほどとは思わなかった。大昔には伊豆の川も源流部にはイワナ、中下流にはアマゴとちゃんと住み分けがされイワナも居たのであろうが近年は自然のイワナは伊豆半島には居ないと言われている。それでも年寄りの釣り師から聞いた話だが天城山中の何処かにイワナが残っている所が在るとか。いずれにしても地蔵堂川のイワナは人為的に入ったものの事は間違いないであろう、ニッコウイワナであることからも解る。しかし、あの数からして個人レベルで放流したものが増えたとは思いがたいし、かつ、稚魚の多さからして相当繁殖しているようである。本当に数年先には「地蔵堂川に尺イワナ釣りに行こう。」に成るような気がする。複雑な気持ちながら楽しみである。

 


狩野川水系大見川釣行(2007.08.15)

2007-08-21 | 狩野川水系
 私のフィッシングライフにおいて最も重要なアイテムのMyキャラバンがトラブルで使えなく成ってしまった。おりしもお盆の真っ只中で部品屋、修理工場共にお休みでどうにも成りません。そこでカミさんにお願いして職場への送迎を約束してマーチを拝借で今回の釣行が出来る様に成ったのであります。

 夏期休暇中なんで夜更かししてしまい起きれるのかと思いきや遊びに行く時は何とか成るもんですね。0430起床でそそくさと仕度して出発。マーチ爆走でなんと0500にはポイントに到着です。ちゃんと歯磨きもしました。
 本日の狙いは大見川上流部、柳瀬地区の橋から入渓です。右岸川沿いの道路が広く成った所に駐車で橋まで下り、護岸のブロック積を滑り降りる様にして左岸に入ったがこれは失敗でした。芦の藪こぎなど遡行が結構辛い、少し上った所そう車を停めた直ぐ下右岸に階段が有りました。
 入ってからしばらくはノーチェイス、川の感じはいたる所がポイントの感じだが魚が出てこない。ほんの少しで小さな落差工で下側の落ち込みでも全くのノーチェイスで???。落差工上の瀞場、ロングキャストでトラウトチューンを引いてようやくバイトが出たがバラシ、サイズはさほどでもない。その後もう一度別の魚がチェイスして来るがバイトまでは至らず。次の落差工までが約100mで右岸側の護床ブロックの下がえぐられ、左岸側は芦が群生して川の中央位まではびこっている。流れの幅は数メートルで水深が有り、河床には大きな石が幾つも沈んでいるさも大物が潜んでいそうな感じです。左岸の芦をかき分けアップクロスで護床下のえぐれにトラウトチューンをドリフトでアプローチ、ターンは沈み石をかすめる様にと丹念に時間を掛けて探るも全く反応が帰って来ない。落差工下でも反応が得られなかった。ここでも???な感じ。

 落差工の上、右岸側は下と同じ様な感じ、左岸側にも小さな流れが有るシチュエーション。落差工に立ち、先ずは左岸側の小流れで小さいのがチェイスするもバイトまではな状態。今度は同じ立ち位置で右岸側へクロスでキャストして中洲の尻をかすめた辺りでヒット。20㎝ちょいのアマゴをやっとキャッチ。ここまで芦の藪こぎ、キャストの為に流れの縁へ出た時に縁が崩れて転倒で袖はビショビショ、ウエーダーの脇から浸水と散々な上にノーチェイスだったので嬉しい。
 ポジションを少し右岸側に移動し、右岸の流れの奥までキャストでまたもやヒット。今度のは少し大きく体高も有り尾鰭も大きくピンな素晴らしいアマゴでした。画像の魚がそれですが、Myキャラバンに防水のデジカメを忘れて来てしまったので携帯での撮影の為、魚の美しさが表現出来ていないのが残念です。
 河床勾配が有るため次の落差工までは50m位で右岸側の流れは落差工の落ち込みの溜まりから下流が瀬に成っている。そろそろ良い時間なので今回は瀬尻まで探って見たが、ノーチェイスでした。

 カミさんと約束のピックアップの時間に間に合う様に退渓しなくては成らない。遡行中に見つけた右岸側の階段から退渓を決めて、いかにもな所を今度はダウンで今一度探りながら右岸側を下ることにする。落差工下の河床ブロックに立ち白泡が消える辺り迄逆引きで探るとトラウトチューンのピックアップ直前に魚が水面まで出てきました。20㎝位有るアマゴです。何度がコースを変えて攻めたがそれっきり。ダウンクロスでキャスト、ドリフトで沈み石を横切り、ブロック下のエグレをアクション付けながらスローな逆引きで丹念に探るもノーチェイスでした。

