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7月7日の七夕の夕方、神奈川県藤沢市の公園で、
落雷に遭って亡くなるという事故があった。

報道によると、大きな木の側で、感電死していたということだが、
おそらく、「激しい雷雨で大きな木下に避難した」のだろう。

激しい雨、しかも雷雨となれば、
まずはなるべく雨に濡れにくい木の下で、
しかも、高い木下が雷に対して安全と思っていたのかもしれない。

しかし、結果的には、最も危険な場所に避難してしまった。

雷は高い所を好むため、
すなわち、落雷があれば、最も高い木に落ちると考えてよい。
高い木の下に避難したとすれば、雷が落ちる木に避難してしまったことになる。

さらに、木のすぐ側で、倒れていたことから、
木のすぐ側にいたことが間違いないようだ。

雷が木に落ちると、そのまま地面に落ちるものだが、
側に人がいると、人にも二次的に放電してしまうのである。

このことを「側撃雷」とか「二次放電」などという。

人は、体の7割が水分であり、非常に電気が通しやすい。
そのため、雷が落ちた木や岩のそばにいることは、
安全な用でもっともの危険なことをしているのである。

では、どうすればよいのか?
1)最もよいのは、「建物」の中に避難することである。
しかし、すぐ側に建物はない場合は、
2)大きな木の下に避難することになるが、
木から2m以上は離れる必要がある。しかも、木のてっぺんから45度以内の
角度に入らなければならない。

大きな木の下で、木のてっぺんから45度以内の範囲に小さくなって避難することが大事である。





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