四国から関東では梅雨入りしてから20日ほど経ちました。
梅雨期間は約40日間なので、これを元に考えると約半分が過ぎたことになります。
一足早5月23日に梅雨入りした九州では、
すでに1000㍉を超えるような大雨の所も出ています。
6月17日までの20日間の雨量は、
宮崎県えびの 1,144ミリ(平年の2.8倍)
宮崎県加久藤 1,096ミリ(平年の4.5倍)
鹿児島県紫尾山 1,062.5(平年の3.6倍)です。
東京の1年間の雨量が1,530ミリなので、
ものすごい量の雨が短期間に降ったことがわかると思います。
1000ミリを超えたのは20間ですが、
そのほどんどが、わずか10日間に降っています。
6月17日までの10日間雨量をみると、
鹿児島県紫尾山935ミリ(平年の5.1倍)
宮崎県加久藤 920ミリ(平年の5.9倍)
宮崎県えびの 907ミリ(平年の3.4倍)
熊本県阿蘇山 689.5ミリ(平年の3.9倍)なのです。
主な都市の10日間雨量は、
福岡市 288ミリ(平年の4.6倍) <平年の6月降水量254.8ミリ)
長崎市 428ミリ(平年の5.2倍) <平年の6月降水量314.6ミリ>
熊本市 495.5ミリ(平年の4.6倍) <平年の6月降水量404.9ミリ>
鹿児島市 336ミリ(平年の2.2倍) <平年の6月降水量452.3ミリ>
福岡、長崎、熊本では、それぞれ平年の1ヶ月間を上回る雨が、
たった10日間で降ったことになります。
記録的な大雨になっていますので、引き続き土砂災害には厳重に警戒して下さい。