原作はジョン・ガイによる評伝「Queen of Scots: The True Life of Mary Stuart」(2004年)。
スコットランドでイングランドの王位継承権を持ち、カトリックとして生まれたメアリー・スチュアート(シアーシャ・ローナン)。生まれてすぐに女王となり、幼少時に渡仏。フランス王宮で育ち、15歳でフランス王太子と結婚。16歳で王妃になりますが、18歳で寡婦となって母国に王位として戻ります。
メアリーの不在の間、プロテスタント教徒が勢力を拡大していました。摂政として国を統治していた異母兄・マリ伯(ジェームズ・アクアドール)、プロテスタント長老派の指導者ジョン・ノックス(デヴィット・テナント)、国務大臣メイトランド(イアン・ハート)らはカトリックの女王を忌避し、内乱を画策します。
イングランドでは、エリザベスⅠ世(マーゴット・ロビー)が25歳で即位。彼女を支えたのは。宰相ウィリアム・セシル(ガイ・ピアース)、レスター伯ロバート・ダドリー(ジョー・アルウィン)ら枢密院と侍女・ベス(ジェンマ・チャン)たち。王位継承者がいないため、エリザベスは世継ぎを産むことがもとめられていました。メアリー帰国の知らせに、枢密院内は緊迫した空気が走ります。
そんなおり、メアリーはダーンリー卿ヘンリー・スチュアート(ジャック・ロウデン)と結婚し、息子ジェームズを出産しますが・・・。
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