今朝は東京の空も少し黄色に霞んで見えます。
中国大陸の砂漠地帯から飛んで来た黄砂の影響だと思います。
西日本では昨日、観測されました。
日本で黄砂が観測されるのは、10月として17年ぶりですが、
2005年の11月に黄砂が観測されたことがあるので、秋としては4年ぶりとなります。
黄砂と言えば、春の風物詩ですが、季節外れの秋に黄砂がやってきました。
この理由は、黄砂の発生源である、ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠などで、
夏から長期に渡って雨が少ないからです。
元々、雨の少ない地域ですが、平年の5分の1と、
今年は極端に雨が少なくなっています。
土が乾燥しているため、
発達した低気圧が通った際に砂を巻き上げ、
偏西風に運ばれ、日本までやってきました。
洗濯物が汚れたり、車が汚れたりして、日本でも黄砂は迷惑物です。
それ以上に、中国やモンゴルでは深刻な水不足に見舞われているかもしれません。
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