伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

狩野川水系4支流釣行(2009.06.14)

2009-06-14 | 狩野川水系
 この釣行から既に1ヶ月近くが過ぎてしまった。仕事が何となく微妙に忙しくて釣りの事を考える余裕が無かったです。遅ればせながらですが釣行の記録として簡単に書き残して置こうと思います。

 この日は伊東大川(松川)の鮎解禁日だったので漁協の理事の一人としては解禁日の様子を見に行かなくては成りません。その上釣友の鵜殿さんにお願いして週刊「つりニュース」の友釣りを専門とするAPCのお方に取材に来ていただいているのでご挨拶をしなければなんですが寝坊してそのお方とは会えずでしたが漁協直営の囮販売所に顔を出してなかなか好釣の様子や来て頂いたAPCさんとの話などを聞いてから帰って来ました。

 いつもの相棒kidをピックアップして狩野川水系に向かったのはお昼を回っていました。この日もこれ迄入っていないエリアの探索からで先ずは近場からで大見川の支流の城川ですが護岸が整備され流れが少なく芦が群生していて見るからにハヤしか居ないであろう川相で竿は出さずでした。
次ぎに向かったのは同じ大見川の一つ下流の支流年川です。ここは昨年亀石峠側から入り荒れた林道に迷い込みMyキャラバンのバンパーをグッチャリとやらかしてしまった所ですが、途中川を横断する所から下は比較的荒れていなかったので今回は下流側からのアプローチです。先ずはこの近くに住んでいる釣友に電話で様子を聞いたのですがなんとあまりにも近すぎて殆ど釣りをした事が無いと言う訳であまり参考に成らなかったのですが、田んぼの終わり辺りが良いらしいのと渇水期に成ると水が殆ど無くなってしまうので厳しいとの事でした。比較的荒れていないとは言うものの時々下回りをボコっとやりながら何とか川を横断する所までたどり着いたのですが水が少なくアマゴが居そうな気配が感じられません。一応kidが様子を見に少し上流を見に行ったのですが「生命感が感じられない。」と戻って来たのでここも竿を出さずにまたもや時々ボコっとやりながら林道を戻って来たのですが結構下回りをぶつけた様で中央の草むらから石が動いた後が彼方此方にでおかげでMyキャラバンは後に病院送りです。

 大見川の水系を諦めて次は狩野川水系の柿木川です。一応上流の様子を見にMyキャラバンを走らせたのですが護岸が整備されあまりパッとする感じのポイントが無かったので結局木が覆い被さったエリアを選択で本流へ合流する少し上に入渓です。渓相は良い感じなのですが石には私の嫌いな泥ッ気がでちょっと嫌な予感ですが、鮎は沢山居ました。
 先ずはkidがバラシかキャッチか忘れてしまいましたが、アマゴもちゃんと居ました。私は定番の鮎でサイズ的には15㎝位。鮎が沢山居るので小さい川ですが鮎師が居ましてちょっとの遡行で直ぐに川から上がらなければで鮎師をかわして上流側へ再入渓して少し遡行したところがトップ画像の感じでいかにもアマゴが居そうな感じですがダメダメで獲れたのはカワムツでした。河床の石も相変わらずの泥ッ気で何となく遡行を続けてもな感じで退渓して移動。

 これまで3箇所を巡って竿を出したのは1箇所ですが今一つと言うかダメダメな感じでしたので帰りがけに冷川か徳永川に寄ってから帰ろうかとkidと相談して決めたのは冷川の田んぼのあぜ道にMyキャラバンを駐車で一反田橋の少し下流から徳永川出合辺りまでをイブニング狙いですが、いつも駐車する所には餌釣り師が片付けをしていたので1つ上流側に駐車して入渓。入って直ぐにkidがキャッチで私にも直ぐにヒットしたもののバラしてしまいその後もバラシ連発。kidの方はコンスタントに獲っている様ですがやっぱり餌釣り師が入った後だけにいつもよりは渋い感じです。徳永川出合までもう少しと言うところ橋の少し下流のいつも良い魚が着いているポイント、時間は1830。kidと私の目の前で突然ライズが始まりあれよあれよと言う間にスーパーライズに発展、いたる所で水しぶきが上がるので大興奮。しかし、食性が違うのかkidのハスルアーに似たFishing club HUSLERオリジナルのカトールアーには多少は反応するものの私のトラウトチューンやアスリートには全く反応せずでアスリート5.5Fにチェンジしてアクションを付けながら水面を流してみたが全くのノーチェイスで完敗でした。ライズがまだ続いていたが徳永川出合へ移動。ここでもスーパーライズでいたる所でライズの水しぶきが上がっているがやはりここでも私のアスリートには無反応でアスリートしか使わない私は打つ手無しで完敗。カトールアーのkidは幾つか獲っていました。

