伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

土肥山川釣行(2008.10.19)

2008-10-23 | 伊豆の川
 「10月は渓流マン」を実行せずに既に10月も3回目の日曜日に成ってしまった。今回はいつもの鵜殿さんとkidと3人で河津川釣行を約束していたが、鵜殿さんに急な用事が入り伊豆に来られなくなってしまったのでkidと2人での釣行に成った。kidも高校生に成って管理する漁協が在る川では入漁券を買わなくては成らないのでお小遣いから負担するのも大変なので今回は入漁券が要らない川を選んだのだ。伊豆半島の西側でも秋イカの釣果が聞こえて来ているので渓流の後エギングでもとの事で土肥の山川を選んだ。今シーズンは未だ入っていない、漁協が解散してから2年経ったがどうなっているのか不安と期待を持っての釣行である。

 前日にkidと電話で釣行予定を話したのですが、爆風の予報が出ている事と私が最近お疲れ気味なので、ゆっくりと出掛けようと言う事でkidをピックアップしたのが0700です。伊豆半島の東側から西側に移動でクローズした狩野川をスルーして東側の峠は冷川トンネルで西側の峠は船原トンネルで二つの峠を越えて伊豆半島の西側の川に着きました。「渓流に入るのにこんなゆっくりとはねえ、アハハ」とkidが呟いたのが0830頃の事。退渓後エギングをやろうと考えているので退渓後のチャリをセッティングしてから土肥高校の裏から入渓で左岸側のテニスコートの横に駐車して仕度を始めた処で事件が・・・。

 kidはいつもの如くササッと仕度をしていて、私もいつもの如くのそのそと仕度をで、先ずはロッドにリールをセットしてとタックルボックスからTD-ito2506を取り出してリール袋から出して見るとラインが何か変である。スプールがパックリ割れていて使い物に成りません。詳しくは後ほど書くとして、小渓流用の愛機TD-itoの原因不明の故障により一気にテンションが下がってしまった。仕度が出来たkidに「少し下流から先に入ってて。」と告げてから気を取り直して本流用に使っているエアリティー2506を取り出してセットするのだが同種のスプール構造なのでじっくり見たがこちらは異常無しでロッドにセット。ウエーダーを履いて後はベストを着てという処でまたもやトラブル。ベストが何処にも在りません。前夜にちゃんとワレットにアスリートをチョイスしておいたのにベストごと忘れて来たのです。よりいっそうテンションが下がってしまったが、メッキ用のボロアスリートを小さなケースに入れてフリースのポケットに入れて、丁度釣り上がってきたkidに彼お手製の「Mjin」を一つ借りて何とか入渓。

 私は土肥高校の真裏からスタートだが、もう少し下流から入ったkidに様子を聞くとサイズは今一つながら緩い瀬から3キャッチしたとの事でちょっと期待が膨らんだのだ。しかし、私が入渓した所からは魚影が薄い様である。その上ベストを忘れてタックルボックスに在った数少ないアスリートの中で一番まともな奴が小さな落ち込みを狙ってキャストした時に石にぶつかり丁度ノットの所がぶつかったらしくラインブレイクで行方不明に成ってしまいました。kidから借りたMjinは何となく今一つ泳ぎがな感じで部隊長モデルの様に私のロッドワークに上手く合っていない感じです。ベストを着てないのでペンチが無くアイのチューニングが出来ないのでkidにお願いしてチューニングしてもらったが未だ今一つなのでより部隊長モデルに近い物と交換してもらってポイントを通した処チェイスが有った様だがkidには見えたが私の方からは光の加減で見えなかった。kidが20㎝位の鮎をキャッチしていたが、私にもガツンと当たりが出て20㎝位の鮎をキャッチ。その後はkidの操るハスルアーと言うかFishing club HUSLER特製のカトールアーにはポツポツながらがチェイスが有る様だが私のミノーには見えないのかさっぱりである。kidは持越川釣行の時に30匹キャッチで今シーズンの締めくくりと感じているらしくいつもと違いあまりガツガツ攻めていないが、上手いので良い所を通しているのかチェイスも多くバラシもな感じだ。
 入渓した時から感じていたのだが遡行していくに随い随分渓相が変わっている。それでも以前魚影が濃かったポイントではチェイスが有る。苦戦している私にもやっとヒットが出てサイズは明らかに20㎝を越えていたがなんと足元でバラシしてしまいました。その後はパットせずのままMyキャラバンに戻る為の折りたたみ自転車を置いた所まで遡行でkidにはもう少し遡行している様に告げて私は一足先に退渓。Myキャラバンに戻りkidをピックアップしてその後の様子を聞くと1バラシとの事でした。

 漁協が解散してしまい放流しなくなって2年に成るが魚はそこそこ居る様である。有志の皆さんが自主放流しているのか、自然繁殖が上手くいっているのかは判らないがこの先も沢山抜かれてしまう事無くそこそこには楽しませてくれる川で居て欲しいと願い土肥山川釣行を終え、海へ向かったのでした。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無料なんですね…。 (tetsu)
2008-10-23 20:34:16
こんばんは(^^)

それなりにチェイスがあって、それなりに釣れる。
管理していない状態でも、これが本来あるべき河川の姿でしょう!

漁協管理があるほうが
いなくなったらどうせ放流してくれると思って
無秩序に抜く輩もいるので逆に酷かったりして…。
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漁協が無い川は漁期以外は何でも有りです。 (部隊長)
2008-10-23 20:56:47
tetsuさん

渓流終わってしまいましたね。
伊豆は残すところ1週間です。管理する漁協の無い川は県の条例で管理されていますので静岡県の場合、漁法等は規制されていませんが、産卵保護の為に禁漁期間が定められていてアマゴの場合11月1日~2月末日まで禁漁に成っています。確かに自然繁殖の川が本当でしょうね。

釣れない川には人が入らないので以外と魚が居たりして(笑)

私は管理釣場には行かないので川がクローズに成ったらソルトにシフトで一年通して釣りバカは変わらないです。

来春は狩野川本流で是非ともご一緒させてください。
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