伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

初オフショア(2007.04.30)

2007-04-30 | 遠征釣行
初めて遊漁船に乗りました。焼津小川港「橋安丸」さんに乗船、乗り合いで鯛五目釣りとのこと。
イカ釣りの師匠である「山梨のイカ釣り師」さんにお誘い頂いての初チャレンジとなりました。師の影響、進めもあり昨年暮れ辺りからライトタックル限定で準備を始め一通り揃え、地元の釣友のボートに乗せて頂いてタックルの感触は一応味わっているが、魚の感触はまだである。乗り合いの遊漁船で私の様なライトタックル、流されてお祭り何て事に成らないだろうか、船酔いは大丈夫だろうか不安だらけである。
お誘い頂いてから少ない手持ちタックルの組み合わせをあれこれと考え、リールにラインを何回も巻き替えたりして、最終的に以下の様なベイトタックル2セットに収まったと言ってもこれしか持ってない。
1セット目
ロッド:ラッキークラフトのプラッキングロッドLC-58W改(グリップエンド延長)
リール:ダイワ ミリオネアソルトウォーター203L
ライン:ゴーセン ペペット1.2号
リーダー:フロロカーボン30Lb(8号)
2セット目
ロッド:メジャークラフト オフブロー OB-B60L
リール:ダイワ ミリオネアCV-Z205L改(無理矢理ウッドノブのハンドルセット)
ライン:ゴーセン ペペット0.8号
リーダー:フロロカーボン6号
バリバリのライトタックルで挑戦である。

イカ釣り師さんグループの山梨勢と小川港で待ち合わせ、バス釣りの師匠keiaさんとはお久しぶりで4人。出船は0430。私たち5人と他に2人、若船長も釣りをするらしく総勢8人で釣るのである。ポイントは御前崎沖水深50m位の所で行程1時間位の所との事です。船長からルアー組は右舷を指示され、右舷ミヨシからイカ釣り師さん、keiaさん、私は胴の間のポジションです。他に左舷ミヨシに若船長、私たちのお仲間2人、両舷トモに他のお客さんが陣取っている。

ポイントに到着。まず真鯛ポイントでソルティーラバーを下ろす。着底から約10~20mスルスルと巻き上げ、また下ろし巻き上げの繰り返し、餌釣りの人がビシを数回落としたくらいで移動、船長は魚探を見ながら何とか釣らせようと頑張って操船している。私は流れ具合を見ながらソルティーラバーのカラー、重さチェンジを繰り返し40gまで投入するも全く反応無し。餌の方々にも当たりが出ない。
何回か移動をくり返した処でルアー組のイカ釣り師さん、keiaさんが天秤仕掛けに替えている。どうも鯛を諦めて根回りのメバルに切り替えた模様です。餌釣りの方々は順調に釣果を上げている。
船長から「お前、餌の仕掛け持ってないのか。」と一人つれない私を気遣い心配そう。
私「イヤ、良いです。」とルアーマンを強調して答える。
私もメタルジグにチェンジ、長めのアシストフックの長い方にパラマックス3インチグローをセットしジグはジャークスライダー2ozとちょっと邪道だが何しろ魚の感触を味わいたい。着底させてスロージャークで船長の指示ダナより少し上までシャクり上げ、また落とす、何回目かできました。初ヒット、20㎝位のメバルでフロント側のフックに掛かっていました。嬉しい。続いてリア側のパラマックスにまたもやヒット、今度は外道のヒメ何とかです。その後は当たり無し。
何回かの移動、船長からそんなに上げなくても10m位誘い上げれば十分だよとアドバイスを頂いてそれに従う。どうも根魚ポイントの様である。若船長もジグタックルを使っている。イカ釣り師さんもインチクを投入している。そこで私も今回イカ釣り師さんにお願いして調達してもらったインチク110gシルバーのブラウンタコベイトにチェンジ。イカ釣り師さんをまねて着底からスローなワンピッチジャーク。私の場合ジャークの後に少しスラッグが出るような感じ、初投入着底から2回目の着底、2ジャークでグッときて一応合わせる。根掛かりか半信半疑の中、ポンピングで巻き上げ、少し巻いたところで軽めのドラグが滑る、少しドラグを締めて引き続き巻き上げ、時々グググッと締め込む、魚が掛かっているのは間違いない。0.8号のライトタックルなので慎重に巻き上げて上がってきました。真っ赤で目が大きい、エビスダイです。もう嬉しいのなんのってご同行の皆さんに祝福のお言葉を頂いた。何せオフショア初釣行にして縁起の良い名前「えびす鯛」とは、私はこれで満足。お持ち帰りの検量結果全長46㎝、重量2.1㎏有りました。

最後に真鯛ポイントを流して沖上がり、そこで若船長が本日初の真鯛を上げました。

お持ち帰りのエビスダイ、調べたところ金目鯛の仲間で刺身で美味とのこと、いつもの様に息子の雄登がおろす。大きく固い鱗に四苦八苦しながら脂乗り々の刺身、ナメロウ、煮付けにして食す。皆美味しいと食べていたが魚ちょっと苦手な私にはちょっと脂がきつい感じでした。

誘って頂いた、イカ釣り師さんありがとうございました。ご同行の皆さんお疲れさまでした。それと橋安丸の船長さん、若船長さんお世話に成りました。
添付画像は橋安丸のホームページに釣果情報として載ってしまったので、ブログ初の顔出しでその画像を拝借する事にしました。

河津川釣行(2007.04.28)

2007-04-28 | 河津川水系
黄金週間突入です。昨年までは仕事に追われてろくすっぽ休めなかったが、今年は中2日に無理矢理代休ぶち込んで、私としては豪華9連休。
釣り人が大挙して訪れて虐め倒すのは必至の河津川。先に私がとばかりに出掛けていきました。

河津川本流の中流域 河津橋(R414)~湯ヶ野橋
先週、Fishing club HUSLERの例会で釣行した続きに0530に入る。このエリアは河床に大きめの石が折り重なるように沈んでいる。淵が多く渓相は素晴らしくいかにもアマゴが着いていそうなのだが、今日は全くのノーチェイス。おかしい、全くの全くノーチェイスでした。
途中から先行者の足跡らしき気配を感じながら進むうちに湯ヶ野橋を過ぎ、少し上った所で先行者の姿を確認、本流用の長竿で隈無く探っている感じでした。この時点で諦めて0800退渓。
かなり厳しい攻めをしている感じだが本流なんで竿抜けの一つや二つ有ってもおかしくないのだが、全くチェイスが無いのは先行者のせいだけでは無いような気がする。