 やっとこさ6月中旬の釣行記を書き上げる事が出来ました。タイトルには4支流と書きましたが結局竿を出したのは2支流で私は完敗でした。

持越川釣行(2009.06.07)

2009-06-10 | 狩野川水系
 鵜殿さんからメールです。「ビワはどんなですか?」てな感じでこれも毎年の恒例と成りつつある鵜殿さんのビワ収穫を兼ねた伊豆釣行にkidと共にご一緒したのですが、結果的には鵜殿さんが私達に付き合った様な感じです。

 私は伊東松川漁協の仕事が午前中に入っていたので早朝伊東港でヤマシタさんの提唱するライトエギング「NAORY」で筒の細長いイカ狙いです。ヤマシタ・アドバイザリースタッフの鵜殿さんはナオリー フィーリングシャフトにナオリー レンジハンターで早朝の暗い中から狙っている所へお疲れ気味の私が昨年の秋以来久々に使うライトなエギングタックルを持って遅れて合流で、0530頃に伊東港に行ったのですが何となくあまり釣りをしないまま伊東港でダラダラと過ごしたので2人共に「ボ」でした。
 一旦Myハウスに戻って雄登が起きるのを待って鵜殿さんは雄登を手元にビワの収穫。私は漁協の仕事で漁協直営のアユ囮販売所の設営です。ささっと終わらせて川に行く予定でいたが仕事が押してしまい鵜殿さんをかなり待たせる事に成ってしまいました。結局Myハウスを出発出来たのが1300で途中kidをピックアップして川に向かいました。

 この日の狙いは持越川釣行(2009.05.17)のコメントに書いた様に「持越鉱業所より上流でイワナのでかいのが釣れるらしいよ。」の検証したくて持越川の上流です。
 持越川に着いたが初めて入るエリアなので先ずは先行者の有無や川の状況を確認しながら上流へMyキャラバンを走らせた。県道は持越川に沿って走り比較的入退渓は楽そうである。ある程度上流の様子を見てから引き返し持越鉱業所の所に駐車して社宅の辺りから入渓。いつもながら仕度の遅い私は遅れて入渓したので鵜殿さんとkidの後を追う感じの遡行です。上流の様子を見に行った時には先行者の姿は在りませんでしたが朝に餌釣り師らしきが入った様で足跡や枝に絡まった仕掛けが残されていました。釣り鉤が付いたままの仕掛けを回収して上流に目をやると鵜殿さん、kid共にキャッチしている様子なので近づいて「イワナ?」と聞くと「アマゴ」の返事です。私もkidが写真を撮っているスキに彼が獲ったこんな感じのポイント
 で  をキャッチ。

石積み際にトラウトチューンをドリフトで流してのヒットでした。
 先行者の痕跡が在るので竿抜けに成りそうなポイントをチェックしつつ、「こんな所で出たよ。」と鵜殿さんは普通は狙わないでしょうな感じの所でキャッチしてまして、私もまさかな感じの所で掛けたが残念ながらバラシ。こんな感じで厳しい攻めをする2人の後追いでしたが、

 のもキャッチ。

へっぽこな私でもエキスパート2人の後で獲れるのですから下流ほどではないものの魚影は濃い様です。



こんな感じの渓相も有りで画像左のブッツケでキャッチした魚の写真を撮影している奥のプールではkidが小さいのをキャッチ。私はバラシでポイントを潰してしまう失態をやらかしてしまい、一緒に攻めていた鵜殿さんには申し訳無しでした。ポイントの脇を抜けようとした処鵜殿さんが目を凝らして水底を見つめているので声を掛けると大きいのがサスペンドしているとの事で2人で攻めてみたが何処かへ行ってしまった様で姿が見えなく成ってしまいました。

 イワナの生息調査にこの川に入ったのだが鵜殿さんとkidは共に5~6匹キャッチ、私は2匹キャッチでトップ画像の滝の所で川通しの遡行が出来なく成ったので退渓するまでにキャッチした魚は全てアマゴでイワナは確認出来ませんでした。イワナらしいチェイスもなかったのでもっと上流なのかそれともタイミングが合わなかったのだろか次の機会はもっと上流の調査をしてみようと思います。