 0800退渓。もう少しやりたかったが約束の時間が有るので仕方ない。

 右岸側は芦が踏み倒されていかにも人が入った形跡がありありで、しかも多くの人が入ったのは確実な感じ。今回は落差工上でしか魚が出なかった。人的プレッシャーが高いのは相当な感じ、狩野川水系は既に難しい川に成ってしまったのだろうか。レギュレーションでは「魚道の前後5mは禁漁」だが、落差工の所にあるあの構造物が魚道だとすると落差工の前後は禁漁で今回のヒットは微妙な感じ。ヤレヤレです。



 


河津川釣行(2007.08.12)

2007-08-13 | 河津川水系
 私がこのブログを書き始めた時に真っ先にコメントを下さった「快楽主義的墜落生活」のOpen6Eさんと一緒に河津川本流の私の好きなポイントを楽しんできました。

 お互い、Webの上では親しい間柄の様な振る舞い。同じ釣りと言う遊びを楽しみ、それも渓流ルアー、と同じジャンルなので「いつかはご一緒しましょう。」がやっと実現です。

 ちょっと早いかなとも思いつつ先行者が入ってしまい目的の所に入れないと言うのも嫌なので0400に河津のサークルKで待ち合わせ。私は雄登、kid、彼らの釣友カッちゃんを乗せ、約束の時間ぎりぎりに到着。今回は私の重要なOpen6Eさんというゲスト、雄登、kidもカッちゃんというゲストがいるので、私達は2人で私のお気に入りポイントである本流大堰堤~大滝に入り、彼らは佐ヶ野川に入る事にして途中で中3トリオを降ろし目的の場所に移動。丁度明るくなり始めた頃合いで到着。

 相変わらず仕度が遅い私、私の仕度が出来るまでの間に前回私が単独で入った時に魚の反応が有った堰堤下をOpen6Eさんにやってもらうが、残念ながら今回はノーチェイスの様でした。水量が程々なので副堤左岸のステップを降り、水叩きを横切って右岸のステップを登るコースで堰堤上に入る。最近人が入った気配はあまり感じられずちょっとホッとした。水温は18.5度と河津川としては高い方である。堰堤バックウォーターから主だっポイントを2箇所ほど過ぎるもノーフィッシュ。他の川と比べ水温低めがこの処の猛暑が災いかと心配するのもつかの間、Open6Eが待望のファーストフィッシュをキャッチ。お互いに色々な意味で嬉しいのとホッとするのとである。
 私が思う夏パターンのポイントでのヒットであった。ヒットパターンなどはいずれOpen6Eさんがブログに書くと思うのでそちらを読んでもらうことにして、川に入る時から先行を譲りあっていたので今度は私が先行。あそこで出たとなれば次はということで直ぐ上流の左岸へ食い込むように岩盤が露出で流れが殆ど無い奥一杯にトラウトチューンキンヤマメをキャストして引いてくる。左岸側の流れの端が丁度ぶつかる辺りに幾つかの石が折り重なる様に入っている所をかすめるようにトラウトチューンを通し、流れに乗った辺り数トウィチでバイト。20㎝そこそこのアマゴキャッチ。流れが変化する所でエサを待つパターンに見事にはまった感じで気持ちいい。次のキャストも同じポイントに、今度は石をかすめて直ぐの所でヒット。1匹目のヒットで他の魚が少し上流に移動したのであろう、今度のは小さい15㎝位。
 私にもファーストフィッシュが出たことでOpen6Eさんには心置きなく先行で楽しんでもらえる。ここを良く知る私がガイドよろしくポイントをかーるく説明して彼が釣るこんな感じで、自分で「人見知り」と言っていたがこの頃には段々うちとけてきて一層楽しさが増してきた。このコースで私一番のお気に入りのエリアにさしかかった。大きな落ち込みを伴うプールでOpen6Eさんが1匹追加。春先なら魚が溜まっていてもう少し釣れるのだが、条件が整い魚が散ったのか、それとも釣り人が入っているからなのかは判らないが、これ一つだけだった。
 プールの脇の岩盤、ここは今までに私を含め何人もが足を滑らせてプールに落ちているので注意深く登る。この岩盤を登ると大本命のポイント、上流に向かい左と右の2コース有り、私の最近のお気に入りは左。Open6Eさんには何も言わずに左のコースを勧める。
 ちょっとその前に声を掛けて後方上部を指さす。崖面に根付いた大木が鬱蒼として緑の壁を作り出しているその上に朝日を浴びて浮かび上がるループ橋。「川ばかり見ていて気が付かなかった。」私もそうです。夢中で釣りをしていると周りの景色殆ど見てません。本当は周りをよく見て地形やら生えてる木の植生やらよく観察してポイントを考え、魚の食性を考え釣りをするのが良いのですがね。ついつい夢中に成ってしまって。
 さて大本命ポイント。Open6Eさんがやってくれました。川の反対側から見ても、今までのより大きいと判る魚、とっても嬉しそうな彼を見て思わず駆け寄って行きました。体高もそこそこ有り綺麗な魚です。24.5㎝と大きいとは言えませんが、喜んでいる彼をみて、私も良い魚に出会えてもらってとっても嬉しい。ヒットパターンを聞いて私は「やっぱり」と一人で納得。魚の写真を撮って、私が「物持ち撮りましょう。」と声を掛けると「顔出しNGなんで」とシャイなお方です。
 リリースしようかキープか少し迷っている感じ。そうでしたこの方は魚食べるの大好きな人でした。「キープしましょうよ。」と声を掛けて、ベストのポケットを探るが、ビニール袋だけで塩が無い。Myキャラバンには積んで有り、中3トリオを降ろす時にはちゃんと持たせたのにうかつでした失敗でした。私が教わった魚の良いお持ち帰り方法を教えて車に戻るまでさほど時間がかからないので処理だけしてキープ。
 私はもとのポイントに戻り右側のポイントを一通りやって、Open6Eさんが進んで来るであろうポイント横の石の上で待っていたが、待ちきれずにちょいとトラウトチューンを通すとヒット。小さいが朱点が大きく多い間違いなく花魁アマゴ、「あっ花魁」と叫んでOpen6Eさんに見てもらうことが出来た。

