スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「スラムダンク勝利学」

2005-05-25 | 本と雑誌
slam_dunk

「スラムダンク勝利学」という本を読んだ。
たまたまビジネス書の中に、スラムダンクという文字が目に入り、読んでみた。

題名にある「スラムダンク」とは、井上雄彦著のバスケットを題材にした、超人気漫画。
この本は、その「スラムダンク」の中の話を例に挙げて、ビジネス、スポーツなどに応用できるノウハウを述べている本です。
題材の「スラムダンク」は漫画だからと馬鹿にするなかれ、わくわく楽しく感動でき、そしてビジネスやコーチングのアイデアが一杯詰まった物語なのです。僕は、感動で何度か、まじ泣きしました。


この本は、非常にたくさんのことを教えてくれる。

①目標設定の大切さ:目標のためにするべき事に対する認識と実践こそが結果を生む。
目標なしに仕事をすることは、ゴールのないマラソンをだらだらと走っているようなものだろう。そして、チームの目標は、全員が共有することが大切。

②セルフイメージには「ミラー(鏡)の法則」がある:他人に対するマイナスのイメージは自分に返ってくる。自分の良いところを見ることと、仲間の良いところを褒めることが大切。

③問題が起こったときの解決方法:ただ闇雲にあせったり、うろたえたりするだけでは、問題の解決にはつながらない。
まず問題点のピックアップ、次に×を○に変える解決方法を考える、その際、その問題を克服したときに、どれだけ素晴らしいか考える。

④目標達成のために一番大切なことは「情熱」:目標に情熱が注がれることで「ビジョン」になり、そのビジョンが、現在地と行く先(目標)を結びつける道のりになってくる。

⑤チームワーク:お互いに、お互いのことを理解すること。理念を持ち、みんなの向かう方向(ベクトル)を一致させることが大切。


そして、一番勉強になったのは、湘南高校バスケ部の監督である安西先生の指導方法。
これは、コーチングの勉強になる。難しい言葉ばかりで書かれた、へたなコーチングの本を読むより、ずっと勉強になる。
そして、残念な事についこのあいだ高橋尚子と別れてしまった、小出監督の指導方法に通じるものがあります。小出監督の書いた「君ならできる」を読むとよくわかります。

この本読んでたら、また「スラムダンク」読み返したくなってきた。今度、まんが喫茶にでも行って読んでみよ。

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