林道ツーリング倶楽部

三重県を中心に走ってます

北海道ツーリング 6日目 極寒の地 北方領土

2014-08-12 22:20:59 | 林道ツーリング
8月12日 晴れ時々曇り
5時に起床し、周りを散歩しました。

朝食にバナナを食べつつ、片付けを完了、7時出発。



コーヒーが飲みたくなり、少し戻ったセイコマへ。
今回のツーリングでは、タンブラーを持っていったのでそれに入れてもらおうと、おねえさんに頼んでみました。
気持ち良く了解していただき、タンブラーに2杯分入れてもらいます。
これでしばらく好きな時にコーヒー飲めるわ(^^)
コーヒーを一口飲んで、セローに跨がり、「拓郎の襟裳岬」を聞きながら襟裳岬に向かって進む。
(この時のために吉田拓郎の襟裳岬の曲を携帯に入れてきたのです)
しばらく走って襟裳岬に到着しました。

雰囲気は、初日の神威岬みたいですが台風の影響か海の色が茶色いです。
アザラシが見えるかもということで岬の先まで歩いて行ったのですが、岬の先にはアザラシでは無く、人間が居ました❗ 「なんでぇ」と回りを見渡すと岬の先まで民家があり車も止まっています。
ちょっと幻滅しつつ駐車場に戻り、次の目的地 昆布刈石展望台へ向かいます。
途中、黄金道路の記念碑で写真を撮り、トンネル脇の旧道を道草しつつ進みます。



黄金道路も改良が進み、海岸線を走っていた道がトンネルで抜けて行きます。
黄金道路の次は、昆布刈石線を目指します。
ルートはR336を走るのですが、この道直線が長く大型トラックがバンバン飛ばしています。その中をセローで付いていくのは辛いのでやり過ごしながらの走行のため、ストレスが溜まります。
途中、十勝川下流の橋を渡ったのですが昨日の台風の影響で荒々しい川の様子が見えました。
少し走ったところで、R336分岐が出てきました。同じR336なのですが、左折すると浦幌方面へ真っ直ぐ行くと、R336をどんつき道道1038右折で昆布刈石へ行きます。
当然、僕は真っ直ぐの方向へ進んだのですが、ふと距離計を見ると給油から220km走っていました。
僕のセローはインジェクションで燃費が良く、悪くても36km/㍑は可能なので航続距離は350kmは走れると思うのですが、このあとダートも走るしスタンドもこの先しばらくなさそうです。
どうするか少し悩んだ結果、手前で給油する事にしました。しかし、今走って来た国道にはスタンドはありませんでした。
そこで、ネットで調べた結果、十勝川迄戻り海沿いに行くと有るらしい、早速、向かいます。
でも、田舎のスタンドは閉鎖されたところも多く、少し不安でした。
集落に入りスタンドの看板を見つけました、行って見ると営業してるみたいです。店の人は、意外に若いおにいちゃんでした。草むしりの手を止め給油しに来てくれました。
一昨日の大雨でえらい目にあったことなどツーリングの話を少しし、走り出そうとしたところ、おにいちゃんに呼び止められました。
「なんやろか?」と思い振り返ると
新品のタオルを持ってきてくれて
「良かったら使って」とのこと(^^)
ありがたく頂戴し、お礼を言って出発しました。
途中、ミスコースし海岸に出てしまったりしながら、昆布刈石線の旧道に到着しました。

左側は現行の道、右側は断崖絶壁の中を走る道です。結構道は荒れており、深い水溜まりが多数ある中を、荷物満載のセローでヨタヨタと進んで行きます。
途中、結構キツイ荒れた登りの手前で、ビックオフ車が写真撮影のためか道を半分塞いでいました。
止まるかどうか迷いましたが、止まると登れ無くなるかもしれないのでそのまま行きます。ビックオフのライダーに会釈しつつスタンディングで登ります。
僕のセローはワイドステップに交換してあるため、楽にスタンディングできるのですが、それでも荒れた道のためリヤタイヤは左右に振られます。
何とか登りきり、ビックオフも登って来るか振り返ったのですが、来る雰囲気は無かったです。
旧道を出て、昆布刈石展望台へ向かいます。この道もダートなのですが、道幅が広く片側1車線はあります。
12時に展望台に到着。

