スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「秘密」

2005-01-14 | 本と雑誌
secret

東野圭吾の「秘密」を読んだ。
主人公の妻と小学生の娘が事故にあう。妻が亡くなり、その葬儀の夜、意識を取戻した娘の体に宿っていたのが死んだ筈の妻だったというストーリー。
ストーリー的にはまったくありえない話ではあるが、主人公やその妻の感情がうまく書かれていて、途中からむちゃくちゃ主人公に感情移入してしまい、せつない気分になってしまった。確かに評判どおりおもしろく、最後まで1日で一気に読んでしまった。そしてラストに明らかになる「秘密」の意味。
ただ、その最後の結末が、、、。なんだか、悲しく、せつなく、どうしてもやりきれなさが残ってしまい、後味の悪い思いをしてしまった。ラストを受け入れられるかどうかでこの本に対する評価は変わってくるでしょう。

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