豪華連休なんでついつい夜更かしをしてしまい、ろくすっぽ寝ていないので足湯の所で2時間ほど仮眠。

意外にスッキリ目が覚め、時間も有る。せっかくだからもう一度川に入ることにした。

河津川本流の下流域 来の宮橋~踊り子温泉会館裏
下流は昨年秋から冬にかけて護岸工事の為に川をいじっていた。上流は現在架橋工事の為に川をいじっている。このエリアは数は出ないが良い魚が出るので楽しみなエリアなのだが川に入って感じた事は砂が多い事である。石と石の間に砂が詰まっている。来の宮橋の所で本日初、待望のヒット、会心の当たりだ。しかし、色が違う。残念ウグイでした。
その後はチェイスも無いままの遡行が続く、踊り子温泉会館裏のポイントにたどり着く。ここは今まで必ず魚が着いていた所なのだが今回は全くチェイスが有りませんでした。川をいじっているのが影響しているのだろうか、後半戦も完敗で終了。

今回は完敗。参りました。

河津川釣行(2007.04.22)

2007-04-26 | 河津川水系
今回の釣行は所属するFishing club HUSLERの例会、私が幹事なので参加者の皆さんに楽しんでもらうのが主で私は皆さんの後追い。

河津川本流の中流域をやる。入渓地点は佐ヶ野川出合、0620入渓地点に皆さんを降ろし、車を生コン工場近くの駐車スペースまで移動・駐車。管理道路をとことこと川を見ながら下る。幸い先行者は居ないようでひと安心。
先に入った皆さんの姿が見えたのは、ファミリーリゾート「川ばた」のつり橋の所、ここは一昨年に今回ゲストで参加している鵜殿氏が尺ヒレピンを獲った所だ。つり橋が新しく成っていました。
護岸をもう少し下り、皆さんに合流して様子を聞くと一人が1バラシ、他はチェイスが有った位との事、渋。まっ、この辺はいつもの事、つり橋からが本番と思いきやつり橋の架け替え工事で川に仮道を付けたのであろう、川がいじられているようで魚の反応が以前より極端に少ない。
さてさて、ここからが本番です。結構な良いポイントが次から次と現れ皆がそれぞれのポイントでチェイスの確認やバラシをしているがどうも獲れない。何回かルアーを通した護岸際、太い流れ、対岸の草に引っかけたルアーを回収しようと川を横切るとサッと大きな魚体が上流に逃げるなど、魚は居るようだが獲れない。
幾つ目かの大場所に来た、落差の小さい落ち込みと淵のセットが2つつづきその上が大石が折り重なる急な流れのポイント。下側の淵で待望の1匹が出ました。大御所N氏が25㎝のアマゴをキャッチ。N氏久々の魚、尾鰭が大きいヒレピンでとても喜んでもらえ、地元組一同ちょっとホッとしたのでした。

その後は相変わらず魚のチェイスはちょこちょこ有るもののヒットまでは持ち込めず、中には尺クラスが足下までチェイスしてきて反転なんてのも有りでなんとも悔しい。上流組との約束の時間1000が迫ってきたので生コン工場の少し下流で退渓としました。

気温は16度、水温は12度と条件としては良い感じなのだが、魚の出方がなんとも渋い。昨年の同じ時期よりも幾分魚が少ない感じがする。釣行前々日まで寒い日が続き前日にやっと春の気温に成った事もあり魚の活性が低いのだろう。活性が低いから魚の数が少ないように感じるのか、それとも本当に魚が少ないのかはなんとも判断しかねるが、4人でじっくり攻めて1匹とは渋いのは間違いなかったです。

当然私はNoフィッシュ。

Fishing club HUSLER例会報告(2007.04.21,22)

2007-04-23 | Fishing club HUSLER
Fishing club HUSLER 4月例会
「新緑萌ゆる河津川を楽しむ。」

今回の例会は私が幹事。都会在住のメンバーに河津川を楽しんでもらうのが、主な目的なのだが、今回の例会は全体には渋い状況でした。(昨年も渋かった。)

都会組は会長の風海庵さん、大御所N氏、メンバーでは比較的若手のチャカポさんの3名、いずれの方々も大手企業で要職に着いておられて未だ今シーズントラウト釣りがやれていない。若い頃は日帰り福島や北海道、青森遠征やら長野の山奥、富山の山奥とバリバリのトラウトマンなのです。地元組メンバーでは雄登と私、ゲストで鵜殿氏、天才kidで都会組のガイド的な参加です。

初日、都会組久々のトラウトとあって明け方には我が松川漁協が管理する松川湖に着いて釣りを始めていた。私は初日はゆっくりとなんてタカをくくっていたので、寝坊で皆さんの到着を出迎える事が出来ず、誠に申し訳ない次第。
松川湖バックウォーターから渓流をやるも先行者が居たようでノーフィッシュとの事。私達と合流してからは湖の虹鱒狙い。私自身はこの手の釣りは大の苦手で全くダメ。風海庵さんが流れ込みに回遊してきた奴をフライのサイトで1匹キャッチ、これは夕食の食材と成ったのです。まったりとお昼まで湖で遊び、昼食を摂るために中断、我がクラブの伊豆例会お決まりのお宿、釣友の天才kid君のご両親が経営する民宿旅館「すずの木苑」に無理を言って早めのチェックインで一休みしてイブニングの松川湖をやることでひとまず別れました。
その時間を使って夕食の食材に成ればと雄登と私は伊東港のイカ釣りに出かけたのですが、そこで事件が、愛竿カラマレッティープロトタイプ79ML-SJがボッキリ。二人とも意気消沈で伊東港を後にしてイシグロへ移動。そうこうしている中にイブニングタイム。
イブニングの松川湖、今度は右岸側の沢が流れ込むインレットに狙いを定めるが、M氏が1バラシのみで終了。お泊まり組は宿に帰り豪華食事と温泉で明日の河津川に備えたので有ります。

