ハチクマ のウエストポーチ完成

　　　
暑い毎日、本業も毎年迎えるクーラーの無い暑い仕事場。
この夏が過ぎて仕上げるつもりなのかと思いきや、職人さんはちと違う。本業の仕事が終わり夜の食事が終わり、それからレザークラフトの仕事部屋へ、乗っているときにやってしまわなくてはとクーラーをつけての作業。思っていたより早く出来上がった。

今まで使っていたポーチは一度も手入れをした覚えはないが、ハチクマのポーチは私にとっては最後。三ヶ月毎にクリームオイルで手入れをし長く付き合っていかなくては。



二本の針を持って力の入る仕立て。
縫い目の糸は一本の線になっている、これも職人技。

2011 ミツバチスタジオのまとめ

　　　
2011年ミツバチスタジオは7月31日をもって幕を閉じた。
6/19～7/31日と約40日間、その中で日曜日だけの私とあきと毎日サンデー（？）の二人。この二人に今シーズンのまとめをお願いしたら蹴られた。私よりは時間もそうであるが、十倍以上という枚数を切っているのに。

今春自費出版した「Crested Honey Buzzard　ミツバチスタジオから見えてきたもの」は2010年私とあきにとって運が味方し写真集＋DVDが出来上がったが、今年はその運に見放されたというのに、二人に重い大きな荷物を背負わされた。
仕方がないなぁー渡りのシーズンまで約一か月あるがまぁーぼそぼそとやるしかありませんなー
　


2011のまとめの中で、舌先を深く差し込んでいるこの画像も
セットで使いたいなあー。







色付け完了。平凡な横顔よりは、蜂を射る顔のほうがよかった。
後は力のいる仕立て、これがまたまた大変！

大陸型チュウヒ♂からハチクマへ

　　　
本業の仕事中もフィールドに出る時も一年中腰にあるウエストポーチ。
10年以上も使用しもう限界のボロボロ。自分で修理をしてみたがボロボロは変わらず。この現状を声を大にしボロボロを見せ、やっと次のポーチを作る作業に入ったあき　

「枯野の猛禽」のテーマの原点、大陸型のチュウヒは飽きることがなく、これを外したくないと思ったが、今の旬ハチクマにバトンタッチにしようと話し合ってスタートした。

肩が痛い、腱鞘炎だとのびのびだったがやっとその気になってくれた。お盆までか、9月下旬の福江島に行くまでか、来年になるか、いつ出来上がるかは未定である。
出来上がるまで職人さんあきのご機嫌を損なわないよう、低姿勢でおとなしくしておかなくては・・・。



♂チュウヒの顔もそうであるが底のほうの糸も擦り切れてなく
蓋を開ければぼろ丸見え。



スズメバチとハチクマ♀のデザインにした



これからハチクマの色付けが大変だー。

ハチクマ スタジオ

　　　
熊出没要注意の情報で、31日出かけた。
スタジオのミツバチ巣箱を狙うときブラインドの後ろからが熊にとって入りやすいコースだ。出たらどうする、準備対策をしておかなくては。
鋭い爪で一撃のフックパンチを食らったら、大型犬より研ぎ澄まされた牙でがぶりとやられたらひとたまりもない。一番の弱点は目だ、鼻だ。熊対策のスプレーがあればだがすぐ手に入らない。
本業の仕事使用の氷酢酸かアンモニアの原液、これなら人間でも強烈だ。とこれを準備と考えたが、スタジオ近くには強い味方ワンコウ五匹がいた。いつもスタジオには来てくれるなと邪魔者扱いをしていたが、犬のにおい、なき声はクマよけにとっては大きな味方だ。これで準備は不必要、大船に乗って出かけた。　　　

8時間のスタジオは雲、雨、雲、晴れ、雨また雨。温度も24度から30度、26度と荒れた一日。熊対策を当てにしていたワンコウたち、今日は一度も吠えたりしない。おかしいなぁー。
15時過ぎ主役が二度三度四度と鳴きながら遠くへ。結局今日31日は一羽も姿を見せない記録ゼロ。

野の蜂たちが巣作りに活発になる今の時期、ミツバチスタジオには7月中旬以降もう現れないと思っていたハチクマ、そのあとも続き29日も♀１が顔出している。

後二週間もすれば巣を離れる幼鳥。今度は成鳥、幼鳥が同時に飛翔したシーンがゲットできれば2011年ミツバチスタジオのまとめの締めにもなる。計算どうりにはいかないが、谷間の空を親子で飛ぶ姿をお盆頃狙ってみるかー。



後から来たT氏と幼鳥飛翔について話をした。大瀬崎で9月に出会った幼鳥
幼鳥も体色、模様のバリエーションが多くて一口では説明できないなぁー
その時期がきたらぼつぼついきますかー。