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気象庁によると、台風7号は北上を続け、火曜日夜から水曜日に
日本列島に上陸する恐れが高くなってきました。

進路予想図では、まっすぐ北に北上する予想になっていて、
速度も順調なのです。(迷走の予想ではないようだ)

例年の夏ですと、日本の南に太平洋高気圧がドーンと居座っているため、
この時期は、真南からまっすぐ北上することは少なく、
高気圧のふちを回って、台湾や沖縄方面に向かうのが一般的です。
仮に、高気圧の中を通っても、動きは遅く迷走しやすくなるはずです。

ことしの夏の大気の流れがかなり異常です!

梅雨明け以降、西日本では猛暑が続いていますが、
夏の太平洋高気圧は力強さはなく、
太平洋高気圧が日本の南でふたつにわかれているのです。

すなわち、太平洋高気圧の間が通り道となっていて、
台風が北へ北上しやすくなっているのです。

今回の台風7号は、西へそれる可能性は小さく、
九州から関東の範囲で上陸するのではないかと見方が有力です。

ところで、台風7号が上陸しやすい大気の流れになっていることは、
今夏は天候不順の可能性があります!

ホームページで雲の動きを見てもらうとわかりますが、
雲の流れは、中国大陸で北へ進んでいて、
朝鮮半島の北からは、北日本や関東に南下してきていますよね。

これは偏西風(上空の強い西風)の南北の蛇行が大きい証拠で、
異常気象になりやすいパターンです。

すでに、北日本や関東で低温の日が見られていますが、
8月になっても、低温傾向と雨の降りやすい天候不順の可能性があるのではないかと、
私は思っています。

今年8月は、巷で言われているように、猛暑にならないかもしれない。

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