明けて22日0430チェックアウト、これってかなり無理を言ってます。奥様、大奥様にお見送り頂いて河津川に出発です。いつもいつもご迷惑お掛けいたします。
河津ループ橋真下の町営駐車場にて入渓仕度、記念撮影。風海庵さんの懐かしの渓、堰堤~大滝へ天才kidをガイドにチャカポコ氏と共に3人、入渓地点に降ろし、残りは本流の中流域に入る為にもう少し下る。
風海庵さんご一行はそれぞれがキャッチ出来た模様ですが、魚体は綺麗なもののサイズに不満の様。それと昔と朱点の色と大きさ、数が大部違ったみたいで残念がっていました。どうも途中から先行者が入ったらしく、足跡を確認した辺りからめっきり釣れなくなったようです。
中流に入った私達はと言うと激シブと言うか魚が少なく大苦戦。何とかN氏に20数㎝のヒレピンアマゴに会っていただいて、地元組は何とか面目を保った次第です。本流釣行の詳細は後ほどと言うことに。

本流の釣果に大不満の私、まだ少し時間が有るので形は望めないが源流の雰囲気の中で綺麗なアマゴに会っていただこうと奥原川上流を提案。
堰堤くぐりに風海庵さんグループ。それより上流にN氏グループを送り込み、私はピックアップ部隊で上流に車を移動して待つことに。
風海庵さん達の所にはまたもや先行者の様です。朝一に誰かが入ったみたい。N氏グループはそこそこ楽しめたようだが、私が目測を誤り、1時間コースのつもりが2時間かかってしまい、N氏、鵜殿氏、雄登の3名は疲れ切って川から上がってきました。
その他釣行の詳細は風海庵さん、kid君のブログがUpされ次第トラックバックでリンクします。

その後は林道山越えで今は禁漁期間なのだが、来年解禁する支流のポイントを案内しがてら筍狩りでおみやげ確保。林道、農道を下って国道414に都会組は天城越えで沼津から東名のコースを取って右に、地元組は河口のセブンでお昼、帰宅のコースで左にでお別れしました。

都会組の方々、遠路お疲れ様でした。
天才kid君、雄登ガイドお疲れ様でした。
鵜殿さんいつもながらの遠路はるばるのゲスト参加ありがとうございました。

最後にいつもいつも無理を聞いて頂いている。kid君のご家族にお礼の言葉で例会報告を締めくくろうと思う。
今回も大変お世話になりました。民宿旅館「すずの木苑」の皆さん本当にありがとうございました。






フックの話し

2007-04-19 | ハンドメイド
土肥山川釣行の記事でアスリート・トラウトチューンのことについて質問を頂いた。私、アスリートしか使わない、少しは外のルアーも使うけどエギング以外の全釣行の95%はアスリートを使う、アスリートフリークなのである。故にコメントを返すのに夢中で書き込んでしまったのだ、アスリートの事は色々と書きたいことが有るが、後でゆっくりと書くことにして。今回はフックについて書こうと思う。

私が保有するアスリートは全てシングルのバーブレスフックが装着されている。ごく一部を除いてエサ釣り用の鉤にラインでアイを取り付けた自作の物が付いている。
特にアスリートの5.5㎝及び7㎝に付けているのには私なりのちょっとしたこだわりを持って作っている。

最初にことわっておくのだが、シングルバーブレスにしたのは私がルアーを始めてから間もない頃に伊東港でメッキ釣りをしている時にお声掛けして頂いたのが切っ掛けで交流が始まり長いことお付き合いをさせて頂いていた上野可津見氏に薦められ使い始めたのです。当時は未だミノー用の縦アイのシングルバーブレスのフックが市販されていなかった事もあり、氏はがまかつのメジナ用「ヴィトム」を愛用されていた。アイはフライバッキングラインで作っていました。私も渓流を始めるようになり幾たびとなくご一緒させて頂いたのだが、最近では氏と休日が合わないことや釣りに対するスタンスの違い等でとんと疎遠に成ってしまったのだが、氏は相変わらず週間「つりニュース」やブログ「Light Action」で活躍されている。しかし、フックはシングルバーブレスフックの良い物が多く市販される様になったこともあり、自分でアイを巻くことはしなくなってしまったようである。

さて、私のフックだが鉤はいまでもヴィトムを使っている。最近は近所の釣具屋で手にはいりづらく成ったのでオキアミカラーに塗装されたスパーヴィトムで最近では同じがまかつの「ひねくれ」のストレートタイプ辺りも使う。いずれにしてもメジナ(グレ)用のバーブレスフックです。
アイには少しこだわりが有りまして。最初のうちはバッキングラインやPEライン、市販のケプラーなどを使ってみたが、バッキングは太さは丁度良いが腰が有りすぎる。逆に当時のPEラインは良い太さのだと腰がなさすぎるのとスプリットリングにばらけた原糸が挟まる。ケプラーは太すぎる。などどれもしっくりこないのです。そこで考えたのがPEライン1号を三つ編みにする事です。きつく密に編むことによって程良い腰が出るのと程良い太さに成る。その上三つ編みの仕上がりが平たく帯状に成るためルアーにセットしたときちゃんと正面を向くなど非常に具合が良いのです。しかし、編むのが大変、ボビンそれぞれに1号ラインを巻き3個のボビンを交互に交差させ密に編んでいくのだが原糸が細いのでなかなか大変で私が編むと1m編むのに6時間以上掛かり結構肩が凝る作業なのだ。最近ではPEラインの多くがコーティングされている物が殆どで5号位のが太さ的にも腰も丁度良いのだが、私は平編みにこだわっていまでもセッセと三つ編みしている。
続いて鉤にアイを作るのだが、これはフライをタイイングするのと同じ要領で、バイスに鉤を挟み、先ずは三つ編みのアイ用ラインの端をゲイブ側にスレッドを荒く巻き付け仮止め、続いてラインを上に返してアイの大きさが程良くなるように調節し、スレッドを荒く巻いて仮止めする。ラインの端を切ってからスレッドで今度は密巻きで仕上げ、ハーフフィッチ3回程度でフィニッシュ。スレッドは太い方が楽なのだが鉤自体が小さいのでなるべく細い方が巻いたところが太くならないで良いのです。スレッドのカラーは赤系が良い感じ。ルアーのカラーに合わせてモスグリーンやブラウン、アイボリーを使ってみましたが、赤が一番良い感じなので今は赤で落ち着いています。
次にスレッドが解けないようにラッピングです。本当ならばエポキシ樹脂を染みこませてラッピングしたいのですが、ほんの少量調合するのが面倒なのと硬化時間もかかるので私はもっぱら瞬間接着材を使っている。アイのラインが鉤に接する所まで染みこむようにたっぷり付けるのだが、アイ部分に毛管現象で接着剤が浸透して固まってしまい、せっかくラインでアイを作る意味がなくなってしまうことがあるので一工夫。瞬間接着剤を染みこませる前にアイ部分のラインに爪楊枝の先に水を付けてアイに水をたっぷり染みこませておくとアイ部分に接着剤が浸透しなくて上手くできるのです。

