この処雨が少なく渇水気味の伊豆の河川で苦戦を強いられているので雨が欲しいと願っていたのだが、4月24日の土曜日はけっこう雨が降って、それも土曜ですよ狩野川に通うサンデーアングラーの為に神様からのプレゼントだと信じて相棒のkidと狩野川に行って来たのですが、試練もおまけして頂きました。
予定ではこの日曜日は鵜殿さん、kidと雄登、私で2艘ボートを借りて伊東湾に浮く予定でしたが低気圧通過後は西風が吹くので金曜の時点で延期を決めて雨後の狩野川釣行に変更したのでしたが、金曜日の時点では曇りの予報でしたが、天候回復が早まって良い天気。風は予想通り以上の西爆風でとても海に出られる状態ではありませんで計画変更は正解でした。
日曜朝、kidを0500ピックアップで狩野川を目指す。朝が早くなりすっかり明るく、太陽が顔を出そうとしているので「次からは0400だな。」なんて話をしながらいつもの通り嵯峨沢橋辺りまで一通り見ながらこの日のファーストポイントを相談。一通り見た感じではこの日も人が少ない様だ、爆風で餌釣りやフライは釣に成らないのでルアーの独壇場だろうと人気ポイントの柿木川出合いから松ヶ瀬をやろうと決めて駐車スペースへMyキャラバンを入れると案の定誰も居ないので早速仕度を開始ですが、この日の私はルアーワレットにルアーチョイスをしていなかったのでMyアスリートボックスからスタメンを選考しなければ成らないので相棒のkidに「先にやってて。」と声を掛けると「じゃあ、上の方をちょっとやってきます。」と言い残してさっさと柿木川出会いから雲金橋へ上って行ったのでした。私の方はゆっくりスタメン選考で、前日の雨で多少増水して流れの押しが強いだろうとSSS-72Siを選んだので先ずはアスリート7S、同型の7SP、トラウトチューン70をワレットの一区画へセット。続いて細身のアスリート7SP、7F、7SPウエイト改を次の区画へで残りの一区画へはトラウトチューン(5.5㎝)をチョイスして、SSS-72Siのガイドにラインを通している処にkidが戻ってきたので「上はどう?」「1バラシです。」「じゃあやろうか。」でスタートです。
柿木川出会いの渕尻から入り、小渕、瀬へと移動していく。いつもながらkidの遡行スピードには付いて行けずで私はゆっくりと釣り下るのだが、水温は11度でちょっと低いかも、水位は平水より15㎝ほど上がっているもののさして押しは強くない感じで流れの幅からしてもSSS-72Siではオーバーパワーな気がしてタックルチェンジの為に一度Myキャラバンに戻ってSSS-72Siは下流に下った時に使うつもりでMyキャラバンのロッドラックに置いてSTS-511MN-Siに持ち替えての再スタート。SSS-60Siでは使えなかったアスリート7SもSTS-511MN-Siならばスペック上は十分使えるはずなので試しにアスリート7Sゴーストアユをセットしてここぞという処をチェックするが音沙汰無し。折角だから色々なサイズのアスリートを付けて試してみてどれも良い感じなのですが、肝心のアマゴの方はお留守の様でノーチェイス。先行したkidが松ヶ瀬の吊り橋の所まで下ったが、瀬渡り出来ずそれ以上下流に下れないで戻って来たので移動です。結局kidの方も最初の小渕で1バイト有っただけの様です。
この日は比較的空いているので前回先行者が居て入れなかった長野川出会いから上流をと考え、西平橋まで様子を見に行った帰りに入渓の仕度をしている3名の餌釣り師さんの姿を目撃で結局、有名ポイント第2段。いつもなら必ず駐車車両がある田沢の取り入れ口です。kidはここから下り、私は少し上流から入り嵯峨沢橋までをやるがジョウサイ渕で20㎝そこそこのやる気のない1チェイスのみ、kidもダメだった様です。
雨後水が出て魚が動いているだろうと期待して臨んだ狩野川だが、いつもなら入れない有名ポイントを2箇所廻ったが芳しくないと言うよりも全然ダメ。冷たい雨だったのが災いしているのか、それとも腕の事はさしおいて魚が・・・なのか何ともでまたもや狩野川迷走の始まりです。下流に下ってくると濁りが入っていまして、上流はクリアーだったのでこの時期恒例の代掻きの濁りの様です。この時点で濁りに弱いkidはテンション下降で支流に逃げる事を提案されたが、この程度の濁りなら全く問題にしない私としては下流の様子を見に行きたくて、kidに「鵜殿さんのニゴニゴポイントへ行ってみない?」「そうですね、僕もそろそろニゴイを釣っておかないと流行に乗り遅れちゃいますからね。」などと言いつつ、神島橋下流のポイントへ到着。
