10月12日に長崎でソメイヨシノが開花。
18日には佐賀でも開花し、
九州北部では季節外れの春の風景となっています。
この原因は九州北部を直撃した台風13号。
佐賀で50.3m/s、福岡でも49m/sの突風を記録しました。
この暴風で桜の葉がかなり落ちてしまいました。
さらに、台風13号以降、秋晴れというか残暑のような
暑い日が続いていたため、春と勘違いして、
桜が咲き出してしまったようです。
このように季節外れに咲く現象を
「不時現象」(ふじげんしょう)と呼んでいます。
ただ、九州北部では暴風や塩害による農作物への被害が大きく、
佐賀県では稲の作況指数が74と凶作になるとの見通しです。
日本損害保険協会によると、
台風13号による保険金支払額は九州北部を中心に1200億円にのぼり、
過去6番目に多い支払いになったようです。
(詳しくは
日本損害保険協会のホームページをご覧下さい)