ラインでアイを付けたシングルバーブレスフックの利点だが、第一に掛けた魚に比較的優しいと言うことだ、ラインのアイが360度以上ねじれるのでヒットした魚が回転したり暴れた時に比較的フックが自由に動き鉤穴が大きくならないのと、リリースの時にもバーブレスなんですんなりです。
第2に掛かった魚がバレ難いと言うのだが、私の場合渓流を始めたときには既に今のフックを使っていたのと、巻き合わせや当たりに対して瞬時に反応出来るような反射神経を持ち合わせていないのとでバラシ頻発なんで何とも言えないのです。
難点は落ち込みの上流にルアーを落とし、流れに乗せて落ち込みに落とした時などたまにフロントフックがラインに絡む事がある。これはラインの張り具合なんかで解消できるのだが多少不満である。
フックの向きだが、私が付けている向きと逆に付けているの人もいるが未だ試したことがないのでどちらがよいのかよく判らない。今度逆向きにセットして試してみようと思う。

添付した画像は、ジャクソン アスリート5.5Sのホログラムレッドヘッドの赤い塗装を剥がしてライトグリーンのラメ入り塗装をしてカナブンなどが飛び交うテレストリアルシーズンを意識してチューンをした物です。元々はシンキングですが、フックが軽量に成ったため実際はフローティングになってしまっています。
装着フックはヴィトム7号で私としてはベストマッチサイズだと思っています。尚、アスリート7SP、7Fには8号。アスリート5.5Fには6号を装着してます。


河津川水系奥原川釣行(2007.04.14)

2007-04-17 | 河津川水系
土肥山川釣行後、天城越えで河津川。
朝一入った釣り人の影響が薄れたであろう、午後狙いで本流に入る予定だったが、折りからの西の強風、天城の山をすり抜けて谷に吹き下ろす風が強い。アップストリーム主体の私のスタイル、上流にキャスト、アスリートが戻ってきそうな位。本流断念で風の影響を受けない山奥の支流へと言うわけで奥原川の中流に入りました。

奥原川は途中の滝を境に渓相が変わる。滝上は岩盤を削って流れる感じで以前入ったときにはヤマメとアマゴが同じポイントから出たりして放流の気まぐれかと感じたのでした。
今回はそれよりも少し上流で林道の橋のたもとに駐車して橋より少し下に入渓。橋から50m位で砂防堰堤が有り、私はいつも堰堤の水通しの穴(土管、専門的には遠心力鉄筋コンクリート管いわいるヒューム管)をくぐり抜けて上流に進むので仲間内では堰堤くぐりのポイントと呼んでいる。
橋から堰堤の間で2、3小さいのを拾い、堰堤上のでは小粒ながら多くの魚のチェイス、その中の幾つかをヒットに持ち込みキャッチ&リリースしながらの遡行。今年は未だ抜かれて無いなと感じながら、大きくてもせいぜい18㎝位の綺麗なアマゴに遊んでもらいながらの約1.5時間の釣行を楽しんだ。

この奥原川はサイズはともかく数が出る川でいつも楽しませてもらっているのだが、釣れる魚の多くは去年生まれた10㎝位のや15㎝にも満たないがヒレピン、ここで生まれた魚たちで美しく可愛い。しかし、それを狙って入る釣り人がいるようで去年は酷かった。解禁当初に入ったときには今年と同じように各ポイントごとに何匹かのチェイスがあり楽しんだのだが、ゴールデンウィークを過ぎた5月の下旬に入ったときには余裕でつ抜けのコースなのに「ボ」で釣友とあきれてしまったのです。小さい魚をこんがり焼いて熱燗を注いで骨酒、好きな人にはたまらないらしい。イワナが有名なんですが、ヤマメやアマゴの方が美味いと言う人もいるのですが、あまりにも酷くありません根こそぎお持ち帰りなんて。

さて、今回の釣行では沢山の可愛い子ちゃんに会えたがこれから彼女らにとって魔の黄金週間を迎えるのだが釣れさられない事を祈るばかりです。

土肥山川釣行(2007.04.14)

2007-04-16 | 伊豆の川
今年になり、土肥町非出資漁業協同組合が解散してしまい、川の魚を管理する母体が無くなってしまった伊豆市土肥の山川に釣行。
2003年に釣友から紹介されてから年に数回釣行している。2004年には良い釣りをさせてもらったがその年の秋に伊豆半島に大きな災害をもたらした台風が横断、この川も上流域は壊滅状態、中下流域も全然魚が居なくなってしまいました。翌年は春に1度釣行したのですが全くのノーチェイスでその年はお休み。2006年春では小さい魚の姿及びヒットを確認出来、稚魚放流の成果か生き残った魚が子孫を残したのか少しずつ回復してきた感じ。夏過ぎには大物のチェイスも有った。
さて今年はどうだろうか。