 私にとってこの日一番の魚。しかし良いところまで持ってきて痛恨のバラシ。27~8㎝はあろう大物。状況はこんな感じ。Open6Eさんが一通りやっているのを少し下流で見ていてあそこを通して出ないか、あの感じでも出ないのか、ではあそこはどう、こうゆう風に通したらなんて考えていた。Open6Eさんが上に移動したのでそこに入り、先ずは殆ど攻められていなかった流れの向こう側をやる。サイドで対岸のらしき所、出ない。アップクロスでもっとらしきポイント、アスリート・Myウエイトチューンのホログラム・グリーンマッカレルが着水してトウィッチを入れるか入れないかのうちにドンと出ました。必至にリーリングしたがあっと言う間に下ってきてしまった。魚が見えた、ローリングで身体にラインを巻いている思わず「デカイ!」と言葉が出てしまった。しかし、このまま流されると落ち込みに落ちてしまう。目一杯腕を伸ばしロッドを突き上げて、水面から魚の顔が出るようにして、水面をアマゴが滑るように流れを横切らせて足元の溜まりまで持ってきた。自分でもビックリする位スムーズに事が運び、良し20点(Fishing club HUSLERのダービーのポイント)は堅いな、ちゃんと写真撮らなきゃなんて事が頭を過ぎり、ネットに手を掛けた所でフックアウト。手前の溜まり、あまりにも水深が浅く、暴れた拍子にフックが外れてしまった様です。残念!!