このポインはきっと大物が潜んで居るだろうと昨年狩野川本流がルアーマンに開かれてから私自身密かに狙っているのだがなかなかタイミングが合わず結果を出せていない。この日も是非とも入りたかった1つ下のテトラが入っている渕にはフライマンが2人入っていて入れずでした。神島橋の所から入り、kidは端からニゴイ狙いか左岸側のテトラが切れる辺りに入る。私は橋脚脇の誰もやらないのではという所もチェックし、本命の急瀬からテトラ渕への流れ込みからテトラ際と手前の駆け上がりまできっちりチェックしたが、ノーバイトでした。kidの方はニゴイ狙いだが、Qちゃんのチェイスは有ったようですがこちらも不発。奇しくもこのポイントで3日前に
tetsuさんがニゴイをキャッチしてまして、ここでkidがニゴイを獲っていたら本当のニゴイポイントに成っていたかもです。一番気になっているもう一つ下流のテトラ渕には入れずのまま移動。
R136が混んでいるので裏道を走り再び上流に向かいkidが希望する支流へ行くのだがその前にせっかく裏道を走っているのでもう一つの鵜殿さんニゴニゴポイントへお立ち寄りです。このポイントは有名?な大仁橋~修善寺橋の左ドッグレッグの右岸側からアプローチでkidは上流側のまさに鵜殿さんニゴニゴポイントを攻め、私は入る度必ずといって良いほどナイスサイズのチェイスが有る蛇篭ポイントをサッと攻めてみる事にで画像でポイントの紹介です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/6e/7043d296b2b9a41a946d4e17a39a09b4.jpg)
スロープ横の蛇篭の前が私
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b5/008252181f8bd65c11c6ab32801f69eb.jpg)
十字ブロックの横がニゴニゴポイントでkid
画像でお解りの通り代掻きの濁りが入っています。で、結果は共にノーバイトでした。今回は私が良い思いをしているポイントまでは行きませんでした。
濁りの入った本流で既にkidが萎えてしまっているので、彼が希望する大見川支流の地蔵堂川へ移動です。彼の希望は養魚場の少し下から堰堤までで私としては養魚場の排水が嫌でちょっと萎え気味。上流から落ちてきたイワナが繁殖して育っているのでそいつを狙い、養魚場から逃げ出したニジマスもついでにな感じでMyキャラバンを養魚場の少し下に駐車で降りた途端に生臭い臭いが鼻を付いて一気にテンションが下がったが一応万城の滝へ行く橋の少し下から入渓でスタートするがやっぱり生臭さに耐えきれず橋の所から退渓で一足先にMyキャラバンに戻ってkidを待つ間に撮影したのがこの画像です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/f2/7dfa8dad125d91157fa8d075d3d13897.jpg)
地蔵堂川
私に気を使ってかkidが堰堤までやらずに戻ってきたのでこれで納竿しようかとも考えたが雨後の期待を裏切られてこのままでは終われずで、お隣の菅引川を少しやってから納竿しようと言う事で移動です。
菅引川に移動で何故か駐車し易い事もあっていつものエリアです。ここでも何故かいつも私が下流、kidが上流てな事で私の入渓点はここです。
これもいつもの通りに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/47/936169cff52b9fc245de5b2bf942d01d.jpg)
右護岸際下流から2本目の木の下と
ここで良形のチェイスがあり、落差工下では痛恨のバラシでした。kidは何とか2匹キャッチで「ボ」は回避したようです。
雨後の良い釣を期待して臨んだ狩野川でしたが、狩野川の女神様は期待を見事に裏切ってくれて今回も試練を与えてくれました。次に釣行出来るのは黄金週間真っ直中ですが混み合うのは必至、濁りが入るのも必至なのでどうしようかは未定です。
今回も同行した相棒のkidが釣行記を「
2009狩野川釣行01【4月26日釣行】」として久々にUpしているのでこちらもお楽しみ下さい。