娘と彼女の友達を沼津に送り届け南下、土肥に着いたのが1000、持って行ったパンとコーヒーで遅い朝食、のんびりと仕度をして川に入る。私にこの川を紹介してくれた釣友が解禁当初に下流から中流まで釣行し、20㎝そこそこのを数匹キャッチ&リリースしているので、私は中流の水神橋少し下流から入渓した。
気温は18℃まで上がっている。気持ち良い。川に入ると水が冷たく感じない、水温16℃と小さい川なので気温の影響をもろに受けているようです。川の石を見ると鮎のハミ跡が付いている。昨年小さい魚のチェイスが有ったエリアだが今回はノーチェイス。橋の直ぐ上で初バイトで20㎝そこそこの魚を獲ることができた。流れの中で引ったくるようなバイトで魚もすこぶる綺麗。デジカメを娘に貸してしまったので引き上げずにナチュラルリリース。
いつも良い魚が出る小さな落差工の落ち込み、ここではノーチェイス。少し不安が過ぎる。災害で魚が少なくなり、漁協解散で放流も無くなった川なのに魚が抜かれていまっているのだろうか。その後もチェイスしてくるのはハヤばかりでアマゴのバイトはほんのわずか。どうなるのだろう。
この川に通うように成ってから全くチェイスの無かった小段の落差工下、油断してました。1度、2度アスリートを通し、落ち込みの白泡を横切るように通したところでギラ、ドン、アッで掛からずです。デカかったー。残念!
そこから上るも相変わらずチェイスはハヤ、アマゴのチェイスはわずか2匹で市営住宅と生コン工場の中間位の所で退渓、1230でした。

今回、小さい魚のチェイスを殆ど見ることが出来なかった。この先この川がどうなってしまうのかが心配です。

今回の釣行画像が無いので災害前に獲った魚の画像を添付しようと思う。尺もめの魚も獲れているのだが、サイズは27㎝なのだが体高有りのチョイ鼻曲がり、お気に入りの1匹の魚です。

是非とも、こんな魚が獲れるような川に回復して欲しい物です。

河津川の花魁

2007-04-12 | 河津川水系
食べる為に仕事をしているサラリーマンの私、週末しか釣りに行けない。次の釣行までまだ少しあるので何か書こうと思う。
本年度初釣行で花魁アマゴに出会えたと書いた。そこで以前獲った花魁アマゴの画像を引っ張り出して少し書いてみる事にする。

ポイントは河津川本流の河津七滝(ななだる)の最下段に位置する大滝(おおだる)から4~500m下流に下った辺り。

始めて出会ったのは2004.05.01でキャッチした魚を間近に見たときは背中にゾゾゾッと感じる位、一言に気持ち悪いと表現するのが良いくらいの姿。朱点がじんま疹のように浮き出て、ボコボコしてるのです。次は2005.03.06で添付画像の魚である。2003年から河津川に通い始めていままでに水系の殆ど隈無く釣り歩いているのだが、釣れる魚の多くが朱点が小さく少ない。中には容姿は明らかにアマゴなのだが朱点がない?、よーく見ると小さな朱点が一つなんてのも釣れたりしたのです。たまにヤマメも釣れたりするので知識が乏しいまま、アマゴとヤマメの交配?なんて考えつつ、河津川で釣りをしてきたのですが、2003年の秋、禁漁間際に大砂防堰堤~大滝間に入るルートを開拓し、翌年2004年春から本格的に年3~5回入っているのだが、他と比べて朱点が鮮やかな魚が多いと感じていた。中でも顕著なのが上記の魚なのだ。この機会に残してある画像を見直してみたところやはりこのエリアの魚は他と比較して朱点が大きく鮮やかである。画像を見直してもう一つ気が付いた事だが伊豆半島の駿河湾側に注ぐ土肥山川の魚にも鮮やかな個体を見つけた。
何故に河津川水系の中で本流の大堰堤と大滝に仕切られたこのエリアにだけ朱点鮮やかな魚が多いのだろうと考えるに、西の方で朱点が大きいアマゴを「花魁アマゴ」と呼んでいると聞いたことが有るが、河津川の場合上流域は発眼卵を入れているようなので、西の方から調達した卵を入れて、たまたまこの種のアマゴが居着いたのだろうか、それとも、この川に昔からいる種なのだろうかと考えると面白い。我がクラブの会長は20年ほど前に河津川に通っていた時期があり、当時を思い返して「河津のアマゴは朱点がどの川にも増して艶やかで、うっとりとしたものです。」とブログに書いているのを読んで、もしかして昔から居る魚、などとも思うのです。
知識が乏しい私が書けるのはこの位なのだが、知識を身につけて色々と語れるように成りたいものです。

Web上で「花魁アマゴ」を検索した処、ヒットしたのがriverwalkers氏が書かれているブログ「SST’S フィールドスケッチ」の記事で興味深く読ませていただいた。riverwalkers氏、実は大変有名なフィッシングジャーナリストで「瀬戸際の渓魚たち」など多くの著書をだされている方なのである。
素晴らしい花魁アマゴの画像が有り是非に見に行っていただきたい。

無謀にも超有名ブログの記事にトラックバックリンクを貼らせて頂こうと思うが、了解が取れるまではひとまずTB無しで公開しようと思う。

追記 riverwalkers氏の記事にコメントを入れさせて頂、回答を頂きました。残念ながらTBはあまりにもスパムが酷い為、停止中との事。
とても素晴らしいブログなので是非ともご覧に成って下さい。尚、「渓魚」のカテゴリーをクリックすると尺花魁の記事にたどり着けます。 

道志川水系神之川釣行(2007.04.08)

2007-04-09 | 遠征釣行
ホームグラウンドを離れプチ遠征してきました。
メンバーは釣友Ura-Zumi氏、釣友鵜殿氏、天才kid、雄登と私の5名。

前日は仕事終了後に伊東市松川漁業協同組合の理事会に出席し帰宅したのが2130、食事をしてから装備をマイキャラバンに積込み、入浴でもう少し早くに出たかったが、やはり当初の予定通りの0000になってしまった。kidをピックアップして待ち合わせ0400の宮ヶ瀬湖を目指して走り、予定2時間が現着したのが0230・・・少ししか寝れない。今回ガイド役を引き受けて頂いたUra-Zumi氏がマイキャラバンの窓をコンコン、ピッタリ0400。鵜殿氏も仮眠していた所から移動してきて朝の挨拶を交わしていざ入渓地点に向けて移動開始。

予定の入渓ポイントに着く頃にはうっすらと明るくなっていた。途中は前の車に付いて行くのに集中して何処をどう走ったかよく解らないまま現着。途中道路脇に駐車車両が・・・、私達が車を駐車して現地を見ながら地形図で入渓ポイントを把握しているとその車もっと奥へ走っていきました。