 中3トリオをピックアップに行く時間が迫ってきた。残りのポイントをきっちり攻めるとこのままのペースだと小一時間はかかりそう、それにこれから先は多くの釣り人が入っていてなかなか渋いエリアなので、要所だけやって最後に大滝の滝壺をやって上がりましょうとOpen6Eさんにお話しして、ササッと攻める中でも彼はきっちり結果を出していました。悔しい1バラシと22㎝位を1キャッチでこれはキープ。これでお持ち帰りが2匹で酒の肴に良い感じです。
 
 本当ならプールや露天風呂の前もきっちりやりたかったが、ギャラリーの可愛い水着ギャルも夏真っ盛りでみんな海に行ってしまったようなので、ここは川沿いの遊歩道を歩きながら、ポイントの説明だけでパスでこのコース最後のポイントである大滝の滝壺です。
 時間が無いので私は最初からピンテール6のホロRHをチョイスで、滝の落ちる所を目掛けてキャスト。カウントダウン、小刻みなシェイクを入れながらスローリトリーブ、これがいつものヒットメソッド。ファーストキャストでは当たり無し、2投目、3投目沈黙、4投目にして微かな当たりがやっと出たが直ぐにフックアウト。5投目で「グッ」と明確な当たり、スイーブな合わせを入れてからゴリ巻きで寄せてキャッチ。獲れた魚はとっても綺麗なブルーバックのアマゴそう「鯖アマゴ」です。トップの画像がそれだが、この画像では美しさが表現出来ていないのが残念。実物を見たOpen6Eさんには解ってもらえただろう。その後私にもう一度当たりが出たが獲れず、Open6Eさんはディープダイバーにチェンジで1バラシで終了と成ってしまった。数的にはちと寂しい。
 オプションの水着のチャンネエも殆ど居なく、帰りがけにすれ違った野郎同伴のビキニ姿の女の子一人とこちらもチト寂しい。

 中3トリオを約束の時間より30分以上遅れてピックアップ。第2部は趣向を変えて源流の雰囲気を味わって頂こうと奥原川上流部に行くが、この処の天候でちょっと渇水気味。他の川に入り直すには時間が無いので、仕方なくメンバーも趣向を変えてOpen6Eさんとkidと組んで梅の木入渓ポイントから入る事にして、私とカッちゃんはもっと上流から入り入渓ポイントにマーキングをして下流組はそこから退渓のてはずでやることにした。kidは梅の木入渓ポイントは久しぶりでちょっと怪しいので睡眠不足の為に後半戦欠場を宣言した雄登に案内させたのだが、スタートの時には双方共に人見知りでシャイな二人、初対面同士で先行の譲り合いがしばらく続いたそうでそれがなんとも滑稽で、初対面上等な性格の雄登が大笑いをしながら帰ってきた。私達も入渓して釣り上がったが、結果は案の定激シブで下流組のOpen6Eさんが1バラシ、kidは「ボ」。上流組は私が1バラシ、カッちゃんは「ボ」と双方共にノーフィッシュでした。

1230河津川釣行終了。

 その後は朝のサークルKまで下り、お昼を調達。またの釣行を約束し、お別れの挨拶と共に、Open6Eさんは午後のお約束が有るため渋滞必至のR135を北上で宿泊先に戻る。私達は元気いっぱいの釣りバカ中ボウと共にR414を天城越えで狩野川水系に向かったのであります。

 今回の河津川釣行はOpen6Eさんに河津川を楽しんでもらうのが一番の目的、それとkidが彼のゲストであるカッちゃんを私達と良く行く河津川に案内するのも目的の一つだった。
 幸いにもOpen6Eさんにはホームでは殆ど出会えない綺麗なアマゴに会ってもらうことが出来たし、サイズもそこそこ、その上「花魁アマゴ」や「鯖アマゴ」を見てもらう事も出来た。更に大きな魚が潜んでいる事もお見せ出来たのである。Open6Eさんにも第2部の奥原川は別としてだいぶ楽しんでもらえた様で有る。私としては実に楽しく嬉しい良い釣行に成った。

 最後にOpen6Eさんにはあそこの入り方を十分理解していただいたと思うので今度は是非にご釣友を案内して楽しんで頂きたいと思う。河津川は10月いっぱいオープンしているが、他の多くの河川がクローズとなる10月は急に釣り人が増えるので出来れば9月末辺りが良いのではと思う。今回は不漁だったオプションの方も海無し、気候も良しで水着のチャンネエもウハウハ大漁ですぜ。

 

Fishing club HUSLER「狩野川例会」報告

2007-08-07 | Fishing club HUSLER
 今年の6月から遂に狩野川でルアーを引けるように成った。Fishing club HUSLERの例会を急遽企画し、8月5日に狩野川水系大見川とその水系の菅引川を写真に写っている5人で楽しんだ。しかし、状況的には厳しい釣りに成りました。

