本は娯楽か - 本を読めば成績の上がる賢さが身につくと思っている人に

最近は本についてばかり語ってしまっているけど、まあ本に填っているから仕方がない。

いきなり結論言っちゃうけど。本は娯楽だ。娯楽以外の何者でもない。

もちろん、学校の勉強に使う本とか仕事に必要な本とか、このような本はもちろん娯楽ではない。しかしその他の本は皆、娯楽である。

だから、物理学とか数学の難解な書物があったとして、今勉強している物理や数学の本とは何の関係もない場合、あるいは自分の成績に全く関係がない場合、そんなものを読むのは遊びであり娯楽である。

知的教養のためにとか、本を読むと賢くなるとか、人間性が豊かになるとか何とか言われても、本を読むと言うことは、娯楽以外の何者でもない。他の文化活動、映画を見たり、音楽を聴いたり、絵を見たりマンガ読んだりと同様である。

間違っても、本を読めば賢くなると固く信じて、あるいは本を読んで根本的に賢くなろうなどと思ってはいけない。隣のタコより賢くなりたかったら、勉強するしかない。難しい学校に入るしかない。これは苦しいことなので、塾などに行って外部からの強制力を利用しないと、中々自分だけで律して勉強するのは難しい。（塾に行く金もないと苦しいのね）（会社人の場合は、賢くなるのはかなり難しい、其れは総合力が要求されるからだ）

本の方が楽だし面白いし、何かどっかのインテリとか先生が本読むと賢くなるとか賢い人は本を読んでいるとか何とか言っているのを、まともに聞いていてはいけない。彼らは読んだって読まなくたって、インテリな学校に行けるのだから。

最もゲームなどと比べると、人について世界について社会について色々考えさせられるという意味で少し知的教養的な娯楽ではあると思うが。

でも本という娯楽は、魅力的な娯楽だ。

ってな感じかな