すっかり明るくなるのを待っていよいよ入渓である。道路脇の砂防堰堤から川に入る。水が綺麗でスキッと透き通っている。Ura-Zumi氏によるとこのエリア、次の堰堤までは殆ど実績が無いとの事だがそれぞれが思い思いにキャスト開始。先ずはkidがチェイスを確認したとのこと。しかし、獲れずでその後を鵜殿氏があれこれとテクニックを駆使し、粘ってフッキングに持ち込んだが残念ながらバラシしてしまったようです。私はと言うとホームの伊豆とは全く違う渓相、石の色でチョイスしたルアーが全く見えないでオロオロ状態。進につれて他の人達は魚とのコンタクトは出来ている様だがことごとくバラシでキャッチできていない。私はあれやこれやとアスリートのカラーチェンジを繰り返すがどうもしっくりこないまま、未だチェイスすら確認できない。いままでの経験上こういう時は良い結果が出ないのでちょっと焦り気味。
幾つか目の砂防堰堤の落ち込みでkidが遂にファーストキャッチ。23㎝のヤマメで本当に綺麗なヤマメでした。この川の綺麗な水と渓相にはぐくまれて育つとこんなに綺麗に育つのだなと皆でしばし見とれしまいました。
その後、進につれて他のメンバーのルアーに幾つかのヒットはするもののキャッチには至らない。わたは相変わらずカラーがしっくりきていない。入渓から既に2時間近く経っているのにである。kidのスプーン、雄登のラピッドのカラーを見て赤金にして岩盤ブッツケの小さな淵で遂にチェイスを自分の目で確認できた。全員が淵を囲むようにしている中、もうダメだろうと諦め加減でリトリーブしピックアップ直前、ちょっとと目を離した時に手元にグググッ、ハッとした途端、バシャバシャ、フッとなってしまいました。残念。後から上がってきた鵜殿氏の丁度目の前でのバラシ劇。「25以上有ったよ。」って慰められました。
その後は皆バラシ連発の中またもやkidがキャッチ。引き続き同じポイントで私の見ている目の前でヒット。しかし、そいつはばれてしまいました。今回一人勝ちの天才kidくんが自分のブログで釣行記を書いているのでそちらも読んでやって下さい。実は彼だけ金属系のルアーだったのです。(ブックマークからジャンプ)

この川は今回入った入渓ポイント以外は入れる場所が無く半日くらいかけて上る位の所まで行かないと川から上がれないと言っていた。まだそこまではもう少しあるのだが、Ura-Zumi氏が岩の壁を見て「あれ、ここなら林道から下りて来れそうだな」とつぶやいた所からちょっと様子が変わった。砂地に付いた足跡が新しい、よーく観察すると石の上に付いた砂が未だ乾ききっていない。明らかに今朝ここから入渓して先行した人が居るようである。これを期に下りて来れそうだと言う岩を上り林道に出たのが1000である。

林道と言っても立派な舗装道路で途中のトンネルは伊豆半島の国道の物と変わらない位の立派、かなり先まで整備されいてるらしいのに何故通行止め?。それは少し歩いて直ぐに理解できました。落石です。いたる所にと言うよりもいちめん落石だらけです。職業柄わかるのですがこの地形、岩質からしてこの道路を一般の車両を安全に通行させるようにする為には相当の費用が掛かるであろう。つい最近までは始めたからにはやめられない公共工事で進んできたのだろうが、この処の金縮財政で遂に工事が中断、既に何十億いや百を超えているかもを費やしているだろうに残念です。開通すれば丹沢湖に抜けられるのですがね。

余談はさて置き、林道を歩きながらの帰り道、皆での話をまとめると魚の数はさほど多くない。しかし、掛かる魚は比較的大きい。私以外は皆尺上をバラシた。とにかく綺麗な水と綺麗な魚だ。である。

私なりにこの川の感想を書こうと思う。皆も言う様にとにかく水が綺麗過ぎるくらいで石に乗っても滑る事がなく、ラジアルブーツでも歩けのではと思うくらい。その変わりに川虫の姿が見えない、伊豆の川では水中の石に足を置くと川虫がざわざわと逃げるのが見れるのだが、ここはそれがない。Ura-Zumi氏に聞いてみたところハッチはあるみたいです。まっ、川虫が全然居ない川では魚が育つ訳が無いからきっと見えていないだけだろうが少ない事は確かです。
今の時期だからかも知れませんが魚が居る場所は殆どが淵で結構感じの良い瀬とか流れの中の石の後ろとかでは魚の反応がなかった。
大きな砂防堰堤で区切られておりその中の小さい方でも伊豆にあるそれの大きい物よりも大きい位な大堰堤だらけで、堰堤の高巻きが大変なのだが、落ち込みには魚がいる。それも大物。今回私は堰堤の落ち込みを全然やらなかったが、それぞれの堰堤下で他のメンバーのだれかしらが尺クラスのチェイスやはたまたバラシを経験、途中の一番大きな堰堤では3人もが尺物をバラシたくらいだ。
上りながら気付いたことだが堆積した土砂を2~3m位削り取って流れた後が随所に見られたがここ数年の間に神奈川県の山間部に異常な位の雨量が局地的に降る事が何度となくあるが、これらが原因で力のない小さい魚が流されてしまって、小さいのや中間のサイズの魚が少ないのではと思うのです。
堰堤で区切られたエリアで比較的魚影の多い所、少ないところがあり。全体的にどのエリアも産卵に適しそうな場所が少ないように思う。Ura-Zumi氏に聞いたところ放流は無くネイティブのようであるが、このまま抜かれ続けると絶えてしまいそうである。彼もこの川は父親に連れられて小さい時から入っているが最近では5年ぶりらしいが前よりもかなり魚が少なくなった。溜まりなどに何匹も小さな稚魚の姿を見ることが出来たのにと言っていた。砂防堰堤で仕切られ上下の行き来が出来ない状態そのエリアの魚を釣りきってしまうと大変な事に成りそうに思う。別の地域の種を入れるのはと思うので出来ればこの水系魚の稚魚なり発眼卵なりを入れたり、場合によってはエリアを決めて何年かごとに禁漁の措置を取ることも必要なのではと感じたのであります。
特に帰り道に駐車してある車の多いのにビックリ。山登りの人のも有るようだが、半分としても相当の人が川に入っているのだろう。皆が皆キープするとは思えないが魚が絶えてしまうのも無い話では無いような気がする。

