
何でこんな簡単なこともできないのか、って上手い人は思うんだけど、
確かにその通りだ。
世の中にはプロの数だけ理論がある。人の数だけ何てハッタリは言わない、
殆どの人はヘタッピで理論にならないからである。
打ちっ放し行けば分かる。
何か学生かおばちゃんかそのぐらいしか上手いと
言える人はいない。1人か2人たまに見るぐらいだ。
大体彼らは習っている。剣道とか空手とかピアノだと
習いに行くのに何でゴルフだと習おうとしないのかね。
そんな習いたくない人にも、幸せになる打ち方発見した。
具体的にはこの本に書いてあるのだが、
名付けてぶらんーんぶらーん打法。
「練習場で確実にうまくなる!ゴルフのきほん」
毎日、ブラーンぶらーんと振っていれば良い。
左から右へクラブと腕をぶらーんぶらーん、
何度もリズムに合わせてぶらーんぶらーん。
ブランコで揺れているように、ぶらーんぶらーん
これがスイングの原型だ。
不自然に感じたら間違いだ、自然に振れるように
ぶらーんぶらーん。
他の難しいことは一切いらない。
朝から晩までぶらーんぶらーん。
そしてこのぶらーんぶらーんの途中にボールがあって、
当たれば良い。
これでスイングは終わり。
しかしこのぶらーんぶらーんができるためには、
下半身が安定していないと行けないし、
肩も回っていないと行けないし、前傾も保たれていないと行けないし、
膝の角度も決まっていないと行けない、手首と右肘のリリースも
タイミングが合わないと行けない、色々な要素が入っている。
最初は、腰から腰でぶらーんぶらーん。
タイミングがとれてきたら肩から肩でぶらーんぶらーん。
最後にトップまで行ってぶらーんぶらーん。
そしてぶらーんぶらーんが安定してきたら、
球を置いてぶらーんぶらーん。
当たればOK。当たらなければ、と言うよりアドレスで既に、
クラブとボールは接触しているから、当たらないわけがない、
そもそもぶらーんぶらーんはヘッドが球の位置を通るように
振っているのだから
必ず当たる。
俗に言われている、ダウンスイングでは下半身からとか
膝からとか、腰からとかがみんな嘘になる。
ぶらーんぶらーんしてみると、まずは腕とか背中からだよ。
腕から腰になって膝になってまた腕という感じで動かしていく。
取り敢えず理屈はいらないのだ。理屈で考えると
理屈が理屈を産んで永遠の迷宮に入ってしまう。
下手すると理屈が一人歩きして、何のための理屈だか
分からなくなってくる。形を説明するために理屈はあるのだ、
理屈が形を作るんじゃない。
自然にぶらーんぶらーんと振っていればそれがどうであれ、
正解だ。
まあ、ぶらーんぶらーんが自然にできるようになるまで、
3ヶ月かかるかもしれないし、半年かかるかもしれないし、
1年かかるかもしれない。
ぶらーんぶらーんはすぐにできるが、このぶらーんとして
球に当たるように成るのに時間が掛かる。
球に当たるためには、高さがつまり球とクラブの位置が
合わないと行けないのだが、俗に言うアドレスに戻ってくると言う奴だ。
これが身につくまでに、時間がかかる。
このためにぶらーんぶらーんが1週間で分かっても、
このぶらーんのまま球に当たるように成るまでに
1年とか、かかるのだ。
それまで、ぶらーんぶらーんとできるまで、素振りだ。
1年経っても全然上手くならなかったら、レッスンに行けば良い。
そう言う人は独学では上手くなれない人だから。自然なリズムを
持っていない人なのだ。
恐らく腰がどうとか、肩がどうとか、前傾がどうとか色々細かく
習わないと上手くなれない。
どうせレッスンでもこのぶらーんぶらーんができるように習うだけだから、
1年の独学は無駄にはならない。
さて、レッスンに金のかけたくない
初心者は今日からぶらーんぶらーんだ。
この理論でスクールも破綻だな。やばいやばい。この本かなりの
企業秘密漏らしちまった。
幸いなことに殆どの人が無視しているけどな。先生だって教えちゃくれない。
最初に我々の目標はこのぶらーんぶらーんですよ。
何て言ってはくれない。
ちなみにこのパターもぶらーんぶらーんで良いと、
言うんだけど、パターでぶらーんぶらーんって、
どういうことかな。
そろそろ先生に本格的にパター習うか。
ガンバだ