写真撮影後バナナとパンで昼食としました。

今日の昼は根室でエスロカップかぁ❗と思っていましたが、時間配分は難しいです(笑)
昼食後、少し休憩しました。その間、XRやジェベロなどのオフ車が通りすぎて行きます。手を振って挨拶を交わすのですが、先を急いでいるのか誰も立ち止まりません。
こちらも先を急ぎます。
釧路を抜け、厚岸からR44を別れ道道123で霧多布展望台を目指します。
道道123を進んで行くと、どんどん気温が下がって来て山の中を走るころには19℃まで下がり、手がかじかんできました。
秋に北海道へ来た時はグリップヒーローを装着したんですが、まさか真夏にグリップヒーターが要るとは、誤算でした。
寒いのを我慢しながら、霧多布に到着。

駐車場にセローを停めるも何にも無いので、写真だけ撮って出発し、次の目的地、納沙布岬を目指します。
ここからは、北方領土が見えるらしいので、期待です。
納沙布岬には17時前に到着。

しかし寒いです、気温は何と16℃。
早速、北方領土の写真を撮り、北方館へ入る、17時閉館ということで慌てて見学するが、北方領土返還の署名は忘れずにさせていただいた。
さて、時間は17時半 今夜の宿泊場所も決めて無いので、どうするか思案です。
お腹も空いていたので、お昼に食べる予定だった根室の有名なローカルフード「エスロカップ」を食べる事に。
場所は、JR根室駅近くの「ニューモンブラン」という喫茶店へ。
セローを店の前に停め入っていく。

(北海道に来るといつも思うのですが、庇が無いのでお店の雰囲気が無く入り辛いんです)
やっぱり、雪の関係なんやろか?
店の中に入ると、普通の昔ながらの喫茶店でした。ソファーが置かれあり結構店内は広いです。
お水を持ってきてもらったおねえさんにエスロカップ大盛を頼み、ツーリングマップルとスマフォで今夜のキャンプ場を探します。
明日は、知床で観光予定です。特に知床岬クルーズの出航時間が午前10時なので、今日の内にできるだけ知床に近づいておきたいと考えていました。
どうするか考えていたら、エスロカップが運ばれてきました。
早速、いただきます。
バターライスの上にトンカツがのっており、その上にこの店オリジナルだと思われるデミグラスソースがかけてあります。
付き合わせで、キャベツの千切りとポテトサラダ、それとコンソメスープで結構なボリュームです。
大盛を食べきれるか心配でしたが何とか完食。
しかし、満腹で眠たくなってしまいました。
ここで、眠ってしまう訳にはいかないのでなんとか気合いを入れます。
でも、あまり頭が回らない状況なので、今日の宿は以前使ったことのある
中標津の緑ヶ丘森林公園キャンプ場にしました。
でも、ここから80km 2時間も掛かるため、キャンプ場到着は21時ぐらいになってしまいそうです。
ご飯も食べ、身も心も暖まったのでキャンプ場に向かうことに。
レジにてお金を払う時、お店の人に「今日は寒いのですか?」と聞いたところ、「今日は暑かったよ」との事
恐るべし北海道
店の前でセローと記念撮影し、キャンプ場に出発です。
時間は、19時を過ぎ回りは暗くなっています。さすがにこの時間だと根室に向かうツーリングライダーも見かけません。
今回で北海道ツーリング2回目の夜間走行です。前回は嵐の中、今回は晴れ間の中での走行で随分気が楽です。
しかし虫が多い、ヘルメットのシールドにバシバシ当たってき、視界が悪くなってしまうので、シールドを少し上げると、その隙間から虫が飛び込み直接顔に当たり痛いのなんの
痛さを我慢しながら、21時目的地に到着しました。
さすがに遅い時間なので静かにテント設営し近くの温泉へ。
ゆったり湯に浸かり今日の疲れをほぐしつつ明日の予定を考えていたら、知床岬クルーズの予約をしてないことに気付く。
セイコマでビールとおつまみと朝食のパンを買い、テントへ戻る。
1人ごそごそとビールを飲み、ネットでクルーズの予約をして11時就寝。
走行距離:557.6km
燃料給油量:14.0ℓ
燃料代:2,335円
燃費:40.35km/ℓ(舗装路メインだと燃費も良いわ)
コメント
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