丹沢近辺の川は雨が降ると鉄砲水のように濁流が下りてくるそうだが、実際に川を上ってみると周りの山の様子や渓流の様子からしてうなずけるし、削り取られた堆積土の感じからして相当の水が出ることが想像が付く。山の反対側、酒匂川水系で何人も流された事故も記憶に新しいが両側切り立った崖で逃げ場がないので気を付けなければならないと思う。

渓流を始める以前では自然にいる魚を釣るのにお金を払うなんてバカらしいなんて思っていたのだが、渓流を始めてからは考えが変わった。特に地元漁協の組合員に加えて頂いてからは川に対する考え方が大部変わってきた。今回の釣行では私には全然釣れなかったが、ホームと全く感じの違う川なので色々なことを思い、感じることが出来たのでとても楽しく充実した気持ちで川から上がってきました。
感じたことが多すぎて、ついつい仕事をさぼりながらの長文に成ってしまった。

同行した皆さんお疲れ様でした。
特に案内して下さったUra-Zumi氏は自分の釣りは殆どせずにガイドして頂きまして、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。








Fishing club HUSLER 作戦指令

2007-04-07 | Fishing club HUSLER
Fishing club HUSLER 各位 様

 渓流解禁から早一月が過ぎましたが、今年は暖冬も手伝ってか魚の活性も例年より高めな気がしますが、メンバーの皆さんは釣りに行けてるしょうか。何かと忙しい方々故に未だに渓流に入れないでメンバーもおられるのでしょう。ゴールデンウィークの家族サービス前に是非とも自分の時間を作って、河津川のヒレピンアマゴと遊んで頂ければと思い、以下の通り4月例会を計画しましたのでお知らせいたします。
 参加希望の方は幹事まで連絡をお願い致します。
4月例会幹事 伊豆前戦部隊長

Fishing club HUSLER 4月例会
        「新緑萌ゆる河津川を楽しむ」のお知らせ

フィールド:河津川水系
開 催 日:2007年4月22日(日曜日)
集合時間:朝
集合場所:河津川河口 
入渓場所:参加者の状況により決定
退渓時間:入渓前に参加者で協議の上決定

 昨年の河津川例会は3月中旬開催で水温も安定せず渋い状況でしたが、今年は暖冬の影響で解禁当初は水温も高く魚も高活性でしたが、先週の花冷えの影響により水温が安定せず活性が下降気味ですが、14日のプラクティスでは大鍋川出合からつり橋までの約1㎞弱位で5チェイス、4バイト、3キャッチでキャッチした魚は20㎝位でさほど大きくは有りませんが尾鰭が大きくピンの綺麗な魚でした。
決して魚の数は多いとは言えませんが、尺に近い魚のチェイスも確認する事が出来まずまずの感じです。例会当日頃には気候も安定し、水温も安定、良い釣りが出来るであろうと考えております。一抹の不安はキープ目的の釣り人が入り抜かれてしまうことくらいです。(前記事の釣行記参照)

尚、前乗り宿泊希望の方は伊東温泉 民宿旅館「お食事豪華民宿」を予約しますので幹事までお早めにご連絡下さい。

参考
河津川漁協ホームページ http://www.geocities.jp/turibaka0088/index.html

明日はプチ遠征

2007-04-07 | 遠征釣行
明日は裏丹沢方面にプチ遠征に出かける。
メンバーは釣友の鵜殿氏、天才kid、息子の雄登と私
今回は神奈川在住の釣友Ura-Zumi氏に案内をお願いして
伊豆には居ないイワナを狙いに行く。

Ura-Zumi氏とは伊東港でメッキ釣りをしている時にお声掛けから
お知り合いになってからもう何年もになる。最近はエギング、シーバス、根魚、
当然メッキと四季折々ソルトウォーターでのお付き合いをさせて頂いている。
氏は色々な釣り、特にルアーによる釣りをこなし、どの釣りも上手いマルチアングラーで昔はフライをやっていたとの事で今回案内して頂くことをお願いしたのだ。

先ほど連絡をした処、わざわざポイントの様子を見に行ってくれて、心配していた
水量もまずまずのようである。実に楽しみだ。

我がクラブの会長がよく使う言葉で私も気に入り使わせて頂いているのだが、次の言葉で締めくくり、楽しんでこようと思う。

祈願大漁! 安全釣行!

河津川釣行(2007.03.31)

2007-04-06 | 河津川水系
今シーズン2回目の釣行である。今回は単独遡行。

前夜、釣友の山梨のイカ釣り師さんがお仲間と沼津近辺でジンドウイカを狙うとの事。深夜0100頃に内浦で合流。ちょっとお付き合いして、おかず確保~天城越え~現地で仮眠~入渓のつもりが、イカ釣れねで0500位までやっちゃいまして見事に仮眠が無くなって貫徹で入渓する羽目に成ってしまいました。

本日の入渓ポイントは河津川本流の大鍋川出合

仕度をしていると車から声をかけられまして
釣り人:「何処に入ります?」
私:「本流を大鍋川出合から上ります。」
釣り人:ちょっと顔が曇って「下やらせて下さいよ。」「魚居る?」
私:「どうぞ。居ると思いますよ。」
私だけの川じゃないし、頭はねる様な無粋な事しなければと思いつつ、今シーズンこのエリアは始めてなんで魚居るかどうかははっきり言って判らないです。

いざ川へ、ちょっと前にエサ釣り師さんが下って行きました。あの方エサ師さんだったのね。
昨年秋、愛用のウエーダー右足かかと付近にわずかな漏水発生、補修したはずなのに前回の釣行では右足がビショビショ、ひどくなってる。今回はこれでもかってくらい補修した。恐る恐る川に入る。染みてこないOK。でも冷たい、水温測定9゜C、この処の花冷えの影響で水温が急に下がったようだ。これはいけない、安定しない水温は魚によろしくない。苦戦の予感。

