冬のマイフィールド

　　　
11月6日土曜日チュウヒの塒場所。夕方雲が多く西の山では、雲の切れ間から夕日のオレンジ色。今日は夕日が沈んだ後、一日月が見られるはずが、こんな曇り空では。

7日の朝は昨日と打って変わって、雲一つない青い青い空。ハゼの葉が赤く染まった木の先端部に、塒立ちしたチュウヒ一羽が朝の陽射しを浴びて止まっていて、秋を感じる一枚が撮れた。

マイフィールドではオオヒシクイか、ヒシクイかは確認できなかったが、27羽姿を見た。マガモの群れも池に浮いている。ハイタカもウロチョロしているし、ノスリの出会いもあった。チュウヒはまだ数は増えていないが、これからが期待できそう。

一日月の代わりに、金星食を見たいと考えていたが、仕事をしていて忘れ、11月10日の新聞が「白い月の先端、光る滴」で紹介写真もあり、これで我慢がまん。

秋の渡 ヒヨドリの群れ

　　　
秋の10月、ヒヨドリは大きな群れになって西へ次から次へと秋空を渡っていく。山口湾もヒヨドリの群れが渡る。約一キロの対岸に向かってヒヨドリの群れが飛び出して行くのを、待っているのが地のハヤブサペアーであるが、ハヤブサだけではない。地元や県外のカメラマンが三脚に長いレンズがずらりと並び、ハヤブサがヒヨドリの群れに突っ込み捕らえるシーンを狙っている。射程距離であればOKであるが、上空遠くでの行動が多く、日曜日だけの私どもにはあまりチャンスは無い。

この場所は10月30日で三回目。殆ど収穫無しで今シーズンは終わった。

秋の渡 ノビタキ

　　　
山口湾のハヤブサは10時に終わり、来年また　と後にし冬のマイフィールドひと回り。何もおらん、スズメにも出会わない。車中で昼食、昼寝中後ろの席であきが連続シャッター音。なんじゃーと目を覚ましたら、黄色の花の中に黄色い小鳥、私も付き合ってファインダーを覗く。

春と秋も出会うノビタキ。何時も同じようなシーンの画像ばかりで、あまり性根を入れて撮ることは無かったが、超バカチョンカメラを手にし、黄色く咲くセイタカアワダチソウの中を飛ぶ一羽だけのノビタ君を追った。