 4日2127伊東線終電で都会から参加の吉田名誉会長と鵜殿さんが伊東駅到着。kidと共にお出迎えで、大見川最下流部の駐車&仮眠ポイントへ移動。行程約30分で到着。車中では鵜殿さんが主役のDVDつり名人シリーズ「アジ名人」の撮影やら編集の苦労やら秘密の話やらで盛り上がり、仮眠時間が限られているにも関わらずkidが興奮しまくりでなかなか話が終わらない。0030Myキャラバンの集中ロックの「ガシャ」でやっと仮眠に入るが、近隣への迷惑などを考えるとエンジンは止めなければ成らない、多少窓を開けたり工夫するがエンジンが腹に在るワンボックスの宿命で何しろ熱い。おまけに熱帯夜です。結局、私が寝れたのは0300頃、他の殆どの人が寝てないのではないでしょうか。
 0400携帯のアラーム「Jump」が鳴る。そう私の携帯は土日0400には「釣りするぞ!」のメッセージと共にこの曲が流れるのです。目を覚ますと横に「釣り専用車」が停まっている。約束通りに超エキスパートの山本氏です。朝の挨拶を交わし取り合えず朝食と入漁券を調達にセブンに移動、なんと日釣り券が2枚しかないアクシデントで山本氏に漁協の自動販売機に走ってもらうもここでも金だけ飲み込まれて発券されないアクシデント発生。狩野川漁協さんしっかりして下さい。
 大見川最下流部、先ずは水温測定で20.6度と高すぎな感じながらも吉田名誉会長、鵜殿さん、kidが先発で釣り開始。いつもの如く私はのそのそと仕度。山本氏は近くの釣り具屋に漁協販売機のトラブルをねじ込み券を貰いに0500を待ち、結局そこでも券が無く、一筆書いてもらった物を身につける事でなんともお粗末な話し。そうこうしながらも結局仕度がのろい私が最後に川に入る。皆さんの様子を聞くと全然ダメとの返事。やはり水温が高すぎが良くない感じで上流に移動を決める。そうこうしている時に橋の上から覗いていた鮎師に「狩野川はルアー禁止だぞ!」と声を掛けられる始末で山本氏がルアー解禁に成った旨を話してひとまずはその場をしのいだが、それでなくてもルアーマンが偏見視される狩野川なのだから狩野川漁協さんもっとインフォメーションして下さい。お願いしますよ。

 今回のガイドをお願いした、山本氏の誘導で大見川中流域に移動。川への入り方を教わり、私達4人は橋の所から入渓、堰堤の溜まりの丁度バックウォーターな感じの所に流れ込みが有りその上流はガンガン瀬と好条件のポイント、しかし魚の反応は川ムツのみそれも小さい奴。水温測定結果は瀞場で19.5度、瀬で18.4度とここでもまだまだ高水温。一応次の堰堤まで釣り上がるも全くアマゴには出会えないまま約束の時間。車に戻り、山本氏と合流で様子を聞くと私達より少し上流で20㎝位のを2キャッチとの事。流石この川を知り尽くした超エキスパートは違う。彼が入った少し上流には既に友釣り師が入っているとの事で大見川を諦めもっと上流の菅引川に移動する事にする。