橋下のここぞと言う所にアスリート・トラウトチューンを通すが反応がない。予感的中のようだが、睡眠不足で何をやっているのか解らぬまま、途中で見失ったアスリートが石の向こう側に、あっ、掛かってる。20㎝アマゴでした。魚はちゃんと居るみたいです。
遡行開始、足がおぼつかない。以前に徹夜明けで川に入り岩の上でバランスを崩し転倒、太股を岩の角に強打してやっと川から上がった事が頭を過ぎり、慎重過ぎるくらいにゆっくりの遡行。そんな訳で結構丁寧にポイントを攻めるが一向に魚が出て来ない。やはり反応するのはピンポイントのようである。やっと20㎝そこそこを3匹キャッチ。ようであると書いたのは何をやっているのか解らないまま釣り登っていた為で獲れた魚は偶然の産物みたいなもんなんです。魚のチェイスが全然見えてなかった。
その後、会心のヒットに巡り会えた。大きめの石が折り重なるように沈むポイント、流芯脇を底に沈む石をなめるようにドリフトで流し、ターンした瞬間にバイト。ちょっと大きい。しかし、掛かった場所が悪く、そのまま流されてしまい下の段に、そこでバラシ。残念。
一昨年に始めて尺を獲ったポイント、キャストが相変わらず下手くそでピンポイントに入らずに少し離れた所を通ったアスリートにスーッと魚が出てきて戻ってしまった。デカイ!しかし、それっきり反応がない。そのポイントは岩盤のエグレに太い流れが吸い込まれる感じに流れている。岩盤の前には石が在り流れの幅は1メートルそこそこで、岩盤の際を通せればヒットに持ち込めるのだが、今回は真ん中より少し石寄りをアスリートが通って見切られてしまったのだ。
大物が着く場所には着くだけの条件が整っている訳で、抜かれてもまた次の強い大きいのが着くようである。

大きいのに見切られてしまったポイントから少し登った所につり橋が架かっている。時間は1000になっていた。かなり時間をかけて上がってきたのだが、まだまだ時間があり、この上流にも好ポイントが幾つも在るが、流石に貫徹、足も頭も怪しくなってきたので、ここで川から上がることにしました。






河津川釣行(2007.03.11)

2007-04-05 | 河津川水系
ブログを開設したものの渓流に出かけられるまで少し間があるので、本年度の解禁からの釣行を書き留めることにする。

私はここ数年、解禁一発目は河津川本流の大堰堤~大滝(おおだる)にと決めている。
メンバーは釣友の「週間つりニュース」APCを務める鵜殿氏、天才少年アングラーkid、息子の雄登と私の4名。
前年まではkidと雄登の2トップで遡行していたが、めきめき腕を上げキッチリポイントを攻め尽くすので後追いの大人達の釣果が思わしく無い。今年は1キャッチごとに先頭交代を申し合わせた。

明るくなる0600入渓を目指して0430に出発したものの昨晩から降り始めた雨が凄い、明け方土砂降り。川は増水傾向、濁りが入っている。水系のあちこちを見て回るがどこも芳しくない、結局当初予定したポイントが最良、雨が小降りになるのを待って入渓は0730。
いつもなら大堰堤脇を登り左岸のコースを取るが、今回は昨年災害復旧で改修された副堤に取り付けられたステップを登り、右岸コースを選択。改修のおかげで左岸よりも楽な気がする。

本当のスタート地点に全員が降り立ち、思い思いにキャスト開始。いつもながら私はのそのそと最後にスタートで先ずはアスリート・トラウトチューンを結びチャラ瀬で久しぶりのロッドの感触、トウィッチを確認。ここで「今年も始まったか」とあらためて実感する。

水深は10㎝ほど増水。水温は12゜Cとこの時期にしては高め、しかし、魚はまだまだ早春の様子でチェイスは見られるもののフッキングには至らない。しばらく登るうちに状況が解ってきた。魚はちゃんとポイントに居る。長い距離は追わずに近距離のものにだけサッと反応する。その時にフッキングしなければそれでおしまい。そこでトラウトチューンを河床を這うようにドリフトさせて居るであろう魚の鼻先を通すつもりで引くとそこでバイト。しかし、巻合わせの下手くそな私の場合バラシ頻発。で結果は20㎝前後のアマゴを5匹キャッチ。
この状況下ではラピッド45を小気味よくトウィッチして誘うのを得意とし、ドリフトは大の苦手な雄登は同サイズのアマゴを4匹。逆に天才kidはひょんな切っ掛けからハスルアーのナチュラルドリフトを会得し、それを駆使して後半数を伸ばし結果アマゴ8匹、セットした細軸のフックを何本も折られるバラシなどバラシも多かったようである。流石エキスパートの鵜殿氏は根掛かりを恐れずシンキングミノーを河床に這わせるようにナチュラルドリフトさせたり、それを小刻みにシェイクさせたりの技を駆使してつ抜けの11匹キャッチ。彼の場合バラシも私達ほど多くなく腕の差歴然。
思うにこの日の魚は射程に入らなければ見向きもしない。よってスレない。先行が足で荒らさなければ、後追いが腕の立つ者ならば勝負になるこんなとこかな。

普通のアングラーならば3時間ほどで釣り上がるコースをたっぷり5時間近くかけてゆっくりと早春の渓流を楽しんだ。途中から陽も差し始め、その頃には流れの中でのバイトもあり。また、明らかに尺に近い魚体のチェイスを目の当たりに出来た。その上、伊豆ではこのエリアでしか会えない朱点が大きく鮮やかなアマゴ(花魁アマゴ)にも会えたし今シーズン初の渓流は楽しく大満足でした。

花魁アマゴ
私が知る限りこのエリアでしか見たことがない。下は大堰堤、上は大滝と閉鎖されたこのエリア、この川古来の種なのかそれとも最近は殆ど放流がされていないので昔何処からか移入して放流され居着いたのかは判らないが本当に綺麗な朱点のアマゴなのです。画像は今回キャッチした魚ですが、やはりこのエリアで2年ほど前に気持ちが悪い位の朱点を着けたアマゴキャッチした時の画像が有りますが、それはまた別の機会に紹介しようと思います。

自己紹介

2007-04-04 | 自己
はじめまして

Izu-Trout-Middle-aged-Lure-fisherman
略してIzu-TMaLfをgooIDにこれから書こうと思うのです。

名前から察するとおり伊豆に住む中年ルアーマン。
息子と共にFishing club HUSLERに所属し、伊豆前戦基地の部隊長を務める。

これから伊豆戦線の偵察・戦果を報告出来たらと考えている。

ボチボチとよろしくお願い致します。