伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

河津川釣行(2009.07.20)

2009-07-28 | 河津川水系
 前日夕間詰め、河口でのシーバスフィッシングを終え仮眠と言うかお泊まり予定の駐車スペースへ移動してきました。豊泉の足湯処に隣接する駐車スペースですが、先客が居る様で足湯処側に2台の駐車車両です。人の姿は確認出来なかったので直ぐ隣りに駐車したのですが何となくやな予感がしたのと朝暗い中からガサゴソと始めるのでかなりスペースを空けて駐車し直し、遅い夕食と睡眠と寝床の仕度をしようと運転席から降りて後ろの座席へ移動しようとした時に足湯処の方へ目をやるとパンツいっちょうのオヤジが2人タオルを持って足湯の方から歩いて来るのが見えた。やな予感的中、離して停めて良かったのとヤレヤレな気持ちとが同時に浮かんだのですが腹へったのと眠いのとが先行でとっとと後部座席に移動してロックをガチャとしたのでした。

 翌朝、0330アラームで目を覚ましたが外は未だ夜だったのでもう一眠り、0400再びアラームで目が覚めたが未だ夜が明けていなかったがまた寝てしまうと今度は起きられない気がしてうつらうつらしながら0430に成ってやっと仕度が出来る位の明るさで仕度を始めたのですがいつもながらのスローペースでゆっくり仕度。すっかり明るくなった頃に仕度が終わり川に入ろうと足湯処の少し上流側に在るスロープへ向かって歩き始めると足湯処の隣りに在る四阿に濡れ髪を梳かすオバハンの姿が視界の片隅にでまたもやヤレヤレです。
 気を取り直してスロープを下り、いつもの様に川へ向かって一礼でスタート。鮎師が川に入る時間は解らないがおそらく0600~0700頃だろうから本流で釣りが出来るのは1.5~2時間位なので一番お気に入りのポイントからやっていきます。お気に入りの踊り子温泉会館裏のポイントをじっくり探るがノーバイト、やはり鮎師が川に入る様に成るとアマゴ釣りはかなり厳しい感じです。
 バイトがないまま新しい橋脚を過ぎて大きな石を並べて作られた落差工の所、河津川漁協のポイント案内図では「沢田出合」と記されている小さな支流の出合まで遡行してきた。この落差工下は良い感じ、丁寧に探っていくと左岸寄りの所でバイトが有りきっちり巻き合わせを決めるとなかなか良い引きでグッドサイズを感じながらもゴリ巻きで寄せてネットに入れたのですがレインボーでした。



毎年佐ヶ野川下流で近隣の子供達を集めて行っている「鱒の掴み取り」の時に逃げ出したニジマスなのでしょう。未だヒレが回復していないので今年の逃げニジの様です。
 そろそろ鮎師が出てくる頃合いで落差工を越えて上流を見ると川の中に鮎師の姿です。落差工から少し遡行した所で退渓しようとしましたが上がれる所が無いのでダウンで今一度探りながら落差工まで戻った処、今度は落差工の上流で一回り小さいレインボーをまたもやキャッチしてから本流を退渓。
 本流から上がって遊歩道を戻ると例の足湯の所で泊まっていた人達の凄い事、四阿のテーブルの上は散らかし放題で朝食の様です。またまたヤレヤレです。Myキャラバンに戻って時計を見ると0700を少しまわった位だったのでもう少し渓流を楽しむ事にして移動です。

 選んだエリアはお気に入りのコースです。河津川釣行上流編(2009.04.04)の通り春にみんなで入ったのですがあまりよろしくなかったのでどう成っているか様子を見に行ったのです。いつもより増水してまして、いつもの水叩きを横断する時に危うく流されそうに成りましたが無事に堰堤のバックウォーターに降り立つ事が出来ました。いつもはあまりやらないのですが堰堤の溜まりでライズを発見したのでキャストすると一発でヒットするも途中でバレてしまいキャッチには至らず。



こんな感じに成ってしまった堰堤のバックウォーターから遡行開始です。昨年まではバックウォーター付近のポイントで幾つかの魚に逢えたのですが今年はやはり厳しい感じでノーチェイス。進に順い幾つかのチェイスは確認出来るが以前とは比べものにならない数ですが何とか1匹目をキャッチ。



いつもの気に入っているポイントでは魚は出ずで渓相の変化で着き場が変わったようで次の画像の辺りでやっと2匹目をキャッチ。

 

この魚が獲れるまでに2匹ほどバラしていたのでやっと獲れたてな感じです。魚は居ることは居るのですが数が激減です。結局この魚を最後に大滝までノーバイトと言うかチェイスを確認する事も出来ませんでした。