 菅引川の中流域、川沿いの道路の所々が広く成っていて駐車が可能。車を停めて例会記念写真撮影。そこをベースに少し釣ってみることにする。吉田名誉会長と鵜殿氏は写真に写る落差工の落ち込みを中心に、kidは皆さんに促され落差工から上流に釣り上がる。私は少し下って橋から入り駐車ポイントまでの約200m程を釣り上がる事にする。水温は18.5度と相変わらずの高水温。橋から少し釣り上がり右岸は間知石積の護岸、左岸はアシが密生した比較的緩い流れ、数m間隔でコンクリート帯が河床に入っているシチュエーションのポイント。小段落差工の落ち込みよりもかなり手前にトラウトチューンのホロオリーブバックをプレゼンしてトウィッチ&リトリーブで丁度コンクリート帯下流側でヒット。20㎝位のアマゴで、今まで見たことの無いような色白、パーマークも綺麗な魚でした。写真を撮ろうとデジカメを出しているスキに逃げられました。今度は落ち込み白泡にプレゼンでまたもやヒット。今度のは少し小さい見慣れた感じのアマゴでこれは即リリース。
 次の小段落差工は手前では反応が無かったが、上段の流れが緩く水深が有り木が被さり手前にはアシの根っこが漂っている所。掛けてもアシの根っこに引っ掛かって獲れないだろうと思いつつキャストするもミスキャストで奥までトラウトチューンが入って行かないが数匹がチェイス。次のキャストは決まった、ワントウィッチでバイトさせたが案の定手前のアシの根っこに根掛かりでフックアウト。そうっと根っこを取り除いて引き続き攻めるがチェイスはするもののバイトまでは持ち込めずでした。
 車に戻り皆さんと合流、上流へ釣り上がったkidを探しながら車で上流へ向かう。200mほど上った所でkidを発見し合流で様子を聞くとバイトは多数もバラシまくりでキャッチは2匹との事。この時点で吉田名誉会長だけが未だキャッチ出来ていない。丁度良い具合に路肩に桜の木陰が出来ているのでそこにMyキャラバンを駐車で名誉会長を山本氏にお願いして源流部に案内してもらい。私達はkidが揚がった所から再び入り釣り上がる事にして2時間後に合流を約束し再入渓。
入って直ぐにkidがキャッチ、20㎝そこそこのやたら朱点が多いアマゴで養殖物は朱点が多く浮き出る傾向が有るらしいのでおそらく放流物でヒレが回復した個体の様である。鵜殿氏との話しではどうも今回のヒットポイントはエサ釣師がアプローチ出来ない様な所で比較的流れが緩い感じの所だねと意見の一致を見つつ釣り上がる。暗黙の了解の基、キャッチやバラシする毎に先頭交替でそれぞれが何匹かバラシやキャッチで約束の時間まで楽しんだのである。私はそのエリアでは本日一番のクラブダービーにエントリー出来るギリの22㎝のアマゴをキャッチする事が出来た。ポイントの状況、獲った魚は以下の画像の通りです。
ヒットポイント(獲れたのは右側それとも左側?)

釣れたアマゴ


 約束の時間で皆さん合流、1130。源流部に向かった名誉会長と山本氏に話を聞くと先行者らしき車が3台有ったようで厳しい感じだったが名誉会長も何とか2匹キャッチで「ボ」は免れたようです。相談の結果それぞれ一応満足出来たので釣りは終了とし、昼食と本日のオプションの日帰り温泉へと移行する事に、昼食後にお世話に成った山本氏とお別れで私達は町営の温泉浴場に行き、一風呂浴びて汗を落としてから帰路に。伊東駅で名誉会長と鵜殿氏お見送りで「狩野川例会」終了と成った次第です。

同行のkidのblogに例会参加の釣行記がUpされているのでトラックバックを張らせてもらうことにする。



 


Fishing club HUSLER 8月例会「狩野川水系」

2007-08-02 | Fishing club HUSLER
今年6月1日からルアー釣法が許可に成った狩野川を釣ろうという企画である。
残念ながら未だ支流のみだが、伊豆半島一の水系を存分に楽しもうと思う。

釣行日
8月5日(日)

参加者
Fishing club HUSLER member
 吉田名誉会長 クラブ最年長、狩野川でルアーOKの頃にだいぶ良い思いをしたようです。
 伊豆前戦部隊長 私、発案者であり幹事。狩野川水系は未知の領域今から楽しみである。
ゲスト参加
 山本氏 私の釣友、超エキスパートアングラー、フライで狩野川を隈無く歩いている。彼の参加で幹事としては鬼に金棒である。
 kid 凄腕少年アングラー、何故か例会にはいつも顔を出している。

釣行計画
 前日の伊東線最終で名誉会長を伊東駅にてMyキャラバンでお出迎え、そのまま予定の支流へ移動で仮眠。
 当日早朝に先ずは一発大物狙い、支流の最下流部を鮎の友釣り師の出勤前、僅かな時間だが狙う。
 友釣り師出勤と共に上流に逃げ、鮎師がやらないエリアをじっくり狙う。出来れば源流部も少しはやりたい。
 昼食は何処かの美味い物処でゆっくりとと考えるが、釣りバカ共のことどうなる事やら解りません。
 午後の電車が混まない頃合いに伊東駅か熱海駅辺りで名誉会長をお見送り。

以上こんな感じ。

祈願爆釣! 安全釣行!!