シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

ジャン・ドロノワ監督「想い出の瞳(Aux Yeux du Souvenir)」(フランス、1948年、101分)☆☆☆

2021-02-26 21:24:56 | フランス


美貌のスチュワーデス・クエール(ミッシエル・モルガン)と運命的な再会を果たしたパイロット、ジャック(ジャン・マレー)との一筋縄ではいかない恋を描いた作品です。ミッシエル・モルガンの凜とした美しさが光ります。

クエール・マニイはフランス航空会社に勤め、スチュワーデスです。機長オブリイと婚約関係にありました。彼女は彼に好意をもっています。しかし、それは愛情にはほどとおいものでした。

彼女には3年前に恋人がいました(当時、彼女はまだスチュワーデスではありません)。ふたりは熱愛の日と夜を一週間すごしたのですが、ジャックは突然、彼女の前から消えました。パイロットとしてアフリカへ去ったのです。クレールは死を意識するほど痛手を受けますが、友人のマルセルの助言で、航空会社に就職します。

クエールはある日、機上の客にジャックを認めます。客室乗務員とお客との立場で、ふたりは同じ飛行機に乗り合わせたのです。その後、同じ航空会社のパイロットに採用されたジャックは執拗にクエールに接近しますが、クエールは相手にしません。

そして、ある日、ジャックがパイロットとして、クエールが客室乗務員として乗り込んだリオ発ダカール行きの旅客機が南大西洋を横断途中、悪天候に巻き込まれエンジンが故障し火をふき、遭難します・・・。
コメント
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