タイトルの「This is it.」は「これで最後だ」という意味合いです。
2009年春、50歳のマイケル・ジャクソンは、10年ぶりに新しいコンサートを企画。4月、オーディションに合格したダンサーたちのインタビューが流れます。彼らはオーストラリア、オランダなど、世界各地から集まってきました。
コンサートのオープニング。炎が燃え盛る中、大型スクリーンに「グリンプス&フラッシュ」と呼ばれる映像が流され、クレーンに乗った「ライトマン」が登場。それはマイケル。
遡って2009年3月、ロンドンのO2アリーナにて新作公演「THIS IS IT」を行うことを表明したマイケル。彼のファンから熱狂的に迎えられ、全50公演分のチケットはすぎに完売。続いてダンサーのオーディション。大勢のダンサーがマイケルやスタッフの前で踊り、メインダンサーが発表されます。
合格したダンサーたちは、公演で使う映像の前撮りを始めます。それぞれの現場に顔を出すマイケル。さらにステージでリードボーカルやバンドメンバーと掛け合いや歌い方などを確認し、「Human Nature」を仕上げていきます。
観客にイメージ通りの音を聴かせたいと綿密に音楽を作るマイケルの気迫が伝わってきます。
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