鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

越冬チュウヒ

2024-04-03 09:42:40 | 鳥撮る

チュウヒがまだいるかもと、3月30日山陰に出かけ定点観察。

中国地方全般だいたい晴れ、ただ大陸から黄沙が飛来する可能性があるため見通しの悪化に注意との天気予報。

黄沙だけではなく曇っていて写真撮影にはチト見通しが悪い中、前回チラッと出会った気になる個体が現れ、この個体の形態を見せてくれた。虹彩が黄色で、大陸からやってきた雌成鳥と思う。体上面の羽縁のハブ色、上尾筒は暗褐色、尾の上面は横帯は見られないが、下面から見ると横帯が透けて薄くある。

前回 雄と2羽で草地に降りたのを見、これはペアーかもと見ていたが、今日は雄が現れたが近くには来なかった。

今冬シーズンはこれでチュウヒは終わり、来週から春を求めての旅予定。

 

 


越冬チュウヒ

2024-03-13 10:11:13 | 鳥撮る

これが今シーズン最後の越冬チュウヒのブログかも。

マイフィールドではない山陰で、この個体私の場合は3シーズン出会っている。尾全体は灰色、最外尾羽には褐色の横帯が数本見え、風切りの中に黒い横帯、体下面は褐色の縦班が密にあり距離があると体下面の白っぽさは見られないが、バーダーの間では大陸型チュウヒと称している。

この個体に類似したチュウヒは山口でも笠岡でもよく見られるが、近年 北海道で繁殖行動が観察されているらしい。このタイプの個体は大陸型チュウヒと判断するのか、国内型が南下してきたと判断するかは難しさがある。しかし中国地方は大陸、朝鮮半島がまじか。大陸型と言っても正解かも。

 


キジの春

2024-02-21 15:28:41 | 鳥撮る

キジは、日本国有亜種であり、日本の国鳥に指定されているが、狩猟鳥でもある。まだキジは食べたことはないが、狩猟の為に飼育しているところがある。

野鳥の名前と由来辞典によると「雉」という漢字の「隹」は鳥の事。弓矢の矢は直線状に数十メートル飛んで地上に落ちる。つまり雉は「のように飛ぶ」と記載あり。

マイフィールドの農耕地でもキジの雄は普通にみられるが、レンズを向けることはない。稲を刈り取ったそのままの田んぼは草が伸び緑色になっている中、キジ雄2羽を見た。2月18日8時、朝陽を浴び2羽の雄がテリトリーを確保するためか、ドラマが始まりレンズを向けた。

始まりは2羽が向かい合い、頭を低くし、体を地面に沈めるようにし睨めっこ。数秒後同時に2羽が空中で両足を出し蹴りあって攻撃。嘴でも相手を攻撃、一瞬相手の羽毛をもむしっていた。11回もバトルが見られたが、一羽が退散この場から飛び去って行った。この劇的なドラマは6分間、その間ファインダーにくぎ付け。

 


マイフィールドの オオジュリン

2024-02-20 12:02:13 | 鳥撮る

今シーズンは冬鳥たちが少ない、いない。農耕地では畦や土手はきれいに草刈りが行われ、鳥たちの姿は見られない。葦原でもオオジュリンの動きなし。毎シーズン11月には何時も来ているはずなのに、今シーズンは何処を覗いてもオオジュリンの気配がなかった。

もう2月になったのに出会うことがなく諦めていたが、2月13日水路の中の葦原にオオジュリンの小群にやっと出会いほっとした。

朝陽を背にカメラを構えたが、オオジュリンのおなかの部分が背景とのコントラストが強く、ISO設定にちと考えたがその時間さえもったいなく取り敢えずシャッターを切った。その後その場を何度も覗いてみたが、オオジュリンの姿は見られなかった。

 

 

 

 


チュウヒ 飛翔の顔、顔

2024-02-02 10:17:30 | 鳥撮る

シーズン一月も塩田跡地へでは、日が暮れてチュウヒ、ハイイロチュウヒがかえってくる。ISO800以上ではシャッターは切れず、写真にはならない。

そんな中夜明けからチュウヒ1個体が三度も付き合ってくれたが、何時も同じ個体、同じパターン。朝日を背にして車中で待っていると、チュウヒは車には警戒せず、塒から飛び立って直線的に車の方へ飛んできて東方向へ飛び去って行った。朝陽を顔いっぱいに浴び、顔の動きで能面のような表情で、いろいろな顔を見せてくれた。