鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

ハチクマ

2014-07-02 19:46:00 | 鳥撮る
   
ミツバチスタジオ 第三回、二日間でブラインド入りは16時間半。主役との付き合いは28日土曜日は二個体で2分と4分で計6分間。 
29日は三個体である。雄一個体が時間差で三度も顔を出して計五回、その中雌一個体は1.2.3秒で消えた。

養蜂場は普通縦横と巣箱が並ぶが、ここは養蜂家の作業ができる広さがあり西側と北側の樹木の下に巣箱が50ケース並ぶ。ブラインドは南で広場の光もOK、まさにスタジオである。

だが巣箱が並んでいるだけなのに主役が現れる。単独の時複数の時でも冠羽を立てることは時々ある。この光景を何時も観ながら西洋でも同じものを見ているのだろうと思う。
ヨーロッパハチクマは中央アフリカで越冬、春にはヨーロッパ、西ロシアに繁殖に帰ってくる。西洋では養蜂に関しては歴史があり帰ってきたばかりのハチクマは養蜂場に姿を見せよく見られ広く知られている。英名の Crested Honey-Buzzard は納得。

では和名のハチクマはとバカなことを考えてみた。日本での養蜂は約100年前からと聞く。10年前ハチクマを捕食していたという山口県の集落の取材に出向いたとき、明治のころから罠を仕掛け捕食していたと聞く。それ以前から蜂を食べるタカは知られていたのであろう。
鳥類の由来辞典のページを開いてみると蜂を食う一種のクマタカと言うことで江戸時代前期からハチクマの名で知られているとある。これまた納得。

養蜂、養蜂家、ミツバチ等を勉強することによって謎の多いハチクマの生態が少しずつ見えてくるのであろう。 つづくbikkuri




6月28日今シーズン初めての雌個体。29日は現れない





29日、右側から現れファインダーに入れ 1,2,3秒で飛びたった。
腹部から脛毛にかけて太い横帯があるこの個体は二度目であるが
私には初めて。



<object width="'460'" height="'335'"><param name="'movie'" value="'http://www.digibook.net/p/j4LoFk_9kaMvXPEf/'"/><param name="'wmode'" value="'transparent'"/><embed src="'http://www.digibook.net/p/j4LoFk_9kaMvXPEf/'" type="'application/x-shockwave-flash'" wmode="'transparent'" width="'460'" height="'335'"></embed></object>